アンチエイジングと糖質制限

糖質制限しながら減量するダイエットです

糖質制限ダイエットってどういうの?

糖質制限しながら減量するダイエットです

糖質制限

ごはん・パン・麺類などの主食をはじめとした糖質をカットし、おかずを中心にする「糖質制限食」を行う方法です。最大の魅力は主食を減らす代わりに、肉や魚などボリュームのある食事を楽しみながらダイエットできることです。

ダイエットだけではない効果あり!

糖質制限の効果

糖質を大量に摂ると血糖値の乱高下が起こり、血流・代謝が乱れます。イライラや気分の落ち込みもこれが要因のひとつと考えられます。

糖質をカットすれば血流・代謝が安定するので精神的な安定も期待できます。

糖質で太るわけは?

糖で太るわけ

インスリン=肥満ホルモンだった!

主食など糖質の多い食事をしていると、血糖値が急上昇するたびにインスリンが追加分泌され、そのたびにブドウ糖を中性脂肪に変えて体脂肪がため 込まれていきます。インスリンが追加分泌されるのは、糖質を食べたときだけです。たんぱく質や脂質は血糖値を上げません。ですから、糖質のとりすぎが肥満 の原因であり、太りやすさは糖質の摂取量で決まるといっても過言ではないのです。

当院の「糖質制限ダイエット」への取り組み

妊娠を望むに当たってカラダとココロの準備をすることが必要かと思われます。適正体重よりオーバーしていたり、貧血気味で疲れやすかったり、冷え性やむくみだったり・・・、生殖機能の老化といった自覚症状ではわからない原因もあるかもしれません。

 糖質制限ダイエットをすることにより、まず体重減少が期待できます。また血行が良くなるので冷え性・むくみが改善、当然骨盤内の血行も良くな りますから子宮内膜の組織が受精卵を着床しやすい環境に整います。更にアンチエイジングにも効果的なので卵巣の働きも良くなります。

 糖質制限ダイエットは、イライラや気分の落ち込みの原因と考えられる血糖値の乱高下が抑えられるので精神的な安定も期待できます。

 カラダやココロがしっかり準備できていれば生まれてくる赤ちゃんも安心ですね。当院では、このように毎日の食事で改善効果を期待できる糖質制限ダイエットを推奨しています。

白井 由紀

【プロフィール】

管理栄養士 白井 由紀

大学病院、給食施設など勤務経験を経て平成27年4月

から高橋ウイメンズクリニックに栄養相談担当として勤務

栄養士シライの活動報告書

糖質制限ダイエットセミナー

[糖質制限ダイエットセミナー]は糖質制限は不妊に悩む方だけではなく、減量したい、血糖値が高い、若々しくなりたいなど、健康になりたい方ならどなたでも参加可能です。もちろん男性も、おばちゃんもOK!

 皆さんにはずっとキラキラした毎日を送ってもらいたいから・・・私と一緒に楽しく勉強しましょう。

準備中

よくある質問

みなさまから寄せられた質問にお答えします。

Q:糖質制限と炭水化物制限はどう違うのですか?
A:中身がわかれば違いがわかります。考え方としては糖質制限ダイエットをお勧めします。
炭水化物=糖質+食物繊維
 「炭水化物制限」と「糖質制限」同じようですが中身を知ると違いがわかってきます。
 炭水化物=糖質+食物繊維
 炭水化物には糖質と食物繊維が含まれています。まず糖質制限ダイエットの基本は食事中の主食を抜くということなので、それが「炭水化物制限ダイエット」 という言葉で浸透されているのかと思われます。炭水化物を制限すると食物繊維の摂取量も減りがちになってしまいます。
 糖質は血糖を上げますが、食物繊維には血糖値の急上昇を抑える、お通じを良くする、コレステロールを下げるといった効果があるので制限せずにむしろ積極的に摂ることを勧めています。
Q:ご飯を食べないなんて抵抗があります。
A:ご自分のペースで始めましょう。まずは1/3の量に。

 「ご飯、パン、パスタ、麺類・・・毎日お世話になっている主食を抜くなんて考えられない」確かにそうですね。まずは主食を抜くのではなく控えることから始めましょう。
 まずは今の摂取量を1/3にしてみましょう。具体的に挙げると、1日3食のうち、1~2食を穀類・いも類の炭水化物を抜きましょう。ベストは夜に抜くことです。
 最初は炭水化物を抜くことが辛くても少しずつ慣れてきます。夜に抜くことに慣れてきたら朝を抜く、というように徐々に慣らしていきましょう。そうすることで改善されるのを実感できるでしょう。
 おかずを先に食べて最後に主食を摂るという食べる順番を変えるだけでも糖質制限につながります。また最近は低糖パンや低糖麺も市販で手に入るので、そういうものを上手く利用するのもありです。
Q:糖質を摂らないと頭が働かないのでは?
A:糖質制限をしても脳はきちんと機能します。

 人間の体は糖質を摂らなくても脂質をエネルギー源にできるため、糖質制限をしても脳が働かなくなるということはありません。体には肝臓でたんぱく質が分 解されたアミノ酸からブドウ糖を作り出す「糖新生」という働きが備わっているからです。また「脳はブドウ糖からしか利用できない」は間違いで、脳は脂肪か ら作られるケトン体という物質をいくらでも利用して働くことができます。
 食後の眠気や空腹時のイライラ感などの不調は高血糖から低血糖への急速な低下でおきます。あらかじめ血糖値が低めで安定していれば食後の眠気や空腹時の イライラ感はおこりにくいのです。従って糖質を多く含む清涼飲料水やお菓子の爆食いは眠気やイライラ感を増強することとなります。

参考文献

『ケトン体が人類を救う』

宗田哲男 著 光文社新書

ケトン体とは脂肪が分解されることによりできる物質です。糖質制限をすると糖質の代わりにケトン体がエネルギーとして使われます。

著者は市原市にある宗田マタニティクリニックの産科医。妊娠糖尿病のことや、血糖値が高い妊婦達が、どうやって血糖をコントロールしながら出産 に至ったかの項目は必見です。糖質制限の仕組みや効果が、とても詳しく記載されているので糖質制限ダイエットの手始めとして手に取っていただきたい一冊で す。

『食品別糖質量ハンドブック』

監修 江部康二 羊泉社

 ずばり食材、料理の糖質量が記載されています。挙げられているものは普段私たちが目にする食材ばかり。ファストフード店やファミレスにあるメ ニューもあります。実際に糖質制限食を実施している病院の献立も紹介されているので参考になります。本の大きさも手帳サイズという便利さ。これを持ってい れば外出先でも食べるものに困りませんね。

『糖質オフ!で やせるレシピ』

牧田善二 著  牛尾理恵(料理) 成美堂出版 日本図書館協定選定図書

 家庭で簡単に作れるレシピが紹介されています。レシピ本ですが糖質制限ダイエットの仕組みや実践方法がわかりやすく記載されていています。イラストもかわいらしい感じで料理もどれもおいしそうで、最後まで楽しく読めます。