No. 4492

42歳です。 AMHが低く卵が月に1、2個しか育ちません。 高齢だとほとんどが染色体以上の卵だから、体外受精をするのも自然妊娠をするのもあまり変わらないと医師から言われました。 ①本当にそうなのでしょうか?(卵管、精子に異常がない前提) ②自然周期のタイミング法を選択した場合にも、DHEAは有効に働きますか?プロゲステロンが排卵日前に上がってしまうこともあると着床に悪い影響があるのでしょうか? ③高温期が短い場合は、漢方がよいのでしょうか?現在通院している医師は黄体機能不全とうのはひと昔前の話だからと何も処方してくれません。 ④FSHが高くプレマリンを処方されています。プレマリンを飲まなくても卵ほうは育ちますが、プレマリンを飲んでFSHを下げた方がよいのでしょうか?FSHが高いと卵の質に影響ありますか? またプレマリンを1ヶ月毎日飲み続けるよう言われています。黄体ホルモンの処方は無しです。バランスが崩れるようなことはないですか?

No.4492 なお

カテゴリ: 卵巣機能・卵巣機能低下 治療方針

42歳です。
AMHが低く卵が月に1、2個しか育ちません。
高齢だとほとんどが染色体以上の卵だから、体外受精をするのも自然妊娠をするのもあまり変わらないと医師から言われました。
①本当にそうなのでしょうか?(卵管、精子に異常がない前提)

②自然周期のタイミング法を選択した場合にも、DHEAは有効に働きますか?プロゲステロンが排卵日前に上がってしまうこともあると着床に悪い影響があるのでしょうか?

③高温期が短い場合は、漢方がよいのでしょうか?現在通院している医師は黄体機能不全とうのはひと昔前の話だからと何も処方してくれません。

④FSHが高くプレマリンを処方されています。プレマリンを飲まなくても卵ほうは育ちますが、プレマリンを飲んでFSHを下げた方がよいのでしょうか?FSHが高いと卵の質に影響ありますか?
またプレマリンを1ヶ月毎日飲み続けるよう言われています。黄体ホルモンの処方は無しです。バランスが崩れるようなことはないですか?

高橋敬一院長からの回答

年齢的にはかなり厳しい状況だとは思います。しかし、私は体外受精と自然妊娠が同じだとは考えていません。DHEAがタイミング法に有効かどうかの報告はあまり目にしません。DHEAは排卵誘発剤ではないので、そのような検討はされていないのでしょう。排卵前にプロゲステロンが上場すると、体外受精での妊娠率が下がるという報告はたくさんあります。一方、自然周期での報告は見たことがありません。自然周期では、正確な排卵日の特定が難しいのが実情です。高温期が短い場合には、排卵誘発剤や黄体ホルモンの補充が一般的な考え方です。特に漢方が良いとは思えませんが、使用してみても良いでしょう。一方、黄体機能は毎周期変わりますので、黄体機能不全をことさら強調する必要はないと私も思います。FSHが高い場合には、プレマリンがしばしば使用されます。FSHが高いことと、卵の質の関係は、原因なのか結果なのかは明確ではありません。プレマリンを使用しても排卵があるようなので、今の量が問題になるとは思えません。プレマリンの標準的な使用方法が明確あるわけではないので、使用する医師の考えで多少の変化はあると思います。