ブログ

高橋ウィメンズクリニックのブログです。

40kg以上の減量で妊娠した例

今夜は台風のような強風が吹いています。皆さん、ご無事でお過ごしでしょうか。さて、先日、7回目の採卵(すべて顕微授精)で、ようやく妊娠された方がいらっしゃいました。アラ4の方ですが、1回目はHMG注射で排卵誘発するも1個採卵するも、未熟卵のため顕微授精もできず。2回目はHMG注射で2個採卵するも、正常...

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新年度のご挨拶

新年度が始まりました。東日本大震災から1年が経ちましたが、昨年度1年間は日本全体は震災後からの復興を期する年だったと思います。私も大きな影響を受けましたが、同時にたくさんの経験をし、学ぶことが多かった年でした。この3月で、千葉市医師会の医療担当理事を退任致しました。この間は、千葉市医師会員が行政・救...

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卵子が少ないときの顕微授精は有効なのでしょうか?

先週、受精着床学会主催の勉強会がありました。卵子が1~2個などと少ない場合には、顕微授精(ICSI)を選択している施設は少なくありません。以前より、私は精子が正常ならば、卵子が少ないとの理由で顕微授精をすることに疑問を持っていました。しかし今回の講習会で、精子が正常である場合に、卵子が少ない場合の通...

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クルーガーテストの信頼性?

精子の精密な形態検査をクルーガーテストと言います。通常は、クルーガーテストでの精子正常形態率は15%以上だとされることが多いようです。3%未満だと、受精率が低くなるので、顕微授精を考慮する必要があるとされます。しかし、これは絶対的なもではありません。ある方には、採卵日のクルーガーテストで1.1%でし...

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本日の例と卵子の老化・当クリニックの目指す施設像

最近のブログでは、卵子の老化についてのブログの閲覧が非常に多いようです。やはり皆さん興味があるようですね。今後これについて再度報告をしたいと思います。本日の診察でも、体外受精が最終手段ではなく、不妊治療の一手段と考えて、広く可能性を考えた方が良かった例がありました。30才前の方で、他院で1年間に5回...

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本日感じた事

今日の診療で感じたこと3題。1)すでに7回AIH後、体外受精胚移植施行するも妊娠せず。次回の体外受精までにとAIHを施行し妊娠。体外受精後に人工授精や自然妊娠も時々あり得ます。体外受精を受けていても、また一般不妊治療をすることも珍しいことではありません。「体外受精は最後の治療だから、体外受精に 行っ...

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HMG誘発法のメリット

本日は、ショート法での体外受精・胚移植の36才の方の例をご紹介致します。卵管癒着と子宮腺筋症があり他院でマイルド法を5回受けて1回妊娠(流産)した方が当クリニックにいらっしゃいました。採卵数は1回、1~2個で、胚盤胞も含めて毎回胚移植は出来ていたようです。今までとは違う方法を試す目的で当クリニックで...

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卵子の老化;NHK クローズアップ現代

2月13日の夜、NHKのクローズアップ現代で、「卵子の老化」についての放送がありました。この中で、杉浦教授は、医師の中では常識であるが、患者さんは「卵子も老化する」と言われると、非常に驚き動揺する旨の発言をされていました。「卵子の老化」とは、女性の卵巣内の卵子数の低下のみではなく、染色体異常卵の増加...

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アンチミューラリアンホルモンと実年齢の誤解と不安

アンチミューラリアンホルモンにより「卵巣年齢」が評価できるようになりました。AMHにより、早期に卵巣機能の低下がわかるようになり、治療計画をたてやすくなりましたが、一方で「卵巣年齢」について誤解があり、過剰な不安を持つ皆さんも増えてきました。AMHは、あくまで残存卵子数の評価をしているものであり、卵...

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傷つく言葉、うれしかった言葉

本日、NPO法人Fineから会報誌が届きました。Fineは、{不妊当事者とその予備軍、妊娠を望むすべてのカップルや周辺の人たちに向けて「妊娠・不妊についての正しい情報の発信」を目的}にしています。ご存じの方も多いと思います。今回の会報は『Fine祭り2011 ひとりじゃないよ! 不妊』の報告集でした...

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他施設見学

1週間のご無沙汰でした。年が明けて様々な会議や新年会などの用事が一気に始まり、ブログを綴る時間がない1週間でした。本日は、名古屋にある浅田レディースクリニックの見学に職員と共に行ってきました。名古屋駅前のプラダの上という一等地にあり、クリニック自体も非常に美しく、また様々な工夫がなされた、流石、日本...

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ブログを見ていただいている御礼

最近、このブログを見て下さっている方から、お声を頂いています。大変ありがたく、うれしく感じています。ブロガーがたくさんいらっしゃって、個人の生活の様子などもどんどん発信している方も多いのが以前はよく理解できませんでしたが、見てくれている方から声をかけられるとやはりうれしいもので、その気持ちがわかる気...

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黄体機能不全

本日、黄体機能不全に非常のこだわる方がいらっしゃいました。黄体機能不全とは、基礎体温表で、11日以内の高温期、高温中期の黄体ホルモンが15未満、などの定義があります。黄体機能不全は不妊症の大きな原因と考えている方もいらっしゃいます。ただ、当クリニックでは黄体機能不全をあまり重視していません。基礎体温...

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新年のご挨拶

遅れましたが、新年のご挨拶を申し上げます。昨年は震災・原発事故があり、当クリニックも影響を受けましたが、現在は来院者数も元に戻りました。昨年ほど周囲の皆さんに助けられたことはありません。今後は、より皆さんのお役に立てるようにがんばっていきたいと思います。

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生殖医療従事者講習会(2011.12)

12月23日(日)、今年の第3回生殖医療従事者講習会がありました。今回は東京開催でしたが、沖縄をはじめ全国から専門医の先生方が200~300人参加されていました。専門医の先生方はやはり生殖医療分野でパワーも実績もあり、日本を代表する先生方の集まりでした。高橋も、生殖医療専門医の更新のためのポイント獲...

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アンチエイジング、抗加齢学会講習会、減量のきっかけ

12月18日に抗加齢学会の講習会が東京で開催されました。高橋は抗加齢学会の(なんちゃって)専門医でもあるのですが、これもポイントを取らないと更新できないので参加しています。ただし、動機は純粋(または不純?)であり、自分のために勉強しているのです。加齢の主原因は、動脈硬化であり、どのように動脈硬化を防...

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自然周期と排卵刺激周期、卵子の質の改善法、着床について(ありすくらぶ交流会2011.12.17)

昨日の12月17日に患者さんの交流の場である「ありすくらぶ」の集会に参加いたしました。当クリニック卒業生がボランティアで運営して下さっています。K16ビルの3階で開催され今回は約15名もの多くの方が参加されました。高橋は診療が長引いてしまい、少し遅れての参加でしたが、高橋のその後の予定もあり、皆さん...

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人工授精のタイミングと排卵、および人工授精の成績と自然妊娠率

本日、人工授精の論文をよみ、また診療をしていて皆さんの人工授精に対しての2つの誤解に気付きました。1)排卵後の人工授精は成績が悪いのか?または、人工授精は排卵前の方がよいのか?答えは「いいえ」です。人工授精は排卵前の方が成績がよいとは決まっておりません。本日読んだ論文にも、実際には「排卵直後」の方が...

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体外受精の最新全国成績(2009年)

12月9日におこなわれた生殖医療専門医講習会では、最新の2009年の全国データ集計の説明がありました。1)体外受精の妊娠率は3%程度、顕微授精より高い。(顕微授精はあくまで受精を補助するものであり、妊娠率を上昇させるものではありません)2)生殖補助技術(ART)での出生児数は約2万6千人であった。3...

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早朝の生殖医療専門医講習会

皆さんおはようございます。2011/12/08~09は、横浜で日本生殖医学会が開催されています。9日の本日は、早朝7時より生殖医療専門医の講習会があり、生殖医療専門医は参加が義務づけ(ポイント制)られています。ただし、今回は横浜開催なので、高橋は日帰りの参加なのですが、朝7時開催はさすがに厳しく、千...

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