お知らせ

高橋ウィメンズクリニックからのお知らせです。

着床障害の新しい検査(慢性子宮内膜炎・子宮内細菌叢:フローラ)をできるようになりました!

Ⅰ)従来の着床障害の原因    ①粘膜下子宮筋腫、子宮内膜ポリープ  ②卵管水腫 
        検査方法    ①子宮鏡               ②子宮卵管造影検査

Ⅱ)最近での着床障害原因    ①慢性子宮内膜感染    ②子宮内膜フローラ(細菌叢)  ③子宮収縮
        検査方法    ①子宮内膜組織検査(CD138免疫染色)  ②子宮内細菌検査  ③MRI

従来の着床障害検査は、着床障害が疑われる方全ての方に検査する必要があり、子宮鏡と子宮卵管造影検査で、子宮内の異常や、卵管水腫の有無を検査します。対策は、主に手術により、粘膜下筋腫、子宮内膜ポリープの切除、卵管水腫の内容液吸引、アルコール固定、切除など、主に手術により対処します。
最近の着床障害の原因検索は、体外受精で、良好胚を2~3回移植しても妊娠しない、40才未満の方が対象です。従来の検査は、すでに受けておく必要があります。胚移植の反復不成功の方の原因が、胚の染色体が主な原因と考えられる40才以上の方は、アシステッドハンチングもお考え下さい。
慢性子宮内膜炎(約8千円)と、子宮内細菌叢(フローラ)遺伝子検査(約3.5万円)は、生理6~10日におこなっております。問題がある場合には、抗生物質(2週間)やラクトバチルス・乳酸菌製剤を使用致します。

なお、胚が着床しやすい時期である、着床の窓(インプランテーションウィンドウ;という概念)があり、着床に適している時期かどうかを遺伝子発現で検出するとされるERA検査(約20万円)については、現在当クリニックではおこなっておりません。
この検査は、商業的な面が先走っているようで、その有用性はまだ明確ではありません。そもそも子宮内膜の状態は毎周期異なるので、胚移植する時期と異なる周期におこなった結果が、胚移植の周期に同じであるという保証もないのです。実際に最近では、ERA検査の有用性を否定するような報告も出てきています。

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