診療内容

高橋ウィメンズクリニックの
診療内容をご案内いたします。

一般不妊治療

タイミング法/排卵誘発
性交渉は多ければ多いほど妊娠しやすいのです。
人工授精(AIH)
年間1,500件以上のAIHをおこなっており、2019年は175人の方が妊娠されています。
アンチ・ミューラリアンホルモン(卵巣年齢)AMH測定
卵巣年齢は重要な検査で、最初におこないます。

高度生殖医療 (ART)

体外受精・胚移植(IVF・ET)
37才以上の方には、体外受精もお勧めしています。
顕微授精(ICSI)
精子が不良の時には、顕微授精をお勧めします。
胚凍結
胚移植は原則1個であり、良好な余剰胚は凍結保存されます。

着床前検査

着床前検査

着床前検査とは

着床前検査(PGT:Pre implantation Genetic Testing)は、体外受精で得られた受精卵(胚)を体内に戻す前に、胚の一部を採取して染色体や遺伝子を調べる検査です。
検査の種類により3つに分類されます。

①PGT-A(着床前染色体異数性検査)
偶発的に起こる染色体の数の異常(数的異常)に起因するART※1不成功や流産の可能性を下げることが目的
※1 ART(Assisted Reproductive Technology):卵子や精子を体外に取り出し、体外で受精させる技術(生殖補助医療技術)
②PGT-SR(着床前染色体構造検査)
染色体の構造の異常に起因して流産を繰り返す夫婦において、流産の可能性を下げることが目的
③PGT-M(着床前遺伝子検査)
夫婦の遺伝子変異が原因で児が重篤な遺伝性疾患を引き起こす可能性がある場合に、受精卵に遺伝子異常があるかどうか調べる目的

日本では、PGT-SRとPGT-Mのみ実施されていましたが、2020年より新たにPGT-Aの有用性を検証する目的で臨床研究が開始されました。

PGT-Aの臨床研究について

日本産科婦人科学会主導の他施設共同研究となり、学会から認可のおりた施設のみ参加が出来ます。
当クリニックは研究分担施設として認可を受け、PGT-Aを実施することが可能となりました。
着床前検査を受ける場合は、一定の条件を満たす必要があり条件は以下のいずれかとなります。

反復ART不成功
直近の胚移植で2回以上連続して臨床的妊娠が成立していない方
習慣流産(反復流産含む)
過去の妊娠で臨床的流産を2回以上反復し、流産時の臨床情報が得られおり、抗リン脂質抗体症候群の検査を行い陰性が確認されている方
※習慣流産で検査対象になる場合は、「抗リン脂質抗体症候群の検査」「ご夫婦の染色体検査」の実施が必須となります。
染色体構造異常
夫婦いずれかにリプロダクション(生殖)に影響する染色体構造異常がある方

着床前検査のメリット・デメリット

メリット
染色体の数的異常がある胚を移植対象から除くことで、流産のリスク減少・胚移植あたりの妊娠率の向上が期待されます。
デメリット>
  • 検査の為に細胞を採取することで胚へダメージを与える可能性があります。
  • 検査精度が100%ではありません。
    (細胞の採取はのちに胎盤となる部分から行う為、胎児の染色体異常が判断できない可能性があります)

着床前検査実施までの流れ

当クリニックを受診されていない方は、初診の予約をお取りください。
(初診予約は電話のみでの受付となります。043-243-8024へお電話ください。)

  1. 診察(参加意思の確認・同意書のお渡し)
  2. 遺伝カウンセリング実施
  3. 採卵・胚生検(胚の一部を採取)・胚凍結
  4. 医師から検査結果の説明
  5. 胚移植

着床前検査にかかる費用


遺伝カウンセリング費用¥11,000
着床前検査費用(胚1個あたり)¥93,500

※上記とは別に体外受精の費用がかかります。詳しくは、本ホームページの「費用について」をご確認ください。

留意事項

  • 着床前検査を受けられるのは、当クリニックで胚移植まで実施していただける方に限ります。
  • 当クリニックで胚移植を行わずに、着床前検査の実施のみを目的とした患者様の受け入れは行っておりませんのでご了承ください。

子宮鏡下手術 (レゼクトスコープ)

子宮内膜ポリープ、粘膜下筋腫(3cm以下)、中隔子宮、子宮内腔癒着など、着床障害や習慣流産/不育症の原因となる疾患の治療を日帰りでおこなっています。

卵管手術

卵管鏡下卵管形成術(FTカテーテル)
卵管(間質部)閉塞の方に、バルーンで卵管を拡張/開通させます。日帰り手術です。
選択的卵管造影開通術
卵管造影検査(HSG)で、卵管(間質部)閉塞がある場合には、即座に卵管開口部に特別のカテーテルをあてて、卵管を開通させます。

不育症、習慣流産

血液検査(抗リン脂質抗体、血液凝固能検査、染色体分析、糖尿病、甲状腺機能、抗核抗体、など)
血液凝固異常には、抗凝固剤のアスピリン内服、ヘパリン注射、などがおこなわれます。
子宮奇形、粘膜下筋腫などの検査(子宮鏡検査・子宮卵管造影検査)
中隔子宮、粘膜下筋腫などには、子宮鏡下手術により、子宮中隔や粘膜下筋腫の切除をおこないます。

泌尿器科 (男性不妊症)

担当 : 市川教授 (火曜日午後・土曜日)

診察
精巣の大きさ、精索静脈瘤の有無の確認
精液検査
一般精液検査・特殊検査をおこないます。
超音波検査
精索静脈瘤の血流の測定
ホルモン採血
男性ホルモンなどの測定
染色体分析
重症の乏精子症には血液で染色体分析をおこないます。
薬物療法
精索静脈瘤手術
血流が悪い場合には、千葉大学にて精索静脈瘤手術(入院)をおこないます。
TESE(精巣精子回収術)
無精子症の方には、精巣より組織を採取し、精子を探します。

局所麻酔による日帰り手術(18万円:自費)です。
精子が確認できた場合には、凍結保存し、後日、顕微授精による授精を目指します。
困難なTESEの方は、千葉大学に紹介・入院しての対応となります。