よくあるご質問

よくいただくご質問と回答をご紹介いたします。

質問一覧

治療にかかる費用について教えてください
基本的には検査と一般不妊治療、筋腫やポリープの手術など、は保険が適応されます。超音波検査、ホルモン検査などは、通常、月1回のみ保険が適応され、2回以上は自費となります。
初診時にかかる費用は、どれだけの検査をするかにもよりますが、保険/自費検査合わせて、およそ3万円以内で済みます。
排卵誘発剤(クロミフェン、HMG注射、HCG注射、など)を使用した場合には、超音波検査はその月に3回まで保険が適応されます。
一方、精子不動化抗体検査(5千円)、ビタミンD、などの特殊検査、人工授精(約2.5万円)、体外受精(約35万円)など、は自費診療となります。
禁欲期間は必要ですか?
禁欲期間は必要ありません。タイミング法でも、人工授精でも、体外受精でも、禁欲期間は短いほどよいのです。毎日性交渉を持つぐらいが最も妊娠しやすく、人工授精や体外受精の前日や前々日に性交渉を持って結構です。死んだ精子のたくさん混在する濃い精液よりも、多少薄くても新鮮な精子の方が妊娠しやすいのです。
どのような場合に人工授精(AIH)を行いますか?
精子の状態が不良の方、性交渉が持ちにくい方、原因不明の方に、には人工授精(AIH)がおこなわれます。費用は2.5万円で、妊娠率は1回あたり5~10%です。排卵時期(月経2週間目頃)に超音波検査をおこない、卵胞が2cmぐらいになれば、AIHの日取りを決定します。したがってAIH周期は、最低2回の来院が必要です。AIHの当日に、精子を持参(採取後3時間以内)するか、院内で採取して頂きます。精子を持参する場合には、採取後出来るだけ早いほうが良いのですが、1回1回の人工授精にあまり力を入れすぎると疲れてしまいます。3時間以内は大きな差は無いとお考え下さい。精子の洗浄/濃縮には約1時間必要です。精子を子宮内注入後は、すぐに歩いて問題ありませんし、その後の仕事など、通常の生活をなさって結構です。
体外受精の流れを教えてください
体外受精では、月経時期に古い卵胞の確認の超音波検査、その後、卵胞発育の確認に1~3回の超音波検査とホルモン採血、をおこないます。卵胞が2cmぐらいになり、(エストロゲン)ホルモン値が十分に高くなっていれば、採卵日を2~3日後に決定します。妊娠率は年齢によりますが、およそ20~30%位です。
採卵は朝9時頃になります。採卵時の痛み止めは、座薬、点滴、麻酔(意識消失)などがあり、ご希望に応じます。採卵後は昼ぐらいに帰宅しますが、その日は自宅安静することをお勧めしています。通常は仕事は翌日から可能ですが、採卵数が多い場合などには、長めの安静をお勧めしています。
採卵は、院長の高橋と藤田医師がおこないます。採卵数が少ない場合には主に院長の高橋がおこない、採卵数が多い場合には主に藤田医師が担当しています。
胚移植は現在主に院長の高橋がおこなっております。
と詳しくは、体外受精のパンフレット、DVDをご参照下さい。
自己注射は難しいですか?
当クリニックでは、ご希望の方には自己注射をお教えしております。仕事をされている方、遠方の方には自己注射をお勧め致します。半数以上の方が自己注射を選択しています。注射部位は、お腹やおしりの皮下(脂肪)におこないます。
自己注射には、主に2種類あり、看護師さんが使用するシンプルな注射器と一般的な細い針でおこなうものと、インスリン注射のように非常の細い針と専用の注射セットを使用するものとがあります。注射セットは簡単におこなえるのですが、費用が通常の3倍程度になるので、1日1万円を越えるぐらいになります。
自己注射をお教えするには1時間ほどかかりますので、その日の診察予約は4時までにおとり下さい。それ以降の場合には、自己注射のご説明は翌日以降になります。
メトホルミンはいつまで服用すれば良いですか?
糖代謝改善薬であり、糖代謝異常の方に使用します。
卵子・胚は糖をエネルギー源として利用しており、糖代謝を改善させることで、卵子の質の改善を期待します。
通常、1日500~1500mg(2~6錠)を、1日2~3回服用します。安全性の高い薬であり、低血糖などの副作用はほとんどないとされていますが、40%に吐き気などの副作用が、ごくまれ(1%未満)に代謝異常(アシドーシス)、筋肉融解(脱力感)などの可能性があります。
卵の成熟は80日程度かかりますので、体外受精を予定している方は最低2ヶ月前からの服用をお勧め致します。体外受精では、卵の質が向上したり、高年令の方の妊娠率が上昇した、との報告があります。
日本では、妊娠後は服用を中止する旨が能書には記載されていますが、アメリカではそのような記載はなく、むしろ使用を継続することで流産率や妊娠高血圧症候群が低下するので、継続使用を推奨されています。当クリニックでは少なくとも胎児心拍を認めるまでの使用をお勧めしていますが、卒業後は担当医の指示に従って下さい。
葉酸を摂ることを推奨されていますが、いつからいつまで摂取すれば良いでしょうか?
葉酸は赤ちゃんの正常な発育に欠かせないビタミンです。葉酸はDNAを構成している核酸やタンパク質の合成を促進する働きを持ちますが、妊娠初期に、神経管閉鎖障害(二分脊椎や無脳児など)の発症リスクを低下させる大切な役割を担っているのです。厚生労働省でも食品から摂ることに加えて1日400μgをサプリメントで摂ることを勧めています。妊娠前から妊娠12週までは、葉酸を積極的にお取り下さい。その後も妊娠中継続しても問題なく、むしろ継続した方がよいでしょう。
ビタミンDの摂取量を教えてください
ビタミンDは生殖でも重要です。40代ではビタミンD濃度が低い女性ほど卵子の減少が早い(AMHが低い)。卵胞液中のビタミンDの濃度が高い女性ほど体外受精の妊娠率が高い。PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の女性はビタミンD不足が多く、ビタミンDを補充することで排卵率が改善される、等の報告があります。また、妊娠中にビタミンDが不足すると、妊娠や出産のリスクが高くなるとの報告もあります。ビタミンDの理想値は30ng/ml以上とされ、少なくとも20ng/ml以上を目安にしています。1日15分程度日光に当たるとビタミンDは十分に産生されるのですが、最近はサプリメントが多用されます。不足気味の方は、妊娠中も、出産後もビタミンDを継続することが推奨されています。ビタミンD不足の方の1日摂取量の目安は50㎍(2,000単位)です。薬局やコンビニでの購入時には、1日50㎍の量をとれるものをお選び下さい。
アシストワンはどのようなサプリメントですか?
高濃度総合ビタミン剤であり、1日4包中には、葉酸800µg、ビタミンD50㎍、ビタミンC2,000mg、亜鉛15mg、コエンザイムQ10 100mg、Lカルニチン1,000mg、αリポ酸200mgと妊娠に良いとされるビタ ミン類は十分に含まれています。不妊症、乏精子症にも使用されています。また、疲労回復、風邪予防、味覚障害、などの効果も報告されています。妊娠するまでは1日4包を使用しますが、妊娠後は、中止するか1日1~2包に減量して下さい。
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)摂取の注意点は?
男性ホルモン、女性ホルモンのおおもとのホルモンであり、人間の体内では最も多いホルモンです。年齢と共に減少します。DHEAsを測定して、少ない方に使用しています。
卵巣機能の改善、性欲増進、気分の向上、免疫力向上、糖尿病予防、肥満抑制、老化防止などを目的に使用されます。
一方、前立腺疾患、乳がんの疑われる方には、使用を避けた方がよいでしょう。
副作用としては、ニキビ、多毛症、頭痛、鼻づまり、倦怠感、不眠、神経の興奮、動悸、糖尿病、高脂血症、甲状腺異常、心疾患、肝機能障害、高血圧、血液凝固異常、などがあります。不眠の副作用があるので、朝の服用が良いでしょう。
妊娠したら、服用は中止します。
メラトニンの服用時間について教えてください
睡眠と覚醒の周期を整える睡眠ホルモンで、体内にすでに存在します。強力な抗酸化作用を持ち、睡眠障害も改善し、免疫力も高めるとされ、卵子の質の改善や妊娠率の上昇が報告されています。1錠;3mgを就寝1~2時間前(夜10時頃)に使用します。体外受精では、採卵1~2ヶ月前から服用します。妊娠したら服用は中止です。
インフルエンザの治療薬(ワクチン、タミフル、リレンザ、など)は使用しても良いですか?
インフルエンザの治療薬は、ワクチン、抗ウイルス剤は、妊娠中でも、不妊治療中でも使用して結構です。赤ちゃんに問題はないとされます。むしろ、妊娠中は免疫機能が低下して、インフルエンザにかかりやすく、重症化しやすくなります。ワクチンは積極的に摂取することをお勧め致します。タミフルやリレンザなどは、インフルエンザの診断がついた場合には、出来るだけ早期に使用された方がよいでしょう。
「りすのへや」のご予約を予約したいのですが
当クリニックでは、お子様連れの方のために、お子様とご一緒に診察を待つスペース「りすのへや」を4階に設けております。りすのへや利用時間は午前中のみとなり、診察の予約は11時半までにおとり下さい。
保育士・保育補助員が勤務しておりますが、お子様との待合室であり、保育室ではないことをご理解下さい。「りすのへや」での食事はご遠慮下さい。また、発熱、かぜ症状、発疹、下痢、などある場合にも、ご利用を遠慮して頂いております。