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高橋ウィメンズクリニックのブログです。

アメリカ生殖医学会報告(その2)(ダブルトリガーと内膜刺激法)

アメリカ生殖医学会報告です。
これらは学会報告ですので、まだ評価が明確ではないものもあります。
あくまで、参考情報の一つとしてお考え下さい。

1)未熟卵の多い方には
O64 成熟卵が66%未満(2/3未満)の患者に、ダブルトリガー法をおこなった。
 採卵40時間と34時間前(当クリニックでは17時と23時ぐらい)にHCGを注射する。
 ダブルトリガー法と、HCG単独法での成熟卵子は、平均7個と3.6個と、成熟卵が約2倍に増えた。
 MⅡ期胚の率は、78.4%と52.4% 最良好胚は3.1個と0.8個だった。

 ダブルトリガーの方が、単に成熟卵子が増えるだけではなく、良好胚も増える可能性があると思います。未熟卵が多く、卵子の質が良くない方には、ダブルトリガー法も試しても良い方法かも。
 早速、当クリニックでおこなってみましょう。


2)子宮内膜刺激法(さっか法)
O87 IVF失敗対象者に、子宮内膜バイオプシーをおこなった場合、胚移植の11~15日以内に、つまり同一周期におこなった場合に、最も妊娠率が高くなるとの結果を得た。
 当クリニックでも、すでに行っていたのですが、オリジナルの方法は、胚移植周期の高温期に行っています。今までは、主に前周期に行っていたのですが、今後は、前周期高温期と、月経時期と
当クリニックでも比較してみる必要がありますね。まだどの時期が最も良いか、また、刺激法自体が有効なのかも、まだ明確ではないと思いますが、皆さんのご協力もお願い致します。

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