第5回男性不妊ドクターズ講演会 幕張の動画が公開されました

7月28日(土)幕張メッセで行われました講演会の動画が「MIDS男性不妊ドクターズ」のホームページにUPされました。
院長の講演の様子もご覧いただけますので、是非ご覧ください。
https://youtu.be/cprLp-LGhOk
活動や学会発表等のご紹介です。
高橋ウイメンズクリニックでは、「ちばIVFセンター」において生殖医療/不妊治療の臨床研究を行っております。
臨床研究を実施する際には文書もしくは口頭で説明を行い、同意を得たうえで実施します。臨床研究のうち患者様への侵襲*1や介入*2もなく、過去の診療録(カルテ)等の情報のみを用いた研究等については、国が定めた指針に基づき、患者様のお一人ずつから同意を得る必要がありません。しかし、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し拒否の機会を保障することが必要とされております。このような手法を「オプトアウト」といいます。
オプトアウトを用いた研究は以下の通りです。研究への協力をご希望されない場合やご質問等は、お手数ですが、下記までご連絡をお願いいたします。
生殖医療/不妊治療はいまだに発展途中であり、個人の情報を保護した上で、生殖医療の進歩に役立つ解析・研究を行い、皆様へより良い生殖医療を提供できるために、ご理解とご協力をお願い致します。
*1 侵襲とは、手術や医療処置などによって生体内に何らかの変化をもたらす行為
*2 介入とは、研究目的で実施する医療行為
番号をクリックしていただくと研究課題の詳細をご覧いただけます。
TWC20-001 | 体外受精胚移植における胚の受精能、胚発生能および妊娠能の後方視的検討 |
TWC20-002 | 凍結胚盤胞の融解後の培養に用いる培養液が胚着床能に及ぼす影響 |
TWC21-002 | 慢性子宮内膜炎の臨床的検討 |
受付番号 | TWC20-001 |
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研究課題名 | 体外受精胚移植における胚の受精能、胚発生能および妊娠能の後方視的検討 |
実施責任者 | 高橋ウイメンズクリニック 院長 髙橋敬一 |
研究目的 | 最適な治療・胚培養環境の確立を目指すため、体外受精の胚盤胞発生率と患者背景、排卵誘発方法、培養条件との関連を後方視的に検討する。 |
研究期間 | 承認後~2023年3月31日 |
研究対象者 | 2016年~2020年に当院で体外受精胚移植を施行した方 |
研究の方法 (使用する試料/情報等) |
利用する情報:カルテから診療情報、Wish(体外受精管理システム)から培養記録 |
個人情報の取り扱い | 利用する情報から氏名や住所等の患者様を直接特定できる個人情報は削除いたします。また、研究成果は学会等で発表を予定していますが、その際も患者様を特定できる個人情報は利用しません。 |
本研究の資金源 | 本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。 |
お問い合わせ先 | 高橋ウイメンズクリニック ラボ課 電話 043-241-8017(直通) |
受付番号 | TWC20-002 |
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研究課題名 | 凍結胚盤胞の融解後の培養に用いる培養液が胚着床能に及ぼす影響 |
実施責任者 | 高橋ウイメンズクリニック 院長 髙橋敬一 |
研究目的 | 凍結胚融解後の回復培養(2〜3時間培養)に用いる培養液あるいはそれに添加する物質が胚盤胞の接着現象へどのように影響するかをin vitro実験で検証する |
研究期間 | 承認後~2024年3月31日 |
研究対象 | 高橋ウィメンズクリニックにて体外受精を行い、移植されることなく患者が廃棄を希望した凍結胚盤胞 |
研究の方法 (使用する試料/情報等) |
廃棄凍結胚盤胞を用いて、着床能・着床後胚の成長・胚盤胞の分化・遺伝子発現の変化を調べる |
個人情報の取り扱い | 利用する情報から氏名や住所等の患者様を直接特定できる個人情報は削除いたします。また、研究成果は学会等で発表を予定していますが、その際も患者様を特定できる個人情報は利用しません。 |
本研究の資金源 | 本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。 |
お問い合わせ先 | 高橋ウイメンズクリニック ラボ課 岡部 電話 043-241-8017(直通) |
受付番号 | TWC21-002 |
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研究課題名 | 慢性子宮内膜炎の臨床的検討 |
実施責任者 | 高橋ウイメンズクリニック 院長 髙橋敬一 |
研究目的 | 慢性子宮内膜炎の治療薬の効果と胚移植後の成績について |
研究期間 | 2018年5月~2023年3月 |
研究対象者 | 2018年2月~2021年3月に慢性子宮内膜炎の検査を受けられた方 |
研究の方法 (使用する試料/情報等) |
カルテから診療情報 |
個人情報の取り扱い | 利用する情報から氏名や住所等の患者様を直接特定できる個人情報は削除いたします。また、研究成果は学会等で発表を予定していますが、その際も患者様を特定できる個人情報は利用しません。 |
本研究の資金源 | 本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。 |
お問い合わせ先 | 高橋ウイメンズクリニック ラボ課 樋口 電話 043-241-8017(直通) |
7月28日(土)幕張メッセで行われました講演会の動画が「MIDS男性不妊ドクターズ」のホームページにUPされました。
院長の講演の様子もご覧いただけますので、是非ご覧ください。
https://youtu.be/cprLp-LGhOk
7月28日(土)幕張メッセにて開催されました「夫婦で妊活 心のケアが明日をつくる」で、
院長が講演を致しました。
出産や不妊治療は夫婦の問題であることから「夫婦間の意欲の温度差、認識のずれをなくすことが必要」と夫婦で理解することの重要さについて講演致しました。
※詳しくは、「院長ブログ」8月6日もご覧ください
6月24日(日)19時からフジテレビで放送されました、「ザ・ドクタージャッジ」に出演致しました。
様々な人が行っている、様々な民間療法・健康法について、現役医師20人が○と×で判定し、それぞれの意見を討論する医療番組です。
コメントは・・・
1)高齢の方や体力が低下している方には、乳児用ミルクを追加で摂取することは、有効な方法ですよ~~!
2)炭酸水は、特に悪いことはないので、水分補給としてどんどんとって下さいね~~!
という、産婦人科医としてはあまり関係のない話が採用されて放映されました。
なかなか産婦人科自体は、一般的な健康法の話題では出番が少なかったのですが、
なんとか足跡は残してまいりました。 高橋敬一
同じ専門の医師同士(婦人科なら婦人科医同士、内科なら内科医同士)が、「もし自身や大切な人が、自らの分野・関連分野の治療を必要とする際、自分以外の誰に治療を委ねるか」という視点で評価し、Best Doctorsに認定されます。
支持し認めて下さった先生方に感謝するとともに、日々、当院で診療に携わっていただいている先生方や様々なスタッフの協力に感謝致します。これを機会に、患者さんに更なる質の高い診療を提供出来るよう頑張っていきたいと思います。
東京・恵比寿にありますJ・YOSHIDA CLINICは、細胞培養技術を活用し肌年齢を若く保つ肌再生治療をされています。
当院は胚を培養しますが、肌細胞を培養されている「培養」つながりでクリーンルームを見学させていただきました。無塵服を着用し、クリーンルームの心臓部である細胞調整室での写真です。
2014年4月
Dr.Quinnは25年前に体外受精の市販培養液を作製した世界的に有名な博士です。
25年前、私は体外受精を日本で先駆けて始めていた虎の門病院で、体外受精にたずさわれたのですが、Dr.QuinnのHTF培養液を使用することで妊娠率が劇的に改善しました。
そのHTF制作者のDr.Quinnが訪問してきてくれたのです。始めてHTFを知ってから4半世紀経っての交流で、非常に感激、感慨深いものがありました。
日本生殖医学会より、生殖医療専門医の研修施設として認定していただきました。
詳しくは、院長ブログ2014年4月14日をご参照ください。
2001年10月、第4回IVF研究会(淡路島)懇親会にて
エドワード博士は、とても温和で暖かみのある話し方をされ、英語をあまり理解していないであろう若造にも、笑顔で話して下さりました。今後2度とないであろう、ノーベル賞受賞者との接触でしたが、エドワード博士は握手にも気さくに応じて下さりましたが、暖かく柔らかい大きな手であったと記憶しています。
世界に影響を与える業績を積み上げたにもかかわらず、柔和で、気さくに話しかけて下さったエドワード博士のお人柄は、今でも私のお手本でなのです。
エドワード博士をお手本に、自分の生きがい・存在意義を認識しつつ、エドワード博士の業績の恩恵を一人でも多くの皆さんに届けられるよう精一杯頑張っていきたいと思います。