No.12170 tomi
はじめまして。
いつも掲示板を見させていただいてます。
現在、体外受精にて妊娠し29週目を迎えた者です。
今回の妊娠前に2度の流産と胎児奇形による人工死産を一度経験しています。
そのため、非妊娠時に不育症の検査を一通り行っており、その結果プロテインS活性が53%ということが分かっています。
今回の妊娠はバファリンを服薬していたおかげもあるのか妊娠後期まで辿り着きましたが、バファリンの服薬は28週までとのことで現在服薬を止めたところです。
服薬を止める際に再度プロテインS活性を測定したところ54%になっており、様々な文献やサイトを調べたところ妊娠時にはプロテインS活性は下がるとの情報を得ましたが、私の場合は下がるどころか現状維持のままでした。
このように非妊娠時と妊娠時でプロテインS活性の値が横ばいであることはあり得るのでしょうか?
再度採血を依頼したほうがいいのか悩んでいます。
現在通院している病院では曖昧な回答しかいただけなかったので、高橋先生にご回答をいただけたら幸いです。
よろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
今回は29週まで継続しているようで何よりです。さて、プロテインSの活性ですが、これは結構変動があります。前回53%で、今回54%、は決しておかしな値ではありません。前回が低めであった可能性や今回が高めである可能性もあり、この2点のみで判断はできないのですね。実際には、前回の2回の流産や胎児奇形の原因がプロテインSと関係するかどうかも明確ではないのです。今の施設のおこなっていることはおかしな事とは言えません。今後は慎重に頻回に経過を見て頂き、もし成長の停滞などが疑われるときには早めの帝王切開なども考えてもらって下さいね。