No. 4248

ご無沙汰しております。ご多忙のところ、長文を失礼いたします。 貴院を卒業後も出血が続きましたが、転院先でも「初期にはよくあること。」と言われ、仕事を続けていました。しかし、14w5dに入院となり安静生活を続けていたものの出血は増えていきました(腹痛・大きな血の塊を伴うこともあり)。入院後の主治医の所見は、「前置胎盤(子宮口に少しかかる程度)によるもの。次第に上がってきて出血も止まる。」から、「子宮筋腫によるものか?」等、出血場所や原因は不明とのことでした。結局、発熱、破水があり、陣痛がきてしまい、20w6dに死産となりました。 産後、お腹や腰の激痛や発熱(38度)等の症状があり、1週間後の受診で感染症と診断され(症状による診断)、抗菌薬を5日間処方されました。抗菌薬の服用が終了した現在も腹痛と微熱が続いています。産後2週間経ちますが、出血も鮮血が続いています。クリニックへ電話すると、腹痛と出血はよくあることなので、予定通り10月末の受診まで自宅安静にして良いとの主治医からの指示でした。 上記の事象から主に2つの不安があります。 (1)現在も子宮内に菌が残っていた場合、次の妊娠に影響を与えるのではないか。 (2)妊娠~出産の症状は、不育症等、自身の体質が起因するものではなかったのか。(赤ちゃんは、最後の最後まで心拍がありました。) そこで、もう少し詳しい検査をしていただく為、早々に転院した方が良いのではないかと迷っております。転院先としては、総合病院(千葉大)か、対象であれば、貴院を考えております。 高橋先生のご意見をお聞かせください。宜しくお願いいたします。

No.4248 36823

カテゴリ: 流産

ご無沙汰しております。ご多忙のところ、長文を失礼いたします。
貴院を卒業後も出血が続きましたが、転院先でも「初期にはよくあること。」と言われ、仕事を続けていました。しかし、14w5dに入院となり安静生活を続けていたものの出血は増えていきました(腹痛・大きな血の塊を伴うこともあり)。入院後の主治医の所見は、「前置胎盤(子宮口に少しかかる程度)によるもの。次第に上がってきて出血も止まる。」から、「子宮筋腫によるものか?」等、出血場所や原因は不明とのことでした。結局、発熱、破水があり、陣痛がきてしまい、20w6dに死産となりました。
産後、お腹や腰の激痛や発熱(38度)等の症状があり、1週間後の受診で感染症と診断され(症状による診断)、抗菌薬を5日間処方されました。抗菌薬の服用が終了した現在も腹痛と微熱が続いています。産後2週間経ちますが、出血も鮮血が続いています。クリニックへ電話すると、腹痛と出血はよくあることなので、予定通り10月末の受診まで自宅安静にして良いとの主治医からの指示でした。
上記の事象から主に2つの不安があります。
(1)現在も子宮内に菌が残っていた場合、次の妊娠に影響を与えるのではないか。
(2)妊娠~出産の症状は、不育症等、自身の体質が起因するものではなかったのか。(赤ちゃんは、最後の最後まで心拍がありました。)
そこで、もう少し詳しい検査をしていただく為、早々に転院した方が良いのではないかと迷っております。転院先としては、総合病院(千葉大)か、対象であれば、貴院を考えております。
高橋先生のご意見をお聞かせください。宜しくお願いいたします。

高橋敬一院長からの回答

今回妊娠20週までいきながらの流産とは非常に残念です。出血持続からの感染による破水なのかもしれません。いまっもし区内感染があれば問題ですが、発熱・腹痛がなければ可能性は少ないと思います。出血は次回の生理まで持続します。不育症と出血/破水はあまり関係ないでしょう。検査をご希望ならば、当クリニックでも千葉大でも良いと思いますよ。