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高橋ウィメンズクリニックのブログです。

悪性リンパ腫治療後のAIH妊娠

先日、36歳を超える方で、悪性リンパ腫治療後の方が、AIHで妊娠され卒業しました。この方は体外受精を翌月に予定していたのですが、その前周期におこなったAIHでの妊娠でした。
体外受精の前周期には、一般的には排卵誘発剤を使用しません。これは卵子の質の低下や、排卵誘発剤への反応の低下を避けるためです。
一方、人工授精は特に卵巣の反応に悪影響を及ぼすものではありません。したがって、体外受精の合間や前周期に、人工授精をおこなうことは特に問題は無いのです。体外受精を主治療にしていても、卵管が通っていれば、タイミングやAIHも無駄ではないのです。卵管が通っていれば、治療を体外受精に制限するのでは無く、少しでも可能性を高める手段を広くとることも大切だと考えています。皆さんも可能な方はそうされては如何でしょうか。

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