No.10213 47663
いつもお世話になっています。
流産後1回お休みをして2回目の生理が来たのでまた移植したいと思っています。
今回の移植からタクロリムスの服用をしようと思っているのですが、少し迷ってきました。
①自然周期にしてもホルモン補充周期にしてもタクロリムスを服用する場合としない場合では薬剤の使い方は変わってくるのでしょうか??
②途中で飲むことや、やめることは可能なのでしょうか??
③私の場合th1 th2が28.5だったので1日3mgを服用になると思うのですが1mgか2mgだと効果はないものなのでしょうか?
最後に、自然周期でもホルモン補充周期でも妊娠率はかわらないとのことですが、40歳以上はホルモン補充周期の方が流産率が高いという記事を見ました。本当にそのような傾向があるのでしょうか?
お忙しいところ、申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
タクロリムスは、胚移植の日取りが決まってから使用するものであり、薬剤の使用方法に変更はありません。やめることはいつでも可能です。タクロリムスの効果の基準は明確ではありませんし、タクロリムス自体が効果があるかどうかも議論のあるところなのです。1~2mgと3mgの差も明確に認められている基準はありません。医学的な報告には様々な報告があり、正反対の結果の報告は山ほどあります。そのような報告があるのは認識していますが、それも一つの報告なのですね。結論が出ているものでもありません。その報告の説を否定もしていませんので、ご希望ならばホルモン補充でおこなっても良いと思います。一方、ホルモン補充周期での妊娠/出産は、自然周期よりも、妊娠中毒症や出産でのトラブルが多いという報告もあるのです。なにを重要視するかⅡより、採用する説も異なってくるのですね。