No.12808 みく
いつも拝見させて頂いております。
このようにお尋ねできる場がないため、
皆さんへの回答とても参考になります。
現在他県にて体外授精にて通院中です。
先月子宮鏡検査にて慢性子宮内膜炎と診断→ビブラマイシンを服用しておりました。
翌月となる本日、2度目の子宮鏡検査にてほとんど良くなってきたが、あと少し炎症が残っているとのことで、子宮内膜掻爬を受けた方が良いと勧められております。
CD138の検査も併せて行った方が良いとのこと。
質問
①ビブラマイシン14日の服用で完全に炎症が改善しない場合、子宮内膜掻爬へ進むのはよくあることでしょうか。
第2治療の抗生剤が一般的かと思っておりましたので驚いています。
② 子宮内膜掻爬を行う場合でもCD138の検査は行うべきでしょうか。
逆に、炎症が見て取れる状態でCD138の検査を行う意味はあるのでしょうか。
ご意見頂けますと幸いです。
高橋敬一院長からの回答
当クリニックでは、慢性子宮内膜炎の治療薬は3段階準備しています。しかし、その施設の考え方で、ビブラマイシン後に手術をすることはおかしくはありません。ただし、本来、慢性子宮内膜炎はCD138の顕微鏡検査でおこなわれるものです。慢性子宮内膜炎の診断基準や治療法は、まだ確立されたものではないので、各施設により診断や対策が異なることはありうることなのですね。