No. 13848

いつも大変お世話になっております。 左卵巣に4cmのチョコレート嚢胞があり、内膜症と診断されています。 生理前からダグラス窩の痛み、生理中は強い腹痛で寝込む、生理5日目ごろまで排便痛や軟便、左鼠蹊部〜膝裏・胃の痛み、歩行時の振動痛など、日常生活に支障があります。 10月に胚移植をしていただきたく、貴院に来院できればと考えておりますが、このような症状がある状態で移植しても問題ないのでしょうか。 自然妊娠は難しいとのことで、遠方のため移植は半年ごとのスケジュールになります。 生活の質改善のためにも腹腔鏡手術を検討しており、次回妊娠にいたらない場合はできるだけ早く手術をと考えております。 前回来院時には他の先生より「手術のリスクの方が大きい」とご説明いただきましたが、日常生活に支障をきたすほどの痛みに耐えられず、鎮痛剤も効かない状況です。 なお地元の先生からは右側の卵巣は特に問題なさそうだと言われております。 お手数ですが、お返事いただけると幸いです。

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いつも大変お世話になっております。
左卵巣に4cmのチョコレート嚢胞があり、内膜症と診断されています。
生理前からダグラス窩の痛み、生理中は強い腹痛で寝込む、生理5日目ごろまで排便痛や軟便、左鼠蹊部〜膝裏・胃の痛み、歩行時の振動痛など、日常生活に支障があります。

10月に胚移植をしていただきたく、貴院に来院できればと考えておりますが、このような症状がある状態で移植しても問題ないのでしょうか。
自然妊娠は難しいとのことで、遠方のため移植は半年ごとのスケジュールになります。
生活の質改善のためにも腹腔鏡手術を検討しており、次回妊娠にいたらない場合はできるだけ早く手術をと考えております。
前回来院時には他の先生より「手術のリスクの方が大きい」とご説明いただきましたが、日常生活に支障をきたすほどの痛みに耐えられず、鎮痛剤も効かない状況です。
なお地元の先生からは右側の卵巣は特に問題なさそうだと言われております。
お手数ですが、お返事いただけると幸いです。

高橋敬一院長からの回答

一般論としては、4㎝のチョコレート嚢腫があっても、そのまま胚移植することはよくあります。4㎝では通常は手術の適応ではなく、経過観察が多いのですね。しかし、症状が強い場合には手術の適応は十分あります。ただし、手術により卵巣機能がさらに低下することが予想されます。その中での判断になると思いますよ。