No.12865 かな
はじめまして。
掲示板拝見させていただき、先生から直接ご意見いただける場がとてもありがたく、参考にさせていただいています。
私は不妊期間が半年あり、今月初めて不妊クリニックに行き始めた31歳のものです。
最初の検査でクラミジアが発覚しました。IGA6.68、IGG6.37と数値も高かったです。
その他ホルモン値はFSHが9.2とやや高値ですが概ね異常はなく、旦那の精液検査も異常ありませんでした。
ひとまず今回の周期はタイミングをとってしまっているため、次の生理が確認できたらジスロマックを服用することになっています。
その後クラミジアの陰性確認が取れたらタイミング法から始める予定となっています。
現在通っている病院では卵管造影検査はやることのメリットよりデメリットが大きいという先生のお考えで行いません。
いろいろネット等で調べるとIGGの数値が高いと卵管や子宮の炎症や癒着のリスクはかなり高いと思われます。
クラミジアの治療後はこのまま卵管造影検査は行わず数回タイミング法を試すべきなのか、卵管の閉塞がないかきちんと調べてから体外受精を検討するべきなのか先生のお考えを伺いたいです。
また次の生理まではあと2週間ほどあります。その間にもクラミジアはどんどん増殖していくのではないかとても不安です。やはり服薬は万が一今回妊娠していたことを考慮して生理を確認してからのほうがよろしいでしょうか。
お忙しいところと思いますが、先生のお考え伺えると幸いです。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
女性の最も多い不妊原因は卵管因子です。したがってその検査の卵管造影検査は最も重要な検査とも言えます。卵管造影造影検査は治療的な側面もあり、その後に卵管疎通性が改善して妊娠しやすくなります。タイミング法や人工授精をおこなうならば、通常は必須の検査と位置付けられます。ジスロマックは妊娠中でも使用できる薬剤です。したがって生理を待つ必要はなく、いつでも内服可能です。担当医の先生のお考えがこの文面からは理解できませんが、一般的な考え方とは少し異なるように感じます。ただし、何か別の要素もあるのかもしれませんので、担当医への確認は必要だと思いますよ。