No.12542 にゃん
何度か質問させて頂いております。
いつもご丁寧にご回答頂きましてありがとうございます。
今まで3回の移植をしましたがいずれも化学流産に終わりました。
(BT11判定日)
1回目 4BB hcg118
2回目 5BB hcg85
3回目 3BB (AHAで移植時5BB)hcg18
いずれも胎嚢は見えませんでした。
今まで
1回目移植後に
ERA検査→窓のずれなし
フローラ検査→ラクトバチルス94%
2回目移植後に
CD138検査→ビブラマイシン服用で完治確認済み
不育症検査→血液凝固の項目があり
移植周期5日目からバイアスピリン服用
採卵は
1回目 ショート法 5個培養 4BB凍結
2回目 ショート法 8個培養 凍結0
3回目 アンタゴニスト法 8個培養 3BB 5BB凍結
採卵周期はDHEAとメラトニンを服用しました。
この他に手立てはやはりpgtaしかないのでしょうか?
pgta以外にもまだやれる事はありますか?
現在凍結している初期胚、胚盤胞はありません。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
妊娠反応がでるものの、妊娠が継続せずにお悩みのことと思います。原因の基本は、胚の染色体異常の有無だと思います。子宮鏡によるポリープ、子宮卵管造影検査による卵管水腫、の検査は済んでいますでしょうか。血液凝固が疑われるならばバイアスピリンの服用は良いと思います。PGT-Aの評価は目的・考え方によります。流産を少なくしたいならば、PGT-Aの意義は十分にあります。一方、出産する可能性を追求するならば、数個の胚盤胞しかない場合にはPGT-Aの意義は微妙です。PGT-Aで正常胚は増加はしません。一方、PGT-Aでは胚の一部をちぎり取ってくるのですから、妊娠率が低下する可能性があるのです。PGT-Aは流産防止には有効ですが、出産する可能性を必ずしもあげるものではないのです。PGT-Aは何を目的に受けるかどうかを決める必要があります。2個胚移植も選択肢ですよ。DHEAろメラトニンは、採卵周期だけでなく、それ以前から服用しても良いと思いますよ。当クリニックでは、アシストワンもお勧めしています。妊娠反応はでているので頑張ってくださいね。