胚移植・凍結胚移植に関する質問一覧
- 移植はいつ行うのですか。
- 移植の方法は、主に自然周期とホルモン補充周期の二つに分けられます。受精卵の状態にもよりますが、胚盤胞の場合は以下のようになります。
自然周期:排卵後から5日後(排卵日が重要となるため、生理周期が順調の方が対象です)
ホルモン補充周期:黄体ホルモン剤開始後、5~6日後になります。
排卵誘発、採卵後の周期は、卵巣が疲れているので、全例ホルモン補充周期、排卵が順調ならば自然周期で胚移植いたします。妊娠率は同等です。 - 移植の当日の膣錠は、移植前に挿入に挿入した方が良いか、移植後に挿入した方が良いですか
- 朝分の膣錠は通常通り使用し、お昼分の膣錠は移植終了後に使用をしてくださいね。
例えば、1日3回の指示であれば移植当日は、朝・移植後・夜に変更していただければ大丈夫です。
午前中でも午後の移植でも、どちらも同様です。 - 出産後の凍結胚移植をするには、どのような準備や検査を受ければ良いのでしょうか?
- 出産後の凍結胚移植前に次の検査をうけていただきます。
・ホルモン検査:LH、FSH、プロラクチン、甲状腺 (生理2~5日目)
・子宮鏡検査 (生理6~10日目)
・感染症検査:B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV (月経周期の時期に関係なくいつでも可)