No.13162 53242
海外で卵子提供を受ける予定でバックアップクリニックを探しています。
受信歴のあるこちらのクリニックにお願いしたいのですがかのうでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
当クリニックでの治療の経緯があるならば、バックアップは可能な範囲でお受けいたしますよ。依頼状持参か、直接お申し出頂いても結構です。
海外で卵子提供を受ける予定でバックアップクリニックを探しています。
受信歴のあるこちらのクリニックにお願いしたいのですがかのうでしょうか?
当クリニックでの治療の経緯があるならば、バックアップは可能な範囲でお受けいたしますよ。依頼状持参か、直接お申し出頂いても結構です。
始めまして。
他院に通っている者ですがいつもこちらの掲示板を拝見しております。
お忙しいところ、いつも丁寧に皆様からのご質問を回答されていて、私としてもよく参考にさせて頂いております。
今後の治療方針について悩んでおります。
よろしければ先生のご見解を頂けると大変助かります。
●状況
•43歳、AMH 2.54(2023/9時点)
•顕微受精歴約2年、化学流産1回、稽留流産1回
•稽留流産の原因が染色体異常のため、それ以降毎回の採卵は必ずPGTA実施し、正常胚があれば移植という方針
•ただ、今まで10回採卵したが1回も正常胚がなく、移植可能なモザイク胚が1個のみ
•採卵では平均10個前後卵が取れ、毎回胚盤胞まで育ち、PGTA検査個数は20個近く
•卵巣刺激では飲む薬、注射、トリガーなど種類を色々変えて試したが、毎回胚盤胞になったものの、PGTA検査では正常胚得られず
•なお、PGTAに出せないBC,CCグレードの胚盤胞が6個ある
●ご相談内容
•なかなか正常胚が得られないので今周期はモザイク胚を移植する予定です。
•これで上手くいけば良いのですが、良い結果が出ない場合、今後の治療をどうしようか悩んでおります。
•また採卵するか、BC,CCグレードの胚を移植するか、卵子提供に切り替えるか、で悩んでおります。
•確率の観点では、採卵を繰り返すことやグレードの低い胚の移植よりも卵子提供の方が妊娠•出産への道が近いのは頭で分かっていますが、どこかで自己卵を諦めきれない自分がおります。
年齢のこともあり、焦っていますがなかなか方針が決まらず毎日モヤモヤしています。
お忙しい中恐縮ですがご意見を頂ければ幸いです。
宜しくお願いします。
なかなか正常胚が得られず、お困りのことと思います。年齢的には、5個中4個は染色体異常であっても不思議ではない状況です。したがって正常胚を得るためには、できるだけ多くの胚盤胞を得る方針になります。胚盤胞がこれだけ得られているのはとても良い状況です。今後の方針として、モザイク胚の移植、BC.CCの胚の移植はおこなってよいと思います。その中に染色体正常胚がある可能性もあるのです。それがダメだった場合の方針は分かれます。現実に「妊娠・出産」を希望するならば、卵子提供が最も可能性が高くなります。アメリカで2個胚移植する場合には、胚移植当たり70%程度の妊娠率が得られます。もしご自身での胚移植にこだわるならば、一例として、今後はPGTAをおこなわずに2個胚移植を繰り返す、という方針があり得ます。PGTAは絶対に正しい検査ではなく、PGTAで異常胚の移植でも1000個の移植で2例ほどの正常児の出産例もあるのです。もし胚盤胞が得られなくなったらば卵子提供に移る、という方針です。残念ながら、「正解」の方針は誰にもわからないのですね。一例として挙げさせていただきました。
はじめまして。海外(欧州)に在住しており、当地で不妊治療をはじめた者です。こちらでの生活が長く、また夫もこの国の人のためクリニックでのやりとりに特に問題はないのですが、日本語でのセカンドオピニオンが得られたらありがたいと思い、連絡をさせていただきました。
私は2012年に子宮内膜症性卵巣嚢腫(両側卵巣チョコレート脳腫)と診断されました。両卵巣が9センチ以上にも腫れていたので、腹腔鏡にてチョコレート脳腫除去手術を受けました。診断と手術は日本で受け、執刀医によりますと、卵巣以外にもかなり癒着があったが、卵巣の正常部分をできる限り残すように手術したとのことです。術後は再発防止のためにディナゲストを服用しているため(こちらで処方はVisanneという薬ですが、ディナゲストと成分同じ)、排卵・月経はありません。
二年半ほど前に縁あって夫と結婚し、内膜症を患っていること、またどちらも高齢のためにおそらく子供をもつことは無理だろうと考えておりました。しかし次第に、子供ができれば本当に素晴らしいだろうなあという思いが増し、先日、意を決して夫婦で不妊治療専門クリニックを訪問し、一連の検査を受けました。
夫の方は問題はありませんでしたが、やはり私の検査結果は非常に悪いものでした。主な数値は、AMH0.05、FSH9.7、LH1.8です。また血液検査に先立って行われたエコー検査では、右側卵巣に12.7㎜の卵胞とごく小さな卵胞2個、左側卵巣にはおそらく4個の小さな卵胞があること、いくつかの子宮筋腫(最大は2.85x3.03 cm)があることが確認されました。
担当医師によりますと、ディナゲスト服用によりAMHは実際よりも低くなっているだろうが非常に低いことには変わりない、またFSH9.7も実際にはより高い数値の可能性があるとのこと。妊娠率は少なくとも5%以下、おそらくは1%に満たないとのことです。不妊治療をこのクリニックでおこなうことはできるが、ディナゲスト服用を中止し、治療を継続していくなかで子宮内膜症が再発するだろうし、最悪の場合には子宮や卵巣の摘出を余儀なくされるリスクがあると言われました。本当に子供が欲しいのなら、提供卵子による治療の方が現実的で、この場合の妊娠率は40%程度だそうです。
卵子提供を受けてまでも子供を授かりたいのか、あるいは夫婦二人で生きていくのかについて、今後夫とよく相談しなければなりません。しかし、私としましては、せめて1度か2度、自分の卵巣から採卵できるか、そこから受精できるかを試してみたいという気持ちが大きいです。そうしたステップを経てこそ、卵子提供を納得して受け入れることができると思うのです。
担当医は子宮内膜症再発のリスクを非常に懸念しているようですが、それほど速く再発し悪化するものなのでしょうか。手術を受けるほどまでに重症化した原因は、私が婦人科を受診することをためらっていたことにあります。当時の私の月経周期は正常で、基礎体温を測ると低温期・高温期の差がはっきりあり、生理痛も1・2日目に鎮痛剤で抑えられる程度でしたので、まさか病気にかかっているとは思ってもいませんでした。
長々とした説明になってしまいましたが、主に以下の二点について、先生のご意見をいただければ大変うれしいです。
(1) 上記のような状況を総合して、妊娠する可能性は1%未満というのは妥当な判断であるかどうか。
(2) 自身の卵巣からの採卵・受精というステップを1度か2度踏んだ後に、あるいは半年間ほど試した後に、提供卵子を用いての治療は可能かどうか。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
なかなか判断が難しくお悩みのことと思います。どの方法を選ぶかは、考え方次第によりますので様々な考え方、選択肢があります。したがって、ここでは一つの考え方、モデルケールをお示しします。妊娠する可能性は1%よりも少し高いかも知れませんが、出産率は1%未満であることは妥当な数字です。妊娠しても2/3は流産しまう年齢なのですね。おおむね、この医師の説明は正しいと思います。その上で、ご自身の卵子での挑戦は、もちろんあり得ます。体外受精を2回挑戦するのは、2~4ヶ月程度でおこなえます。この間に急速に内膜症が悪化する可能性はそれほど高くはないでしょう。ただし、保証はありません。一方、もし悪化しても、チョコレート嚢腫の吸引や、ディナゲスト薬の使用、手術などで、対応することは不可能ではありません。また、最悪、卵巣を摘出しても、子宮が残っているならば、卵子提供での妊娠、出産は可能です。したがって、リスクはあるものの、自己卵子での挑戦は可能だと思いますよ。今は年齢が最も大きな要因です。もし挑戦するならば、判断は急ぐ方が良いと思います。納得できる方法でおこなえると良いですね。頑張って下さい。
お世話になっております。
質問が2つあります。
①昨日MEC外来を受診しました。
10月4日に受けた血液検査の結果を聞きました。
1.5AGという項目はどういった類のものなのでしょうか?
若干基準値より低かったのですが、なにか対策が必要なのでしょうか?
その場で疑問を解決できればよかったのですが
こちらで質問させてください。
②サプリのラクトフェリンとメラトニンについてですが
ラクトフェリンは就寝前に飲むようにと記載がありました。
メラトニンと一緒にラクトフェリンを飲んでいいのでしょうか?
時間を別にしたほうがより効果的などあるのでしょうか?
お忙しいとは思いますが
宜しくお願いします。
1.5AGは1週間の短期の、血糖の状態を示します。少ないのは血糖が高かった事をしまします。メラトニンは、睡眠30分~1時間前、ラクトフェリンは毎食後になりますで、通常は同時に飲む事は少ないと思いますよ。
いつも大変お世話になりまして、ありがとうございます。
先日の血液検査で、陰性の判定を頂き、本日出血が始まりました。
次回も自然周期の移植予定ですが、今までの周期で考えると、凍結初期胚移植は7/31か8/1辺りになりそうに思います。(体調などでズレる可能性もありますが…)
8/2 8/3は大丈夫なのですが、どうしてもその2日間が11時半に伺う事が難しく、
何らかの方法で2日間ほど排卵を遅らせる事は可能でしょうか。本来なら、ベストな状態でスケジュールを合わせなければならない中、都合が難しく大変申し訳ありません。
次回は、生理10日目の25日に、子宮内膜刺激をして頂くため受診させて頂く予定です。
お手数をお掛け致しますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
今回良い結果が出ずに残念です。排卵を遅らせることは難しいのですが、胚移植の時間が不都合ならば、午後におこなう事も可能ですよ。次回にご相談頂けますか。
体外受精を10回は繰り返しましたがうまくいかず、卵子提供に最後の望みをかけています。20代独身の知人から提供意向をもらえたのですが、こちらでは対応いただけるものでしょうか、、、?
残念ながら当クリニックでは卵子提供の対応はしておりません。日本で卵子提供をおこなうには、カウンセリングなどの手続きもかなり煩雑になっており、現在おこなっている施設は、まだ非常に少ない状況です。現在の詳しい状況は、私も把握できていないので、例えば、NPO法人OD-NET(卵子提供登録支援団体)にお問い合わせになってみては如何でしょうか。
こんにちは。私の姉は幼いころ子宮の病気をし、卵子が多く育たないからだになりました。注射をうったりと、不妊治療は続けていたものの、やはり卵子ができないようなので、もうあきらめるかもと言っています。
私は姉が望むのならば、私の卵子を姉に提供したいのです。私は現在国外に住んでいるのですが、期間はどのくらいあれば治療できますか?あと、費用はどれほどかかるのでしょうか?卵子提供で、うまく妊娠して出産できる可能性はどれぐらいありますか?
学会の認めている日本での卵子提供は、無償のボランティアの提供卵子を使用して、限られた施設しかおこなわれておりません。当クリニックも含めて、千葉県内でおこなっている施設はありません。また、近親者からの卵子提供をおこなっている施設は、非公式だと思いますが1~2カ所でしょうか。学会はまだ明確には認めていないと思います。もしお姉さんへの卵子提供をご希望ならばインターネットで近親者の卵子提供をおこなっている施設を探してそちらにご相談頂けますか?
ニュースで、卵子提供で出産した7割に妊娠高血圧症候群など母子への重い健康影響があった。高齢妊娠や受精卵を排除する免疫反応の影響が考えられるといい、極めてリスクが高い。ということを耳にしました。
これは自分の卵子なら大丈夫なのでしょうか?体外受精だと何らかの影響があるのでしょうか?
卵子提供で妊娠される方は、ほとんどがご自身の卵子では妊娠不可能な高齢の方です。したがってご自身の卵子であっても、同様に妊娠高血圧症候群が起こると私は考えています。欧米では卵子提供が免疫機能はあまり関係ないと思いますよ。
どうしても子どもが欲しいのですが,なかなか恵まれません。年齢的なこともあり,卵子提供も考えています。メディブリッジさんかマックベビーさんが評判が良さそうなので,検討しようかと思っています。ただ,メディブリッジさんは提携クリニックが明示されていないこと,マックベビーさんは情報量が少ないことが気になります。どちらのエージェンシーがより信頼性が高いか,また,他に信頼性の高いエージェンシーがありましたら教えていただきたいです。
大変申し訳ありませんが、当クリニックは卵子提供の斡旋も提携もしていません。またどこのエージェントが良いかも判断しておりません。まずは電話やメールなどで、質問して、その上で直接会うエージェントを決めてみては如何でしょうか。
卵子提供の事ですのでまた違う投稿にさせて頂きました。
ちょうどエージェントの方とお会いする前に、読売新聞の記事を拝見し、思わず眉をひそめてしまったのですが、色々な文化的背景からも、諸外国と日本では受け止め方や見聞が違ってもしょうがないのかもしれませんが
そもそも卵子提供だから危険だとかの問題ではなく、体外受精による多胎の可能性や、高齢妊婦の出産リスクが問題なのであって、こちらに通われている方のように、多くの方が高齢で体外受精でお子さんを願っている背景にはあまり触れず、何だか問題がすり替えられているような違和感を覚えました。
本当は、もっと若いうちに基礎知識を多くの皆さんが持って、早い段階で不妊治療を行う意識を高める事が何よりではないのかな?むしろそちらの啓蒙活動の方がその記者の方が訴えるべき視点なのではないのかな?と感じましたし
また、法の整備、という点でも、ドナーさんが産まれたお子さんとの面会を希望していない状況や、実際に妊娠出産された方の気持ちを無視した法案になるのでは、今の日本の風潮では、むしろお子さんと親の繋がりが危うくなるのではないのかな?とも感じました。
諸外国の例では、ドナーさんの人となりが解るものがあれば産まれたお子さんは納得して今の家族の思いを知り仲よく暮らす事が出来る、という見解が通例になっているのを敢えて違う方向に導くのはいかがなものかな?とも思いました。
そのお話もエージェントの方と少し触れたのですが、同じような危惧をされていらっしゃいました。
高橋先生の事はとても信頼されていらしたので、「もしこちらにご縁があるような場合でも、しっかり納得されてからいらして下さいね」とのお言葉を頂けました。
そして、「悔いのないように仕事よりも治療に関しては、わがままな時間をきちんとご自身のためにとって下さいね」ともお言葉を頂けました。
気持ちの上でも母親になる準備が出来た方に授かり物が舞い降りて来るそうで、迷っているうちは母親力が弱いのかな?と思いました。
せっかくの先生とのご縁はどのような形にしろ、私にとって色々な視野を広げられるきっかけになり、大変ありがたい事や、たくさんの方々との出会いを運んでくれました。
どのような形になりましても、今後とも宜しくお願い致します。
今はとにかく、最低限の自分の妊娠出産能力を整える事も大事な事と思っておりますので、多胎や2度の妊娠も視野に入れ、次回の診察の時にその事につきましても教えて頂きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
今回の読売新聞の報道には、私も確かに様々な検討事項があるように思いました。取り扱い方が、センセーショナルな印象を持たれてしまう可能性があると感じます。一方、卵子提供については、声を大にして訴えることは当事者からはおこないにくい現状だと思います。難しく繊細な問題を含んでいることなので、逆にこのような場で当事者の立場に立った情報を提供してゆければよいと考えています。当クリニックの臨床心理士(カウンセラー)の小倉先生もこの問題についてもご相談可能ですのでご参考にしてみて下さい。
先日は先生が訪問なさったいくつかのエージェントを教えて下さりありがとうございました。その中の1箇所に実際にお話を伺いに行く事が出来そうですのでお知らせ致します。
ただ、まだ色々な事をきちんと考えてから決断したいと思っておりますので、正式な申し込みはまだしないで、お話を伺ったり今後の経過を見て決めて行きたいと思います。
DNA鑑定の事や、自分(夫婦)がなぜ子どもが欲しいのか、もし産まれたとしてその子に無償の愛を注げるのか?
それは自分自身のDNAだったとしても同様の事が言えるのかもしれませんが、人生には様々な事がつきものだと思うのですが、主人の気持ちも考え、自分自身の気持ちもごまかさず向き合って決めて行きたいと思います。
まずは自身の採卵で最善を尽くしたいと思います。
私もエストラジオール値を高く設定する事にとても興味があります。
採卵可能の際は、そちらも併せてよろしくお願い致します。
卵子提供には様々な葛藤があると思います。確かにご自身お思いと向き合う必要がありますし、ご主人との十分な話し合いも必要でしょう。当クリニックではまずはご自身での卵子での妊娠を目指しましょう。当クリニックでできることがあればまたご相談下さい。
先生、本日(もう昨日になりましたが)は、お心配りありがとうございました。
主人とも話したのですが、もう少し先生にお願いして、だめな時は、状態の良いうちに次の事を考えようと言う事になりました。
前から話題にはしていたのですが、意思確認の意味で主人に改めて卵子提供についてどう思う?と聞いたところ、「良いと思うよ、試してみる価値はあると思うよ。」と返事が返ってきました。
もしエージェントを紹介して頂いて海外で行う場合、ある程度の英語力は必要になるのでしょうか?専門用語や不快感の表現などさっぱりですので、勉強だけでもしておこうかなと思っております。行くか行かないかは別にして、備えあれば憂いなしとも言いますし、勉強して損はないと思いましたので質問させて頂きました。
直接先生のご診療に関わる事でなくて申し訳ありません。
今回、採卵が出来ずに残念です。なかなか良い結果が出ませんが、次回も挑戦してみましょう。卵子提供に関しては、エージェントを紹介しているわけではありませんが、Los AngelesのLaBaby, サンフランシスコのIFC、東京の、JapanIVFセンター、などがあります。それぞれの事務所や現地のクリニックなどは訪問しています。インターネットで探すことは可能です。すべて英語力は必要ありません。サポートがしっかりあるようです。質問等あれば、次回来院時にまたご相談下さい。