慢性子宮内膜炎の存在と対策 着床障害の一因?
8月25日(金)、南房総不妊研究会に参加しました。私も一応、世話人なのです。今回は滋賀医科大学の木村文則先生の「慢性子宮内膜炎の病態と治療戦略」がとても面白かったのです。着床障害の一因として最近注目を浴びています。従来の着床障害は、子宮内腔に子宮内膜ポリープや子宮筋腫などが張り出していると、物理的に...
続きを読む高橋ウィメンズクリニックのブログです。
8月25日(金)、南房総不妊研究会に参加しました。私も一応、世話人なのです。今回は滋賀医科大学の木村文則先生の「慢性子宮内膜炎の病態と治療戦略」がとても面白かったのです。着床障害の一因として最近注目を浴びています。従来の着床障害は、子宮内腔に子宮内膜ポリープや子宮筋腫などが張り出していると、物理的に...
続きを読む今回は、排卵誘発剤を使用するならば、しっかりと使用した方が良かった?例をご紹介致します。35才、AMH2.68と年齢相応の卵巣機能を持つ方です。前医では、3回採卵を試みていました。①ロング法で1個採卵、1個受精、胚移植できず。 ②ロング法で5個採卵、2個...
続きを読むマスメディアセミナーというセミナーに参加して来ました。テレビ関連の講師を招いて、多くの方にそのクリニックの特徴を知ってもらうためには何が必要なのか?などという趣旨のセミナーでした。テレビでもおなじみの、大竹真一郎医師(消化器内科医)も講師の1人でしたので、面白い話が聞けるかな?と参加したのです。結果...
続きを読む昨日、8月19日に妊娠希望セミナーが開催され、約30名の方が参加されました。今回もご主人同伴のカップルの参加も多かったですね。ご主人も積極的に関わっていることはとても良いことです。一方、講演後の個別相談では、やはり皆さん様々なお悩みをお持ちでした。1)まず、皆さん、性交渉が少ないことを訴えていました...
続きを読む先日、44才の体外受精で妊娠された方が卒業されましたのでご紹介致します。出産は45才の予定です。当クリニックには43才で来院。治療を急ぐこととなり、AIHを2回おこなった後に体外受精を開始しました。AHHは0.92と、卵巣機能は42~44才相当の値。初回の体外受精(ショート法)では、3回胚移植し、凍...
続きを読む夫が65才越えの方の妊娠例がありましたので、一例としてご紹介致します。初回の精液検査では精液が1滴と少量で、2回目の精液検査でも精子を認めませんでした。当クリニックにて、日帰りでTESEをおこない、精子を認め凍結保存致しました。その後に、ICSIをおこない妊娠。無事に卒業されたのです。男性が高齢でも...
続きを読む59mm×48mmの粘膜下筋腫の手術を、2回に分けて日帰り手術をした後に、凍結胚移植をおこない妊娠、卒業された方をご紹介致します。36才。AMHは0.31と、卵巣機能は低下状態。来院当初、4.5cmの筋層内筋腫があるものの、子宮内への突出はなし。治療を急ぐ目的で、AIHを1回施行。その後、すぐにAR...
続きを読む梅雨が明け、8月になりました。今年も殺人的に暑いですね。皆さん体調はいかがでしょうか。私は、できるだけ外には出ずに部屋にこもっています。これではいけないですね~。熱中症に気をつけながら、体は動かしていかねば!さて、7月の妊娠数の報告を致します。7月の妊娠数は110例でした。 良かった~~。5月、6月...
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