卵巣機能・卵巣機能低下
ご無沙汰しております。
貴院での治療のおかげで昨年無事出産しました。
ありがとうございました。
最近第2子を考え始めました。
再度貴院での治療を希望する場合、事前の検査は何を行いますでしょうか。
また、まだ1日1回授乳をしていますが、以前服用していたアシストワンを購入して服用しはじめてもよろしいでしょうか。それとも検査をしてからの方がよろしいでしょうか。
お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
無事にお子様が誕生されておめでとうございます。アシストワンの内服は検査が済んでからでよいでしょう。卵巣機能が低下していましたので、検査や治療開始は早い方がお勧めです。早めにおいで頂けますか。
お世話になっております。悩んでいましたがやはり先生のご意見をお伺いしたいと思い書き込みさせていただきます。
貴院でお世話になり、2022年に無事に子供を出産したあと、
2人目に向けて何度か移植・採卵をしましたが良い結果が得られず。
年齢が43歳になり、保険適用も使い果たし自費での通院でしたので、どこかで区切りを付けなければと、(うまくいった場合に)43歳のうちに出産が出来る時まで、と決めていました。
前回(今年の3月)これを最後にします、とお伝えし採卵していただきましたが、卵が育ちませんでした。
ただ、どうしてもどこかで諦められない気持ちがあり一度先生にお聞きしたいと思いました。
年齢が43歳であること。
AMHが低いこと。
チョコレート嚢腫があること。などから、やはりもう一度妊娠できる可能性は極めて低いでしょうか。
採卵数を増やせたりするものでしょうか。
何か今までと別の方法や可能性がありそうなら、もう一度だけ通院を考えたいと思っています。
お忙しいところ申し訳ございませんが、何かご助言いただけましたら
幸いです。よろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
年齢と卵巣機能からすると、確かに多くの採卵数の可能性は高いとは言えません。採卵数が2~3個での挑戦になると思います。卵子の個数を増加させる方法は、確立されたものはありませんが、アシストワン・DHEAの内服、PFCーFD(血小板活性因子の卵巣内注入)、高濃度ビタミンC点滴、などを試してみることは可能です。その後は体重は維持できていますでしょうか?治療をご希望ならばおいで頂ければ詳しく説明し、再度挑戦するお手伝いは可能ですよ。
こんにちは
子宮筋腫がありずっとピル服用。(妊娠には問題ないと言われました)
妊活の為にピルを2025年2月に辞めるが生理来ず、婦人科に行きフラノバール7日間出してもらい、5/17から生理がありました。
生理が来た後に妊娠希望とのことで検査をしました。
生理3日目と5/16(この日にAMHの採血)
5/21と受診しましたが、子宮の厚みがあまりなく、まだ排卵しなさそう。
AMH0.03 で自然妊娠は厳しいと体外受精ができる病院を勧めれ、貴院を検討しております。
長期ピルユーザーだと一時的にAMHが下がる。自然排卵までに時間がかかる事もあると伺ったのですが、妊娠を希望するのならばできるだけ早く体外受精できる病院へ。と言われました。
診てみないことにはわからないとは思うのですが、体外受精以外での妊娠は難しそうでしょうか?
体外受精でも厳しいようであっても、貴院へ受診すれば診て頂くことは可能でしょうか。
お忙しいところ恐縮ではございますが、よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
ピルを長期間使用した場合にはAMHが低くなることはあります。しかし、2月にピルをやめているので、AMH0.03はピルの影響よりも年齢による可能性が高いと推測されます。検査を受けていないようなので一般論になりますが、自然妊娠の可能性は1回の排卵で1~2%程度、体外受精で5%程度だと推測されます。治療をご希望ならばクリニックへでの受診はお受けしますので早めにおいで頂けますか。
いつもお世話になっております。
人工授精を2回行い、今月末3回目を行う予定です。
もし今回も上手くいかなければ、次回から体外授精したいと思っています。
体外授精の排卵誘発方法についてはマイルド法かPPOS法で迷っており、また診察の際にご相談させて頂きたのですが、
人工授精にあたり、今月の生理3日目から排卵誘発剤フェマーラを服用していました。
その場合でも6月から体外授精は可能でしょうか。1カ月休ませる必要がありますでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
フェマーラ程度ならば問題ありませんよ。ただし卵巣機能が低下気味なので、生理中の超音波検査で、卵胞数を確認してから判断することになります。
一昨年貴院に通院しておりましたが、2人目が欲しく再度通院を考えております。
以前AHM検査を受けた際に数値が悪かったので、まだ妊娠可能かどうか知りたく再度AHM検査を受けたいのですが、生理が不定期で来たとしても1〜3日で終わるので不正出血か分からない状態です。
このような状態でもAHM検査は受けられますでしょうか?
年齢的なことも考え、まだ卵子が残っているなら採卵等も考えているのですが、生理が不定期な今の状態でも、卵子が残っていれば採卵後に人工授精や体外受精等は可能でしょうか?
お忙しい中大変恐縮ですが、ご回答いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
お嬢様が誕生されたようでおめでとうございます。AMHは生理周期にかかわらずいつでも検査可能ですよ。すぐにおいでいただけますか。卵胞発育があれば人工授精も体外受精も可能です。急いで検査と治療を開始いたしましょう。
遠方在住の為、メッセージにて失礼致します。9月ごろ、千葉市に引っ越す予定で、体外受精でお世話になりたいなと思っております。
受精卵を子宮に戻すのは千葉に引っ越してからを希望しているため、現在通院中の九州の病院か、高橋ウィメンズさんで採卵をして頂くか悩んでおります。
九州で採卵する場合、受精卵を千葉に運ぶリスクがあります。一方、千葉で採卵する場合、4ヶ月後にはAMHの値がさらに下がってしまう懸念があります。
私は2018年9月に1人目を出産しました。再婚後、2人目を考えるにあたり、2024年9月にAMHの検査をしたところ0.98でした。その後、3ヶ月ごとに検査していますが、0.89、0.72と数値が下がってきております。
妊活をはじめてからまだ数ヶ月しか経っておらず、自然妊娠を狙いたい気持ちも強いですが、AMHの値が気掛かりです。
一刻も早く体外受精に踏み切るべきか、千葉に引っ越してからでも間に合うか、院長先生のご意見をお伺いできませんでしょうか?
子供が欲しい気持ちは強いですが、採卵などもリスクが大きいことを知り、体外受精に踏み出せずにおります。
アドバイスを頂けますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
9月に引っ越しなので、採卵をどちらでするか迷っているのですね。判断は難しいでsね。正解はご本人の考え方次第です。一般的には、まだ妊活間もないようなので、子宮卵管造影検査と子宮鏡、精液検査などをして問題なければ、性交渉を増やして、9月まで自然妊娠を目指して良いと思います。千葉に来たならばその後はAMHが低いので、体外受精も考えて治療を急ぎましょう。もしAMHの値が心配ならば、すぐに体外受精をおこない、転居前に1~2回胚移植をおこなってもよいと思いますよ。
こんにちは。
いつもご丁寧な回答をしておられ、大変勉強になります。ぜひ、質問させていただきたく、ご連絡いたしました。
私は、第2子不妊で不妊治療中です。AMHが0.05で、これまで3回採卵しても、空砲→変性卵2個→空砲となっており、なかなかうまくいきません。卵胞がなかなか大きくならず、小さいまま排卵しているようだといわれています。そこで、質問です。
①続けて空砲になるということは、卵が生成されていないということなのでしょうか。卵胞はできているのに、空砲になるとは、もう治療を続けても意味がないのでしょうか。
②3回の採卵は、低刺激→ショート法→低刺激でした。ショート法では変性卵はとれましたが、刺激が強すぎたのではないかと思っています。今後、先生ならどのようなり治療をされますか?ショート法の後は、卵巣に負担がかかり、次は空砲になったという可能性もあるのでしょうか。
③藁をもすがるおもいで、アシストワンを購入しました。プラス、DHEAも処方されています。併用しても問題ないでしょうか?DHEAは25mgを1粒か2粒どれだけ服用してもよいのでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
卵巣機能がかなり低く、なかなか良い卵子が得られないのですね。卵胞1個当たりの採卵できる確率はおよそ8割程度です。2回空砲でも、その後に複数個採卵できる例も当クリニックでもあります。AMHは0.05であり、0.01未満ではありません。対策を考えて挑戦を続けてみてください。当クリニックでは、高濃度のマルチビタミンのアシストワンをお勧めしています。それ以外には、たんぱく質の積極採取と血流改善の運動・筋トレを推奨しています。考え方の問題ですが、ショート法では採卵できています。決して悪い方法とは言えません。しかし当クリニックならば、基本はマイルド法で、小卵胞が多数あるときにはPPOS法を採用することが多いです。良い反応が得られそうな場合にはショート法もあり得ますよ。アシストワンの購入ありがとうございます。1日3法飲んでください。DHEAは50㎎の2粒でいかがでしょうか。卵子の改善のためには、メラトニンを併用することも選択肢だと思いますよ。
お世話になっております
2022年2月に貴院で体外受精をおこない
ありがたい事に11月に無事に健康な男の子を
出産することができました
当時34歳でAMH0.47という数値で
絶望していた私が先生のお陰ですぐに行動にうつす事ができ
こうやって今を迎えられています
御礼の言葉が遅くなりましたが、本当に感謝しております。
私と同じようにAMHの数値が低い方にも
望みをもってほしい気持ちで投稿致しました。
そして、現在38歳。一度は2人目出産を諦めていたのですが
やはりやれる事はやりたいと思い、もう一度通わせていただきたいです。
まずはどのような項目で予約をとればよろしいでしょうか?
希望としては2~3回程 人工授精を考えています
お忙しい中大変恐縮ではございますが
ご返信お待ちしております
高橋敬一院長からの回答
AMHがかなり低かったですが、無事にお子様が誕生されておめでとうございます。二人目も頑張っていきましょう。生理開始2~5日のホルモン検査、6~10日の子宮卵管造影検査と子宮鏡検査においでいただけますか。
こんにちは。
初めて掲示板投稿させていただきます。
第二子妊活中です。他院で第一子の時に顕微授精をし、その時に残っている凍結杯で移植しましたが、陰性に終わりました。
病院も遠方なことから、先生から転院を提案していただき、病院を探しているところです。
また採卵からのスタートになりますが、刺激をして10個ほどしっかり採卵できる病院にしたいと思っています。貴院の採卵法について、どういった方法ですすめられているか教えていただけたらと思います。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
当クリニックでは卵巣機能がしっかりしている方には高刺激を推奨しています。そまこさんが10個採卵できるかどうかは、実際には卵巣機能次第になります。当クリニックの診察をご希望の場合には、受付への電話で予約をお取りいただけますか。それではお待ちしております。
いつも大変お世話になっております。
4/3からプラノバールを服用開始し、本日で飲み終わります。
生理開始後3日目からクロミッドを服用開始し、生理開始から約2週間後(10-15日)に診察というお話だったかと思うのですが、前回の診察時に排卵済みであったり、生理4日目で卵胞が大きく6日目に採卵ということも以前あった為、次の受診が最短で生理10日目の受診となるとまた排卵済みの可能性もあるのではないかと少し不安があるのですが、今回の誘発方法ですとその心配はないでしょうか?
お手数をお掛けしますが、ご確認の程よろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
AMH<0.01のため卵胞がいつ大きくなるか推測ができない状況です。前回も3週間程度かかったと思われます。実際には生理中にすでに卵胞が大きくなる可能性もあり得ます。生理10日後の受診がご不安ならば頻回に検査をすることは可能ですよ。生理中や生理開始10日前での来院でも結構ですのでおいでいただけますか。早め早めに超音波検査をしてみましょう。
高橋先生、先日は死産後の低AMHの件で相談に乗っていただきありがとうございました。先生の回答から希望が見えたところだったのですが、生理3日目の血液検査の結果から、治療は難しいと言われてしまいました。
DAY2採血結果
・LH:1.5
・FSH:7.1
・E2:<20.0
素人目から見て、産後50日のAMH0.05に対して、卵巣機能は正常のように感じます。まだ母乳が馴染むこともあり、エストロゲンも低いのではないかと思うのですが先生の目から見ていかがでしょうか?2人目を諦めた方がいいと言われる理由を知りたいです。
現在D7で6mmの卵胞が1つ見えていますが、自然妊娠や体外受精も難しいのでしょうか。まだ何かできる手立てがあるならば先生のクリニックでお世話になりたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
AMHが0.05は低いですが、FSHは正常です。「二人目をあきらめた方が良い」とは思いません。簡単ではないですが、挑戦してもよいと思いますよ。積極的な治療をご希望ならば診察をお受けしますので受付に電話して予約を取りおいでいただけますか。急いで治療を進めていきましょう。
はじめまして。いつもこちらの掲示板を参考にさせていただいております。
2023年から体外受精での治療を自然法を行う病院で開始し、一度妊娠しましたが、2ヶ月で稽留流産となりました。その後右の卵巣のチョコレート嚢胞が大きくなってきていることがわかりました。2024に刺激法の病院に転院し、AMHが低いから手術よりも採卵を優先させていくとのことで採卵し4つ凍結卵が出来ましたが4つとも移植しても妊娠しませんでした。2回目の採卵の際に右の卵巣に穿刺したことで腹膜炎となり入院。5つ取れていた卵は全て凍結出来なかったとのことでした。
今年に入ってチョコレート嚢胞が6〜8センチの大きさとなっていること、今後採卵するとまた感染症等を起こしかねないとのことで、チョコレート嚢胞も一緒に見てもらえる大学病院に転院しました。
今年念頭より2回採卵し、一個ずつ凍結できましたが、2回目の採卵から数日後、嚢胞が破裂し腹膜炎で入院。
現在は退院してディナゲストで落ち着かせている状況です。病院の先生からは採卵してもまた感染症や腹膜炎を起こす確率が高いから貯卵はここまでにして嚢胞を取る手術をした方が良いかもしれないとのことでした。ただ手術をすると術後全く取れなくなる可能性も五分五分で、取れても2、3ヶ月に一個とかになるとのことでした。
現在AMHが0.55で今年40歳になります。
入院を繰り返すことを考えると手術を優先した方が良いとも思うのですが、術後全く取れなくなる確率が五分五分と言われると躊躇してしまいます。
このような状態の場合、貴院でも手術を勧められるのか、また何か違う方法があったりするのかをお伺いしたく書き込みをさせていただきました。
長文となってしまい申し訳ありませんが、何卒宜しくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
診察もしていないので、一般論になります。腹膜炎の事を考えると手術を勧めること自体は順当は判断だと思います。しかし、腹膜炎がひどいようだったので、かつ複数回ですので、癒着はかなりひどいと推測されます。したがって術後の採卵の可能性は5分5分よりも低い可能性もあるでしょう。現在のチョコレート嚢腫が大きいならば、ディナゲストを使用したまま、チョコレート嚢腫穿刺、+アルコール固定もありうる選択肢です。しかしこれ自体が腹膜炎をおこすリスクもあり、またこの治療自体は応急処置ですいので、チョコレート嚢腫の再増大もあります。したがって、採卵できなくなるリスクを取るか、腹膜炎の再発のリスクを覚悟しつつ嚢腫の吸引をおこなうか、の選択肢になるかもしれません。診察もしておらずこれは1例を示したのみであり、お勧めをしているものでもありません。最終的には担当医との十分な相談が必要なのですね。
初めまして。長文失礼いたします。
いつも参考にさせていただいております。
特に卵巣機能低下のタグがついた質疑応答は数年分遡って何度も拝読し、大変勉強になりました。
第4子挙児希望です。
31歳、37歳、41歳でタイミング妊娠、正常経腟分娩。
31歳右チョコレート嚢胞指摘あり、第1子妊娠後消失、2024年12月に右2㎝の再発をみとめています。
2024年12月より、1年間のつもりで体外受精を始めました。
AMH 1.26
FSH 8.0
E2 14
精液所見異常なし。
通院先施設では基本的に胚盤胞までの培養は行っていません。
2024.12
AI 5日間、rFSH 150u 6日間にて3個採卵、ふりかけ法で3個受精。1個新鮮胚移植陰性、2個初期胚凍結。
2025.1
自然周期融解胚移植、陰性。
2025.3
ショート法(GnRH点鼻、rFSH 150u 9日間)、6日目に卵胞発育なし、10日目に3個みとめ13日目に3個採卵。
可能なら来週新鮮胚移植予定です。
今月45歳になりますので、採卵周期の新鮮胚移植は続けながらある程度貯胚し、ある程度で採卵をやめて移植のみかな…と思っています。
質問ですが、AMHの値からは4個程度は採卵できて欲しいのですが、なかなか達成できません。文献では、45歳以上で生児を得られる症例は採卵3回までにほとんどが結果を出しており、また採卵数4個以上であったと読みました。
刺激法を工夫したら4個以上取れるようになってくれるのではないかと淡い期待をしています。しかしそもそも、この刺激法で4個未満の時点で可能性はゼロということなのかな…とも思います。
AI、ショート法と試して差がなく、試せる回数・期間も残り少ない中、次の刺激をどのようにするか悩んでおります。
アンタゴニスト法や、ショート法でゴナールFを増量するなど、より強い刺激法を試すべきか、あるいはAIの中刺激で卵巣を疲れされず持続可能性に期待するか…
仕事があり子どももあり、あまり遠方への通院がかないません。DuoStimを行っている施設は近隣にありませんが、PFC-FDは1施設あります。また今月DHEAを購入予定です。ほか葉酸、vit D、ユベラ、シナール、当帰芍薬散、温経湯内服中です。
なかなか難しいことは承知しておりますが、10年後に後悔のないように、残り少ない期間、治療をやり抜きたいと望んでおります。何かできることはありますでしょうか。先生よりアドバイス頂けましたら幸甚に存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
年齢的にはkなり厳しい状態に入っています。何が正解かはこの場ではわからず、一例として挙げます。年齢的には、回数も多くはできないと思いますので当院での方針としては「できるだけたくさんの採卵をする」を採用します。したがって、排卵誘発はためらわずおこないます。PPOS法やアンタゴニスト法、ショート法で、ゴナールFも450単位や600単位を使用することもあります。この場では排卵誘発の方針などの一例にとどまります。悔いのないように頑張ってくださいね。
いつもお世話になっております。
治療をしているなかで迷いがあるため、院長先生のご意見を頂けたらと思います。
今月3回目の人工授精を行いました。
1、2回目とも夫の精液状態があまり良くなく(基準値を下回っている)、今回妊娠に至らなかった場合は体外受精を考えていました。
ですが、3回目の人工授精の時、精液状態がとても良く、担当した医師からも「次は人工授精でも体外受精でもどちらでも良いですね」とお話を頂きました。
私自身もAMHが年齢よりも低く、次は体外受精だろうなーと考えていましたが、今回の件で選択肢が生まれてしまったため迷いが生じております。
どちらを選択するのが良いのか院長先生のご意見を頂けたらと思います。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
人工授精の選択肢は今後もあります。精液所見はかなりばらつきますので、逆に人工授精を否定はしないのですね。ただし、AMHが低く卵巣機能も低下しているので、体外受精もおこなってよいと思いますよ。今後も少しでも可能性を上げるように、治療方法も選択肢を狭める必要はないのですね。
高橋院長、いつも掲示板拝見しております。貴院への転院も含めご相談です。
1月上旬に二人目を39週で死産しました。早く子どもを取り戻したい思いが強く、2月下旬に一人目不妊治療のときに通っていたクリニックに受診し、AMHを測定しました。すると0.05とのことで、すぐに採卵含めた治療をした方がいいと言われました。
通常、産後1ヶ月のころはまだまだホルモンバランスも乱れている時期です。産後1ヶ月程度で測ったAMHをあてにしても良いのでしょうか?現在はプラノバールを飲んで強制リセット中です。またこんな状態で採卵のための刺激を始めても問題ないのでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
39周での死産とはとても残念です。妊娠中は排卵は抑制され、AMHは低下する傾向になります。出産直後はまだその影響があり、低下している状態と推測されます。したがって今回のAMH低下は、本来の状態を示しているとは言えない可能性があります。2回ほど生理が来てから再検査をしてはいかがでしょうか。また死産の原因検索は済んでいるのでしょうか。当クリニックでの診療をご希望ならば受付への電話で予約をお取りいtだけますか。お待ちしております。採卵も生理が2回以上来てからのほうが良いと思いますよ。
こんにちは。
いつも拝見しています。
一人一人にご丁寧に回答しておられ、とても勉強になります。
私は低AMH(0.1以下)で不妊治療をしています。
採卵しても、空砲だったり、排卵済みだったり、なかなかうまくいきませんが、もしかしたら……という僅かな望みを持ち、治療を続けています。治療を続けながら、どうしても心配なことがあります。これだけの低AMHだと採卵できたとしても卵子の質も悪く、染色体異常だったり障害も持って生まれてきたりするのではないのだろうか…ということです。AMHと卵子の質は関係ないということも聞きますが、ここまで低いAMHだと質にも影響が出てくるということはないのでしょうか。
卵の在庫もないので、35歳の間でうまくいかなければ、さらなるリスクも多くなるので、治療をやめようかなと思っています。
高橋敬一院長からの回答
一般的に言えば、AMHは質と関係ありません。ただし、卵子数が少ないので良い胚を選ぶことはできないのです。しかし年齢的には面台ないので1個でも取れれば可能性はあります。当クリニックでも同じような方で妊娠、出産された方も複数いらっしゃいます。卵胞ができるならばあきらめずに頑張ってくださいね。
こんにちは。
先日も質問させていただきました。
ご丁寧なご回答をくださり、ありがとうございました。先生に回答頂いた内容をもとに、自分でも調べることで、今の主治医にも的確に質問することができ、安心することができました。本当にありがとうございます。
何度も質問させていただき、すみません。今月も治療が上手く行かず、また先生のお言葉をお聞きしたくて、ご連絡してしまいました。
現在、AMH0.05、第2子希望のため通院中です。第1子は体外受精で2022.10に産まれました。
第2子の治療をはじめて、1度目の採卵は空砲のみ(おそらく排卵済みとのこと)でした。今周期も採卵にチャレンジ予定(クロミッド1/4~1/2個/日、2日に1回の注射で、生理10日目で卵胞が5~6㍉がいくつか)だったのですが、今日、生理14日目で卵胞の大きさが以前とほぼ変わらないと言われました。しかし、念のためした採血で、LHが排卵直前の数値だと言われました。採卵できるからわからないけど明日採卵するか、今回はタイミングにしておくか……となり、以前採卵できず落ち込んだこともあり、今回はタイミングを選択しました。
そこで、先生に質問です。このような場合、先生なら採卵されますか?卵の在庫がないので、小さいまま排卵してしまうことが多いようです。そのような場合でも、採卵し、妊娠に繋がることはあるのでしょうか。次の周期も同様だった場合、どうしたらよいのか…と悩んでいます。次回希望なら、次はショート法ですると言われています。
高橋敬一院長からの回答
AMHが0.05と低くご不安なのですね。気持ちを抜きに考えるならば、理論的には、1個でも卵胞ができたならば採卵をチャレンジしてもよい状況です。保険は胚移植の回数です。採卵をチャレンジして、胚盤胞になれば移植する、という方針です。しかし取れない時の恐れるお気持ちも理解できます。今回は卵胞発育が止まっているようなので、見送ってもおかしくない状況だと思いますよ。次回も同じならば、一度チャレンジしてもよいと思います。
はじめまして、いつも拝見しております。
ご丁寧な回答とても参考にしております。
現在、第2子不妊で通院しております。子宮腺筋症があります。第1子も体外受精で授かりました(2022.10生)。第1子の時のAMHは0.3、先日測定したときは0.05でした。先日、3年ぶりの採卵(自然周期)を行いましたが、空砲のみで卵子がとれませんでした。とても落ち込みました。再度、採卵予定で通院しており、クロミッド1日1/4錠~1/2錠と2日に1回の注射をしています。
そこで、質問です。1回目の採卵では、新鮮胚移植の予定でしたが、今回の採卵では凍結プランに切り替えと言われました。第1子の際に新鮮胚移植で妊娠したので、凍結プランにする場合のメリットがわかりませんでした。先生は、凍結する場合のメリット・デメリットについて、どのようにお考えでしょうか。私のような場合、先生ならどのような刺激や採卵プランをご提案されますか。
また、私の努力で今できることがあれば教えてください。
現在の主治医があまり詳しい説明をいただけない方で、不安な気持ちがなかなか解消されません。先生の考えをぜひ教えていただければ幸いです。
高橋敬一院長からの回答
治療は私がおこなっているものではないので、まずは再度の説明を担当医に要請することが最も大切です。一般論として、クロミッドを使用する際には子宮内膜が薄くなることがあるので、クロミッド周期には新鮮胚移植せずに凍結することはあり得ます。胚盤胞では、凍結胚移植のほうが10%程度妊娠率が高く、初期胚では新鮮・凍結同じ妊娠率です。卵胞1個当たりの採卵率は70~80%程度ですので、基本的には採卵を繰り返す方針となります。卵胞数が少ないようなので、高濃度マルチビタミン、DHEAなどを使用することも当クリニックでは推奨しています。
いつもお世話になっております。
子宮鏡下手術の日程及びAMHについて質問です。
①子宮鏡下手術は生理が終わる間近(6日目)で、おりものに少し血が混ざっている状態でも手術して頂くことは可能でしょうか。
完全に生理が終わってからの方が良いでしょうか。
②手術日の予約は生理が来てからすることになりますか。生理6〜10日目が2/21〜25になりそうなのですが、ほとんど休診日と被ってしまい予約が取れるか心配です。
③手術は日帰りになりますが、どれくらいの期間、自宅で安静にするのが良いでしょうか。
④AMHの値がかなり低かったのですが、数ヶ月、不妊治療が遅れることで、こちらの値はかなり減ってしまいますか。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
子宮内膜ポリープの手術は少量の出血があっても可能です。生理が来てからの予約になります。見込みですと変更した場合にはほかの方の手術が組めない可能性があるのですね。一般的には、手術翌日は自宅安静で、その後は仕事を普通にしている方が多いようです。AMHの低下は個人差がありますが、1~2か月ではほとんど差はないと思います。子宮鏡手術では、翌月にはふつうに治療をしていますので、1か月の差のみです。
いつもお世話になっております。
昨日の処置の際に伺いそびれましたため、こちらにて質問失礼いたします。
以前検査をしたところDHEAの数値が低く、DHEAのサプリを服用するよう指示をいただき、そこから毎日2錠ずつ飲んでおります。
そろそろ無くなりそうなのですが、このまま買い足して飲み続けてもよろしいのでしょうか。
そのまま飲み続けてもいいということでしたら、DHEAのサプリの購入のためだけにクリニックへの来院をしてもよろしいのでしょうか。
また、もし再購入前に再検査が必要だった場合の再検査の日は次回の診察時になりますか、それともその前に検査の来院が必要でしょうか。
(以前処方された日に2月の上旬に一度検査をしてみますか、と言われたような記憶があります。)
お忙しい中大変恐縮ですが、回答お待ちしております。
宜しくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
不妊治療を継続するならば、DHEAは継続して良いと思いますよ。念のために2か月ほどで検査をする方が良いですね。卵巣機能が低下気味なので、DHEAのみでなく、さらに積極的な治療をお勧めいたします。