よくあるご質問

よくいただくご質問と回答をご紹介いたします。

質問一覧

通院での待ち時間はどのくらいですか
診察状況によりますが、約1時間ほどになります。待ち時間がないように努力していきますが、待ち時間がある場合、受付スタッフにお声がけいただき、外でお待ちいただくことも可能です。
土曜日は混雑しますので、時間に余裕をもっておいでください。
午後は比較的すいていますので、待ち時間も少なくなります。可能ならば午後もご利用ください。
ネット予約が取れない時はどうしたらよいですか
クリニックにお電話をいただければ受付スタッフがお取りいたします。
ネット予約では予約人数枠が設定されているため、直前では予約が既に埋まっていることがあります。急に診察が必要になった場合などは、調整させていただきます。
検査での来院は何回くらいですか
初診で来院して女性の場合は、最初の1か月は、約2~4回の来院となります。生理2~5日目にホルモン採血、生理6~10日目(生理終了後)に子宮鏡や子宮卵管造影検査を行います。その後は、排卵時期に超音波検査になります。
男性の場合は、1回の来院で感染症の検査、精液検査を行うことが可能です。
どのような場合に人工授精(AIH)を行いますか
精子の状態が不良の方、性交渉が持ちにくい方、原因不明の方におこなわれます。
費用は約1万円(保険適応)で、妊娠率は1回あたり5~10%です。
排卵時期(月経開始2週間目頃)に超音波検査を行い、卵胞が2cmぐらいになればAIHの日取りを決定しますので、最低2回の来院が必要です。
AIHの当日は、精子を持参するか院内で採取していただきます。精子を持参する場合には、採取後出来るだけ早いほうが良いのですが4時間以内にお持ちください。
精子を子宮内注入後は、すぐに歩いても問題はなく、その後の仕事など日常の生活をなさって結構です。
「りすのへや」を予約したいのですが
当クリニックでは、お子様連れの方のために、お子様とご一緒に診察を待つスペース「りすのへや」を4階に設けております。りすのへや利用時間は午前中のみとなり、診察の予約は10時30分までにおとりください。
保育士が勤務しておりますが、お子様との待合室であり、保育室ではないことをご理解下さい。「りすのへや」での食事はご遠慮ください。また、発熱、かぜ症状、発疹、下痢、などある場合にも、ご利用を遠慮していただいております。
医師の指名はできますか
基本的に、院長は主に体外受精周期・難治症例の患者様を、藤田医師・岡田医師は一般不妊治療・体外受精も含めた患者様の診察を行っています。
「宗教上の理由」や「女性医師希望」など受診する医師のご希望がありましたら、受付時にご相談ください。
しかし、全てのご要望にお応えできないこともありますのでご理解をお願いいたします。
また、ご希望をお申し出いただいても待ち時間軽減のために診察する医師が変更になる場合もございます。
クレジットカードは利用できますか
現在、デビットカードの利用は可能です。クレジットカードは利用できません。
駐車場はありますか
ご用意がありません。近隣のコインパーキングをご利用いただくか、可能でしたら公共交通機関のご利用をおすすめしています。
体外受精は高額療養費制度を利用できますか
高額療養費制度とは、保険適用される診療に対し支払った自己負担額が上限額を超えた場合にその超えた金額を支給する制度です。
保険適用で体外受精を治療された場合は利用できます。
ただし、治療途中で利用の変更があると、自己負担額の事務手続きがやり直しになり、皆様をお待たせすることにつながります。ご希望の方は、早めに受付にご相談ください。
少量の出血だが生理1日目としていいのか?判断基準を教えてください。
真っ赤な血がしっかりした量(ナプキンを替える必要がある)が出た日を生理1日目とカウントしていただければ大丈夫です。
サプリ購入のみで来院しても良いですか?
通院中の方は可能です。事前にお電話をお願いいたします。
また、アシストシリーズはネット販売もございますのでご利用ください。
詳しくは→『こちらをクリック!』
アシストワンはどのようなサプリメントですか?
高濃度総合ビタミン剤であり、1日4包中には、葉酸800µg、ビタミンD50㎍、ビタミンC2,000mg、亜鉛15mg、コエンザイムQ10 100mg、Lカルニチン1,000mg、αリポ酸200mgと妊娠に良いとされるビタ ミン類は十分に含まれています。不妊症、乏精子症にも使用されています。また、疲労回復、風邪予防、味覚障害、などの効果も報告されています。妊娠するまでは1日4包を使用しますが、妊娠後は、中止するか1日1~2包に減量して下さい。
インフルエンザワクチンや新型コロナワクチンを受けて良いか。(妊娠中、治療中)やってはいけない期間はあるか
インフルエンザワクチン、新型コロナワクチンと共に、不妊治療中でも、妊娠中でもいつでも接種することが可能です。必要ならば早めに受けていただいて大丈夫ですよ。
アシストワンなどクリニックのサプリメントを飲み始めたら、お小水がすごく黄色くなりました。大丈夫ですか。
大丈夫です。
アシストワンや葉酸サプリなどを代謝して、不要なものが排出されている状態なのでご安心くださいね。
サプリメント内服後に何か体調不良がありましたら、医師にご相談ください。
エストラーナが剥がれた場合や内服忘れなどの対応を教えてください。
エストラーナを貼ってすぐに剥がれた場合は、お手持ち分のエストラーナをすぐ貼っていただければ大丈夫です。また、1日経過しているなど、しばらく貼っていた場合は、そのまま次回の貼り替え日を待っていただき、予定日に合わせて新しく貼るようにしてください。
内服忘れに関しては、当日中に内服忘れがわかった場合、その日のうちに忘れた分を内服してください。また、1日経過しれから忘れたことに気づいた場合、薬袋の指示通り内服していただき、飲み忘れた分は取っておいてください。追加で内服する必要はありません。
ジュリナ(エストラジオール)の飲む数を間違えてしまった、または飲むのを一回忘れてしまった。どうしたらいいですか。
薬の飲み忘れに気付いた時点で、飲み忘れた薬をすぐに飲んでください。次回飲むタイミングで気づいた場合には、合わせた量を飲んで、その後は予定通りに内服するようにしてくださいね。
移植はいつ行うのですか。
移植の方法は、主に自然周期とホルモン補充周期の二つに分けられます。受精卵の状態にもよりますが、胚盤胞の場合は以下のようになります。
自然周期:排卵後から5日後(排卵日が重要となるため、生理周期が順調の方が対象です)
ホルモン補充周期:黄体ホルモン剤開始後、5~6日後になります。
排卵誘発、採卵後の周期は、卵巣が疲れているので、全例ホルモン補充周期、排卵が順調ならば自然周期で胚移植いたします。妊娠率は同等です。
移植の当日の膣錠は、移植前に挿入に挿入した方が良いか、移植後に挿入した方が良いですか
朝分の膣錠は通常通り使用し、お昼分の膣錠は移植終了後に使用をしてくださいね。
 例えば、1日3回の指示であれば移植当日は、朝・移植後・夜に変更していただければ大丈夫です。
午前中でも午後の移植でも、どちらも同様です。
2人目希望や前回の受診から1年以上たっている場合、どのタイミングで受診すれば良いですか
基本的には、妊活再開を希望されたらすぐに受診していただいて大丈夫です。
前回の受診より1年以上経過している場合、不妊症検査は一通り必要のため生理2~5日目以内のホルモン採血検査に来ていただければ良いかと思います。また、お子様がいらっしゃる場合、卒乳ができていれば治療は開始可能ですよ。
検査や治療での痛みに不安があります。事前に知りたいです。
ほぼ毎回行うのは、排卵時期の超音波検査になります。経腟エコーのため、卵巣の位置によっては見えにくいので、時には痛みを感じてしまう場合がありますが、あまり心配はいりません。
子宮卵管造影検査に皆さんご不安が強いようですが、当院では事前に痛み止めを内服していただいてから検査を行います。ご希望ならば痛み止めの追加や坐薬も使用可能ですので、ご不安な場合にはご相談ください。
人工授精(AIH)当日は夫の来院は必要ですか
精液を持参していただければ不要です。できるだけ採取後4時間以内にお持ちいただけますか。冬などは精液が冷えないように、内ポケットなどに入れてお持ちください。
体外受精診察の生理3日目以内やホルモン採血の生理5日以内の通院の都合がつかず、生理4日目や6日目になってしまうのはダメですか?
都合がつかない場合は、来院可能な日に来院していただければと思います。医師が判断して、行える検査や治療をしていきましょう。
採卵が決まった日~採卵前日まで使う鎮痛坐薬について1回忘れてしまった。どうしたら良いですか。
気が付いた時点ですぐに使用していただければ大丈夫です。1回忘れても大きな影響はありませんので、予定通りに来院してくださいね。
体外受精当日は夫の来院は必要ですか
精液を持参していただければ不要です。できるだけ採取後4時間以内にはお持ちいただけますか。冬などは精液が冷えないように、内ポケットなどに入れてお持ちください。
誘発方法はどのように決定されますか。また、誘発方法の種類が知りたいです。
生理中に来院していただき、大きくなりそうな卵胞が何個あるかを確認後、誘発方法を決定していきます。
種類としては、マイルド法、PPOS法、アンタゴニスト法、ロング法などです。基本検査で特に問題ない場合は標準法であるPPOS法になることが多いです。若くて、AMHが高い(>4)ならば、まずはマイルド法が推奨されます。実際にはその周期の状態を見てからの医師との相談になります。
自己注射は難しいですか
注射にはペンタイプとシリンジタイプあり、どちらかを選んでいただきます。
シリンジタイプは、注射器に針を接続し薬液を吸い上げて注射します。
ペンタイプは、既に薬液がペンの中に入っていて針を付けて注射します。
ペンタイプは取り扱いや注射を簡単に行えますが、費用はシリンジの2~3倍かかります。
恐がりはペンタイプ、恐がりでなければシリンジタイプとお考えください。
ただし、シリンジタイプも難しいものではなく、太い注射針を使用するものでもないため、痛みも強くありません。どちらも心配いりませんよ。
自己注射に不安があります。通院して注射を打ってもらえますか。
ご自身での注射が怖い場合には、通院していただければ看護師が注射いたします。
遠方の方や来院が難しい方など当院では7~8割の患者様が自己注射されていますが、ご自身の都合の良い方法で対応させていただきます。
自己注射を行っていただく際は、事前に動画を見ておいていただた後に看護師が一緒に自己注射を確認しながら説明していますが、説明を聞いても、ご自身での注射が怖い場合には、通院での注射をお申し出ください。
帝王切開後の治療再開はいつから可能ですか
帝王切開を受けた場合、一般的には次の妊娠は1年間ほど開けるように説明されることが多いようです。しかし、これは絶対的なものではなく6ヶ月で妊娠を許可する施設もあります。子宮筋腫の核出術、反復帝王切開後、帝王切開時のトラブル発生、などでなければ、半年で妊娠されることも許容されると思います。ただし、自己判断でなく、実際には担当医に確認される方が最も良いと思います。
出産後の凍結胚移植をするには、どのような準備や検査を受ければ良いのでしょうか?
出産後の凍結胚移植前に次の検査をうけていただきます。
・ホルモン検査:LH、FSH、プロラクチン、甲状腺 (生理2~5日目)
・子宮鏡検査 (生理6~10日目)
・感染症検査:B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV (月経周期の時期に関係なくいつでも可)
禁欲期間は必要ですか
禁欲期間は必要ありません。タイミング法でも、人工授精でも、体外受精でも、禁欲期間は短いほどよいのです。毎日性交渉を持つぐらいが最も妊娠しやすく、人工授精や体外受精の前日や前々日に性交渉を持って結構です。死んだ精子のたくさん混在する濃い精液よりも、多少薄くても新鮮な精子の方が妊娠しやすいのです。
体外受精の流れを教えてください
体外受精では、月経時期に古い卵胞の確認の超音波検査、その後、卵胞発育の確認に1~3回の超音波検査とホルモン採血、をおこないます。卵胞が2cmぐらいになり、(エストロゲン)ホルモン値が十分に高くなっていれば、採卵日を2~3日後に決定します。妊娠率は年齢によりますが、およそ20~30%位です。
採卵は朝9時頃になります。採卵時の痛み止めは、座薬、点滴、麻酔(意識消失)などがあり、ご希望に応じます。採卵後は昼ぐらいに帰宅しますが、その日は自宅安静することをお勧めしています。通常は仕事は翌日から可能ですが、採卵数が多い場合などには、長めの安静をお勧めしています。
体外受精をお考えの方は、パンフレット、動画(Movie)またはDVDをご参照ください。
メトホルミンはいつまで服用すれば良いですか?
糖代謝改善薬であり、糖代謝異常の方に使用します。
卵子・胚は糖をエネルギー源として利用しており、糖代謝を改善させることで、卵子の質の改善を期待します。
通常、1日500~1500mg(2~6錠)を、1日2~3回服用します。安全性の高い薬であり、低血糖などの副作用はほとんどないとされていますが、40%に吐き気などの副作用が、ごくまれ(1%未満)に代謝異常(アシドーシス)、筋肉融解(脱力感)などの可能性があります。
卵の成熟は80日程度かかりますので、体外受精を予定している方は最低2ヶ月前からの服用をお勧め致します。体外受精では、卵の質が向上したり、高年令の方の妊娠率が上昇した、との報告があります。
日本では、妊娠後は服用を中止する旨が能書には記載されていますが、アメリカではそのような記載はなく、むしろ使用を継続することで流産率や妊娠高血圧症候群が低下するので、継続使用を推奨されています。当クリニックでは少なくとも胎児心拍を認めるまでの使用をお勧めしていますが、卒業後は担当医の指示に従って下さい。
葉酸を摂ることを推奨されていますが、いつからいつまで摂取すれば良いでしょうか?
葉酸は赤ちゃんの正常な発育に欠かせないビタミンです。葉酸はDNAを構成している核酸やタンパク質の合成を促進する働きを持ちますが、妊娠初期に、神経管閉鎖障害(二分脊椎や無脳児など)の発症リスクを低下させる大切な役割を担っているのです。厚生労働省でも食品から摂ることに加えて1日400μgをサプリメントで摂ることを勧めています。妊娠前から妊娠12週までは、葉酸を積極的にお取り下さい。その後も妊娠中継続しても問題なく、むしろ継続した方がよいでしょう。
ビタミンDの摂取量を教えてください
ビタミンDは生殖でも重要です。40代ではビタミンD濃度が低い女性ほど卵子の減少が早い(AMHが低い)。卵胞液中のビタミンDの濃度が高い女性ほど体外受精の妊娠率が高い。PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の女性はビタミンD不足が多く、ビタミンDを補充することで排卵率が改善される、等の報告があります。また、妊娠中にビタミンDが不足すると、妊娠や出産のリスクが高くなるとの報告もあります。ビタミンDの理想値は30ng/ml以上とされ、少なくとも20ng/ml以上を目安にしています。1日15分程度日光に当たるとビタミンDは十分に産生されるのですが、最近はサプリメントが多用されます。不足気味の方は、妊娠中も、出産後もビタミンDを継続することが推奨されています。ビタミンD不足の方の1日摂取量の目安は50㎍(2,000単位)です。薬局やコンビニでの購入時には、1日50㎍の量をとれるものをお選び下さい。当院では信頼できる高品質の「アシストD」をお勧めしています。ご希望の方は、受付あるいは千葉アンチエイジングのホームページからのネット販売をご利用ください。
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)摂取の注意点は?
男性ホルモン、女性ホルモンのおおもとのホルモンであり、人間の体内では最も多いホルモンです。年齢と共に減少します。DHEAsを測定して、少ない方に使用しています。
卵巣機能の改善、性欲増進、気分の向上、免疫力向上、糖尿病予防、肥満抑制、老化防止などを目的に使用されます。
一方、前立腺疾患、乳がんの疑われる方には、使用を避けた方がよいでしょう。
副作用としては、ニキビ、多毛症、などがまれにあります。不眠もあり得ますので、朝の服用が良いでしょう。
妊娠したら、服用は中止します。
メラトニンの服用時間について教えてください
睡眠と覚醒の周期を整える睡眠ホルモンで、体内にすでに存在します。強力な抗酸化作用を持ち、睡眠障害も改善し、免疫力も高めるとされ、卵子の質の改善や妊娠率の上昇が報告されています。1錠;3mgを就寝1~2時間前(夜10時頃)に使用します。体外受精では、採卵1~2ヶ月前から服用します。妊娠したら服用は中止です。
インフルエンザの治療薬(タミフル、リレンザ、など)は使用しても良いですか
インフルエンザの診断がついた場合には、治療薬のタミフルやリレンザなど出来るだけ早期に使用された方がよいでしょう。