着床前診断・遺伝
こんにちは。
現在、他院にて不妊治療中です。
体外受精をしています。
移植3回しました。
1回目は自然周期ヒアルロン酸なしhcg14でhcgあがらず陰性
2回目はホルモン補充周期ヒアルロン酸ありでかすりもせず陰性
現在、3回目は自然周期ヒアルロン酸ありで結果待ちです。
胚盤胞のグレードとか染色体異常(卵?)とかの関係もあるかもおもいます。
もし、今回陰性だったらどの検査をしたらいいのでしょうか?
考えてもわからず、、
お返事もらえると大変嬉しいです。
高橋敬一院長からの回答
3日に妊娠しなかった場合には、着床障害の検査をお勧めいたします。子宮鏡、慢性子宮内膜炎、子宮内フローラ、Th1/Th2の免疫機能、着床の窓、などがあります。実際には胚の染色体異常も重要なのですが、現時点では保険と着床前診断(PGT-A)は併用が困難なのですね。
はじめまして。42歳第一子希望で不妊治療中です。
現在他院で治療を行っていますが、これまで4回の凍結胚移植(PGT-A正常胚含む)を行うも一度も妊娠判定がでない状況に行き詰まりを感じており相談させていただきます。
治療歴は以下です。
胚移植1回目(4BB,4BC)hcg0
胚移植2回目(4BB,4BC)hcg6で妊娠判定陰性
胚移植3回目(8f10, 4AB)hcg0
胚移植4回目(PGT-A正常胚4BB)hcg0
胚移植は1-3回目はホルモン補充周期、4回目は排卵周期で行いました。
着床不全や不育症の検査は一通り行いましたが異常は見つかっていません。
・慢性子宮内膜炎 陰性
・子宮鏡検査 陰性
・卵管造影検査 陰性
・ERA検査 窓ズレなし
・EMMA, ALICE ラクトバチルス菌90%未満のためサプリ推奨あり
・凝固系、自己免疫、抗リン脂質抗体などの血液検査 陰性
・ビタミンD, 銅亜鉛、耐糖能、甲状腺検査 陰性
PGT-A正常胚や未検査の胚盤胞は残っていますが、このまま同じ条件・方法で移植を繰り返し行うことに不安があります。
今後どのように治療を進めていけばよいかご意見いただけますと幸いです。
高橋敬一院長からの回答
2個胚移植、PGT-A正常胚も含めて胚移植したものの妊娠せずお悩みのことと思います。妊娠しない主な原因は胚盤胞の染色体異常の有無です。しかし、4回目は正常胚も移植しており、現時点での改善点は、子宮内のラクトバチルス不足のみです。したがって対策としては、ラクトバチルスの継続内服、ラクトフェリン継続内服、胚移植時の膣内へのラクトバチルス投与、が対策になります。PGT-Aは受けることで流産率を下げる意味あります。しかし胚が着床しやすくなるものではないので、妊娠するかどうかでは微妙な位置づけになります。そのうえで、シート法、2個胚移植や2段階移植などを丁寧におこなっていくことになると思います。現時点ではかなり詳しく対策はおこなわれており、決定的な他の原因があるようには思えません。今の治療法を信頼して継続してい良いと思いますよ。
高橋ウィメンズクリニックで2023年1月に人工受精し、第一子を授かり2023年10月に出産しました。その節はありがとうございました。最後の人工授精をしたあと遠方へ引っ越ししてしまったため、そちらに再び通う事は難しいのですが、現在第二子を希望しており、先生のご意見賜れれば幸いです。
2024年10月より不妊治療再スタート
2024年11月人工授精→✖️
2024年12月人工授精→✖️
体外受精へステップアップ
2025年1月採卵→0
2025年3月採卵→3個取れ、2個胚盤胞で凍結
2025年5月3AC移植→✖️
2025年6月4AB移植→✖️
2回の体外受精では着床すらせずでした。
今通ってる病院では次回からEMA、ERA、ALICEを実施、子宮内膜スクラッチをして、移植。その後また着床しなければPGT-Aを実施してみてはどうかと提案いただきました。
一方このタイミングで転院も検討し始めており、転院先の病院で同様の検査をできるか確認したところ、PGT-Aは実施していないとのことでした。やはり染色体異常があれば着床しませんし、なかなか着床しない自分にとってはPGT-Aで検査することは有効なんじゃないかと思う一方で、胚へのダメージ等リスクも考えるとあまりPGTAに拘らなくても良いのか…。このまま転院せず、治療を続けるか、悩んでおります。先生のPGTAに対する御意見賜れますと幸いです。
宜しくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
PGT-Aの最も意義あるのは、流産の確率を低下させることです。今回は流産はしていないので、その意義としてはあまりありません。PGT-Aで胚がダメージと受けて妊娠率が低下するリスクもあります。PGT-Aでは正常な胚が増加するものではありません。したがって胚盤胞が10個あるならば、時間短縮としては意義はあります。胚盤胞が1~3個ならば、PGT-Aをせずにそのまま移植する方が赤ちゃんを得られる確率が高い可能性もあるのです。したがって、PGT-Aをお勧めするのは、妊娠率が低下する可能性があるが流産をできるだけ少なくしたい場合と、胚盤胞が多数ある場合、と考えればシンプルかもしれませんね。PGT-Aは採卵から自費になります。したがってそのことも考慮が必要です。
お世話になっています。
先日PGT-AでA判定の胚を移植し、陽性判定をいただきました。その後不育症の病院で胎嚢を確認し、24時間ヘパリン点滴と5日連続免疫グロブリン投与を行いましたが、心拍が確認できず7週流産となってしまいました。今回、母体側の不育症対策は万全に行っており、血液検査も良好で薬はきちんと効いていたと思われ、受精卵側のエラーを疑われています。精子のDNA損傷率を調べたくDFI検査は予約させていただきました。次回移植までに他に何か受けるべき検査はありますでしょうか?
子宮内フローラは受けたいと思います。引っかかった場合に改善に時間がかかると思うのでなるべく早いうちに検査をしたいのですが流産後何回目の生理が来たら検査可能でしょうか?
高橋敬一院長からの回答
今回流産となりとても残念です。PGT-A正常でも流産は5~10%おこるので、原因が明確になっていない部分はあります。子宮内フローラは一度生理が来れば検査してもよいと思いますよ。生理開始10日目ごろにおいで頂けますか。
他院で治療中ですが、先日5回目の移植をして陰性の見込みのため絶望し、いろいろ検索していると貴院の掲示板をみつけ、初めて書き込みをさせていただきます。
着床不全ではないかと思っているのですが、これからどんな治療を行うのが選択肢として考えられるか、ご見解を伺えませんでしょうか。
2023年に採卵→12個とれ、受精10個、胚盤胞5個(3aa.4ab.4cb(6日目胚盤胞).4bc×2)
2024年より移植開始、4回目までホルモン補充
1回目 3aa→かすらない陰性
2回目 4ab→BT9でhcg61、胎嚢確認後心拍確認前に自然流産
3回目 4bc→BT10でhcg7化学流産。しっかり生理があったがなぜかこの卵が流れずに育ち、胎嚢確認後繋留流産(吸引法)
このタイミングで子宮鏡検査と卵管造影検査を行い、子宮鏡問題なし、卵管造影は狭窄と閉塞のためFT実施。
その周期で人工授精するも陰性。
また不育症を疑い血液検査のみ実施。プロテインsのみひっかかり、やや低値のためここからの治療ではアスピリンを服用。
2025年
4回目 4bcと4cbの2個移植→BT9でhcg7、化学流産
その後事情により転院し、採卵
8個とれ、7個受精→4個胚盤胞。うち良好胚2個を凍結(4ab×2)
5回目 2個移植
転院前に試したことのない方法を実施。
シート法、自然周期→市販の検査薬でかすらない陰性(判定待ち)
現在判定待ちかつ子宮市販の検査薬を使用してしまっているため不確定なものの、妊娠時の独特な子宮の硬さや症状が全くないため6回目の移植に向けて何ができるかを考えています。(薬は継続しています)
不妊鍼灸に週1で通い漢方薬を服用しています。冷え性の自覚はありますが運動はできていません。。。
次からまた採卵周期に入りますが、同時に行える検査はすべて行いたいと思っています。
着床不全の検査としては血液検査しか実施していません。ほかに出来る有効な検査や再度実施したほうが良い検査などありますでしょうか?また、6回目の移植として検討してもよさそうな方法などは何か考えられますでしょうか?
どうかアドバイスをいただけましたら幸いです。他院治療中にも関わらず質問し申し訳ございません。どうぞよろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
詳しい検査結果がわからないので一般論になります。2回目、3回目の胚移植で妊娠しているので着床障害ではありません。流産の主な原因は、胚の染色体異常です。したがって、理論的には胚の染色体の検査である着床前診断になります。ただし、これは自費での採卵の周期になります。現時点では着床障害ではないのですが、着床障害の検査としては、慢性子宮内膜炎のCD138の検査と子宮内フローラがあげられます。ただし、現在まで妊娠しているので、今の方法で胚移植をおこなってもおかしくはありませんよ。
本日はお世話になりました。
先生にご説明頂き、また頑張っていきたいと思います。
帰宅後に考えたのですが、今度採卵を行うことになった際、今の私の状況でPGT-A(着床前診断)を行うメリット・デメリット等はいかがでしょうか?
(全て自費で採卵や移植というお話は伺いました)
費用はかかるかもしれませんが、流産を回避して、出産までにたどり着ける時間が短くなるのならやってみたいと考えております。
先生のご意見を伺えますと有り難いです。
また次回の診察のお話です。2回生理が終わったあとの、生理開始後10日頃に受診で宜しいでしょうか。自然周期にて移植という予定で合っていますか。(再度確認させて頂き、申し訳ありません)
ちなみに、次回生理はおおよそ7月頭頃になるのでしょうか?
いつ頃までに、生理がこなかったら受診すれば宜しいのか、念の為に教えて頂きたいです。(少しでも早く次に進みたいと思いまして)
どうぞ、よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
PGT-Aのメリットは、胚盤胞が多い場合には妊娠までの時間短縮になることと、流産率を低下させる意義はあります。デメリットは、費用がかかることと、PGT-Aの影響でその胚の妊娠率が低下する可能性があることです。なお、PGT-Aで正常胚が増えるものではないので、子供を得られる可能性が高くなるものでははないことは理解して頂く必要があります。したがって出産までの時間短縮が目的ならばPGT-Aを受ける意義はあります。
次回は生理開始10~12日目の来院で結構ですよ。自然周期での胚移植でよいと思います。順調にいけば7月上旬になる可能性が高いと思います。
はじめまして。掲示板を参考にさせていただきありがたく思います。
夫46歳・妻42歳AMH3.30になります。
(血管年齢は37歳)
着床前診断を考えております。
私の場合、1回の採卵で何個くらいとれて
検査に出せる胚はどれくらいだと思いますか?
またPGT-Aを行わなかった凍結済みの胚盤胞
を後で追加で実施する場合
再度融解凍結などを繰り返すことで通常行ってた1度のみの凍結融解よりも胚のダメージはかなり大きくなりますか?
後1度のPGT-A検査に何個くらい検査に出せば良いのでしょうか?
よろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
排卵誘発の方法にもよりますが、AMH3.3なので高刺激ならば10以上取れる可能性があります。受精率は60~80%程度でしょう。受精卵が胚盤胞になるのは、3~5個に1個程度です。そして胚盤胞ができた場合の、正常な染色体の胚盤胞は4~5個に1個です。したがって、採卵10個で正常な胚盤胞は1個ぐらいの目安になります。胚盤胞をPGT-Aに出すのは、最低5個程度は出すほうが良いと思います。いずれにしても年齢が最も重要な因子ですので、治療は急ぐことをお勧めいたします。
去年、貴院にて胚盤胞を移植して頂き、無事着床し現在双子を妊娠中の者です。
その節は大変お世話になりました。
現在30週を迎えたところですが、双子のうちの1人に染色体異常があり、今は何とか育ってくれていますが、出生後厳しい状態が予想されると言われています。
貴院にて凍結保存して頂いている受精卵があと一つあるのですが、今後また移植する時のことを考えて、8月の保管延長の手続き前に着床前検査を受けておきたいのですが、一度貴院にお伺いして手続きが必要でしょうか?
以前に遺伝カウンセリングは受けさせて頂いています。
妊娠後期に入りなかなか移動が大変になって来ましたので、もしオンラインなどでお手続きが出来ると有難いです。
ご確認の程、よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
現在双胎妊娠30周で複雑な状況なのは承知いたしました。日本では着床前診断は自由には認められておりません。学会の指針に従って行う必要があり、詳しい状況を承る必要があります。また着床前診断は保険治療と併用はできませんので胚移植も自費になります。いずれにしても詳しい状況把握が必要ですので、オンラインでは手続きは困難であり、直接来院して頂いての相談が必要になります。
いつも参考にさせていただいております。
夫婦共に30歳で、現在体外受精をしています。私は夫です。
1回目は8w稽留流産、2,3回目は陰性でした。凍結胚は残り1つです。
一度目はホルモン補充で行いましたが手術後に強い痛みと出血があったこともあり、2回目以降自然周期に変えました。
いずれもアシステッドハッチング済、2回目はsheet、3回目はヒアルロン酸を併用しました。
移植したいずれもグレードは4bb〜4aaまでの間でした。
一度目で着床はしたので連続で陰性になるとは思っておらず、今後について考えあぐねています。
移植の方法にも向き不向きがあるのでしょうか?また先生であれば次回以降どのような治療方針を検討されますか?
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
妊娠するかどうかは、7~8割程度が胚の問題で、染色体威容があるかどうかが重要です。しかし、保険と着床前診断は現在は認められていないので、最も大きな問題を抜きに対策をすることになります。3回着床しない場合には反復着床障害として検査をお勧めしています。したがってもう1回そのままは移植することはおかしくはありません。もしご不安ならば、着床の検査の、子宮鏡、慢性子宮内膜炎、子宮内フローラ検査を受けておいてはいかがでしょうか。
先生初めまして。愛知の病院で第一子不妊治療4年目の者です。今までずっと掲示板を拝見していましたが、今回どうしてもお聞きしたいことがあり書き込みしました。保険適用6回が終わり、自費診療に移行しました。それに伴い、風疹の検査を初めて実施し1週間後結果が出るんですが、抗体が少ない場合ワクチン接種をし二か月の避妊指示がありました。 胚移植は当然出来ませんが、抗体があった場合はそのまま胚移植をするつもりです。来週血液検査でe2を調べるんですが、今月胚移植中止であればe2検査は必要ありませんか?
それと1.2回目は心拍確認前で流産、3.4.5回目は判定クリア後すぐにhcg低下、6回目はかすりもせずでした。クリニックの方針が、不育症検査をするより、移植回数を重ねることに重点をおいており何度検査依頼をしても、すすめられませんでした。なので自主的に他院で簡易的な不育症検査を受けたところ子宮内膜炎の検査で引っかかり、治療後完治を確認し6回目に挑みましたが残念な結果になりました。ここまで長くなりましたが、他に受けておいた方がいい検査などまだありますでしょうか?
凍結胚はあと3個です。
高橋敬一院長からの回答
E2検査は担当医にお聞きになるほうが適切でしょう。不育症の検査はすでに済んでいるようなので、今後の第一選択は着床前診断です。着床不全の検査としては、フローラ検査があると思いますよ。
初めまして。いつも掲示板を参考にさせていただいており、夫婦共々アシストワンにお世話になっております。
現在不妊治療を始めて3年目になる30歳です。主人は31歳です。
私自身のAMHは1.08で、主人は精子の量と運動率が悪く中等度男性不妊と指摘されています。
これまでの治療経歴は、タイミング法3回(陰性)→人工授精3回(陰性)→転院→顕微授精①(7w胎嚢確認できず自然流産)→転院→顕微授精②③④(陰性)となります。
採卵結果は、1回目4個採取→1個凍結(グレード不明)
2回目3個採取→1個凍結(4AB)
3回目7個採取→2個凍結(4AB×2)
全て高刺激です。
①回目で妊娠した際は高プロラクチン血症を指摘されカサバールを服用していましたが、2度目以降は指摘されず服用しておりません。
また、④回目の移植の前に『子宮内フローラ』と『杉ウィメンズクリニック』の検査を受けており
ラクトバチルス11%+真菌が検出
→抗菌剤の服用とプロバイオティクス(膣剤として)とラクトフェリンを服用
抗カルジオリピンIgM・凝固因子活性・抗フォスファチジルセリン・抗プロラクチンS抗体が引っかかる
→バイアスピリンを生理5日目から服用
という結果になりました。
子宮鏡と杉ウィメンズクリニックでの子宮のエコー検査では問題はありませんでした。
今後、私が受けるべき検査や治療はありますでしょうか?
本当はこちらのクリニックにかかりたいのですが、住まいから遠く掲示板でのご相談になってしまい申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
アシストワンをご使用いただきありがとうございます。ほとんどの検査は受けているようです。基本的には今の方法で移植を継続してよいと思いますよ。もし追加の検査をおこなうならば、念のために、という意味になりますが、ビタミンD、C、亜鉛、銅、ホモシステインの採血、慢性子宮内膜炎CD138、Th1/TH2の免疫能検査、陽性であった不育症検査の4種の再検査、着床能検査(ERPeak)、になります。実際には胚の染色体が最も重要なので、PGT-A着床前診断が考えられますが、現時点では保険診療との併用は困難なので、保険診療以外の場合には最初に考えてもよいでしょう。
はじめまして。2-3年前からこちらの掲示板を拝見させていただいております。都内に住んでおりますが、現在の病院での治療にも行き詰まっており、精神的にも限界がきており、転院と今後の治療方針を迷っております。
2人目不妊で2年ほど妊活しております。2023年の1年間で、自然妊娠→初期流産を3回経験いたしました。全て胎嚢までは確認でき、心拍が確認できないもの2回、心拍確認が流産(三倍体)でした。2024年、三度目の流産後、排卵障害となってしまったため(レトロゾールが効きません)、体外受精へステップアップしました。
胚盤胞獲得率は高く、3個採卵→すべて胚盤胞まで育ちましたが、ホルモン補充周期で移植したところすべて陰性、もしくは育ちませんでした。(hcg1、0、5でした)
次の採卵でPGTAを行い、8個の胚盤胞から、3個の正常胚と1個のモザイク胚を保存しています。
先日正常胚を1つ戻しましたが、hcg0の陰性に終わってしまいました。
PGTA正常胚が陰性に終わってしまったことがあまりにもショックで、今後どうしたらよいかわからない状態です。今のクリニックではこちらから何も言えなければ次回もホルモン補充での移植になるのですが、このまま次を移植してもまた陰性となってしまうのでは、と思っています。
トリオ検査や子宮鏡検査はまだ受けたことがないので、こちらを先に受けると良いでしょうか?
また、ホルモン補充周期ではなく自然周期が自分に合っているのでは、とも考えているのですが、レトロゾールが効かず自力排卵が難しいのですが、自然排卵できる方法はあるでしょうか?
あと2個が陰性となってしまったら、その後どうするか、も考えていかなければと思っています。何かアドバイスをいただけますと幸いです。
高橋敬一院長からの回答
この場で治療方針を議論は困難です。いくつかのコメントのみになります。自然妊娠の実績があるので、現在でも、子宮卵管造影検査と子宮鏡検査を受けておくことは有益です。性交渉もどんどんお持ちください。PGTA正常胚でも、2/3は妊娠しますが、1/3は妊娠に至りません。ショックであることは理解できますが、おかしなことがおこっているものではないのです。正常胚がまだ2個ありますから頑張っていきましょう。ご不安のようなので、子宮鏡やトリオ検査(当院ではトリオ検査は採用していません:CD138とフローラ検査を採用)は受けてしまってはいかがでしょうか。その方が不安は軽減すると思います。レトロゾールが効果ない理由がわかりませんが、妊娠率は同じですので無理に自然周期にこだわらなくてもよいと思いますよ。
高橋医師
いつも拝見しております。
現在他院で治療ですが、不妊治療を辞められず高橋医師の、見解をお伺いしたく書き込みをさせていただきました。
年明けまでは、採卵して複数個の胚盤胞まで育っていたのですがPGTAのA判定とはならず。年齢の割には胚盤胞まで育つので、次こそはと頑張っておりましたが、直近の採卵では卵子が取れませんでした。
やはり、年齢的に妊娠は限りなくゼロに近いですよね?
辞めたくても辞めれません。助けて下さい。
お願いします
高橋敬一院長からの回答
年齢的にはPGTAでA判定の胚が得られる確率は、良好胚盤胞10個に1個未満の程度になります。A判定の胚でも出産までいくのは半数程度です。可能性は0ではありませんが、PGTAをできる良好胚盤胞を30~40個得られれば一人生まれるかもしれません、というぐらいになります。数字を考えるならば自己卵子での妊娠・出産はかなり厳しい話で現実的ではありません。もしどうしても妊娠・出産をご希望ならば、卵子提供が現実的な選択肢になります。ただし、年齢的には妊娠・出産自体は本当に命がけのイベントになり、お子さんも未熟児で生まれる可能性もかなり高くなります。ご自分でもお分かりと思いますが決断する時期に来ていると思います。カウンセリングをご利用することを強くお勧めいたします。
貴院で治療を受けたことはありませんが、高頻度モザイク胚の移植をするか悩み中です。
なかなかデータがないので、この掲示板を見ている方にも知っていただければと思い質問をさせて頂きます。
42歳の時にPGT-Aをした高頻度モザイク胚を移植するか悩んでいるのでいます。年齢毎の高頻度、低頻度モザイク胚を移植した場合の着床率、流産率、出産率がどれくらいなのかわかりませんでしょうか?
もし、42歳の高頻度モザイク胚の移植しても出産したケースがないようでしたら、移植をしないでおこうと思っております。
ご多忙のところ恐れ入りますが、何かしらのコメントを頂けましたら幸いです。
高橋敬一院長からの回答
残念ながらご希望のデータは持ち合わせがありません。高頻度のモザイクの中身がわからないのでこの場での判断はなおさら困難です。一般論としては高頻度モザイク胚は従来は胚移植しない方針になっています。しかし、最近ではモザイク胚も胚移植する方向になっています。PGT-Aをする以前は、すべての胚は移植されていました。考え方としては少しでも可能性があるならばモザイク胚を戻す方向になりつつあるようです。
はじめまして。
不妊治療で悩んでいたところ、こちらの掲示板を見つけて、参考にさせていただいております。お忙しいところ大変恐縮ですが、アドバイスをいただけますと幸いです。
不妊治療3年目の現在35歳
採卵1回
胚盤胞6個 初期胚1個
移植1 稽留流産
移植2 陰性
移植3 化学流産
移植4 陰性
不育症検査でプロテインs活性40
子宮内ポリープ2つ取りました。
トリオ検査でera、emma検査引っかかりました
era、emmaを修正し、挑んだ4回目の移植もダメでした。
残りの卵は初期胚のみとなりました。
pgtaも検討中です。
プロテインs活性の数値が低い場合
移植前から薬を飲むのかと思っていたのですが、主治医は妊娠してからで大丈夫だとおっしゃってたのですが、あまり関係がないものなのでしょうか?
なにか、他に策は考えられますか?
主治医にも相談できず、どうしたらいいのか、なぜ妊娠できないのか辛いです
申し訳ありませんが、ご回答いただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
プロテインSは再検査してもよいと思います。1回では確定とも言えません。バイアスピリンの使用法は、明確には決まっておりません。胚移植前に使用すると、着床を妨げるという意見もあるのです。当クリニックでも最近では妊娠反応が出てから使用開始しています。妊娠はしているので、胚の染色体異常も主な原因の一つと考えられます。現時点では今の対処法でよいと思いますよ。
いつもセ掲示板を拝見しております。先日のセミナーも大変わかりやすく参考になりました!不妊治療を始めて4年弱になりますがなかなかうまくいかず苦戦しています。先日20個の胚盤胞をPGTAに出し、1つ正常胚があったのですが、1前核のものでした。正常胚となれば問題はないのでしょうか。ネットで検索すると片親性ダイソミーの情報が散見され心配になっています。その場合問題ないかどうか検査する方法はありますでしょうか?
お忙しい中恐縮ですがよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
確認する必要があり返事が遅くなりました。この問題は遺伝の専門的な知識が必要で専門家に確認しました。この問題は掲示板での説明は困難ですので、遺伝専門医への相談が必要なものです。ここでは考え方の一例を例示します。
正常染色体の胚でも、時に1前核のものがあります。通常の胚移植でも、年齢にもよりますが半数程度は染色体異常です。1前核胚が2倍体(つまり正常)である確率は体外受精で45~50%、顕微授精で7~14%とされており、1前核胚を胚移植することはおかしくはありません。1前核胚での正常児出産の報告は多数あります。今回はPGT-Aで正常とされているので、胚移植すること自体は一般的にはおかしくはないと判断されます。ただし、PGT-A自体が100%正しいものでもないし、染色体が正常でも奇形や発達障害もあるので、何もおこらないという安全性を保証されるものではありません。
片親性ダイソミーはさらに難しい判断となります。1前核胚を特殊な方法で調べた報告では、25%が片親性ダイソミーであったとする報告があります。したがって1/4が問題がある胚、なのかもしれません。しかしこれは通常のPGT-Aではわかりません。一方、片親性ダイソミーの子が生まれることがかなりまれ(一部の染色体が片親性ダイソミーだった場合)なので、片親性ダイソミー胚は、ほとんど着床しないか流産となり、生まれることがかなり少ないと考えられるのです。このため、胚移植するかどうかは、「正常の可能性があるならば胚移植する」と考えるか、「今回はご本人が許容できないほどの異常の可能性があるから胚移植はしない」との考え方での判断になるかと思います。)
はじめまして。現在不妊治療中になります。
たまに掲示板を拝見させていただき、書き込み内容を参考にしております。ありがとございます。
下記、3点ご質問させていただきます。
①39歳から体外受精をしており、40歳になるまでに2回、胚盤胞移植をしましたが、着床せず、その後40歳で1回、胚盤胞移植しましたが、育ちが悪く6週目で流産でした。
担当医に聞いたところ、保険で適用できる胚盤胞移植は後2回とのことでした。39歳までに体外受精を開始すれば40歳になっても合計6回胚盤胞移植可能と思っていたのですが、違うのでしょうか?40歳になった場合、3回目の胚盤胞移植で保険適用は終了と言われております。他のHP見ても39歳までに開始すれば6回可能と書いてる内容もあり、困惑しております。
②現在胚盤胞は残り5個で、今まではホルモン周期で移植しましたが、次は自然周期での移植予定です。自然周期の場合、排卵後5日目に移植すると思いますが、担当医に聞いたところ、基本5日目に移植するが、6日目になってしまってた場合でも、一般的に自然着床の場合は5日から7日目に着手と言われてるので問題ないとの事ですが、そうなのでしょうか?自然周期の場合は、排卵後、ピッタリ5日目の時間に移植しなくても問題ないのでしょうか?
現在、土曜日の朝に排卵を促す注射をしており、月曜日に排卵予定で、火曜日に診察で排卵済みか確認し、日曜日に排卵してる可能性もあるため血液検査の状態を見て、金曜日か土曜日に移植予定になっています。
③40歳、41歳の場合、胚盤胞の染色体異常はどのぐらいの割合でしょうか?
残り5個の胚盤胞移植しても妊娠できない場合、再度採卵する予定になるため、今後どのぐらいの胚盤胞が必要になるのかお聞きしております。直近の採卵5回目では胚盤胞4個とれていますが、もし今後自費になった場合、PGT-A検査も必要か考えております。
また今回はじめて顕微受精しましたが、顕微受精の方が胚盤胞になる割合が高い結果となっています。担当医はたまたまかもと言っていますが、そうなのでしょうか?
受精率は体外受精、顕微受精共に80%以上です。今まででは体外受精で受精率が良いため、顕微受精はしていませんでしたが、担当医と相談し、今回顕微受精も実施してみました。結果はショート法の採卵17個のうち、体外受精10個で、胚盤胞6日目4baのみです。顕微受精7個で、胚盤胞5日目3bc、胚盤胞6日目4baを2個で多い結果となっております。いつもは体外受精10個のうち、胚盤胞1個か2個程度になります。この胚盤胞の着床率はどの程度でしょうか?
よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
担当医の説明へのコメントは控えさせて頂きます。一般的には、40歳前に体外受精を開始した場合には、40歳を過ぎてからも6回まで胚移植は可能です。胚移植の時期については、各施設により多少異なります。当クリニックでも原則5日目ですが、6日目に胚移植することもあり、それでも差はほとんどありません。40~41歳の胚盤胞の染色体異常は、5個中3~4個です。正常染色体の胚盤胞の妊娠率は、5~7割程度です。したがって理想的には10個ほしいところです。1回のICSIの結果で判断はできません。胚盤胞の着床率は年齢と胚盤胞のグレードによりますが、施設により異なります。成績はその施設にたずねる方が有用です。目安とするならば、およそ30%程度とお考え下さい。
初めまして。不妊治療の情報を見ていてこちらの掲示板を知り書き込みをいたしました。
PGT-A のA判定だった受精卵が2個あり、1個は無事出産し、その半年後に残り1個の卵をホルモン補充周期で移植しました。7週目で心拍も確認でき(胎嚢の横に少量の出血があり、余り無理しないとのこと、ホルモン値は大丈夫でした)、8週目でも問題ないと(ホルモン値の計測はこの時はしていません)不妊科を卒業したのですが、一週間後(9週目)に出血があり、病院に行くと既に心拍も止まっており稽留流産になりました。エコーであかちゃんの首の後ろに浮腫が出来ていたことから、前回の8週目の受診後、後ぐらいに心拍が止まっていたのではないかと。PGT-A のA判定だった為なぜ流産してしまったのか。8週目の受診時は心拍も問題なかったのに、すぐにそのような事になるのだろうか?
原因を考えていたのですが、8週目の受診後に、ホルモン剤(ウトロゲスタン腟錠、1日3回、ディファストン1日3回内服)を1日入れ忘れ、飲み忘れてしまった事があり、それが原因ではないかと自分を責めてしまっています。
通っていた不妊科の先生は、1日飲み忘れた位では大丈夫。もし、飲み忘れてホルモン値が一気に下がってしまっていたのなら、一週間後の出血ではなく、すぐに出血があったと思いますとおっしゃられました。
ずっと通っていた先生のお言葉なのでそうなのであろうと思うのですが。PGT-A をしたからと絶対ではないことはよく分かっていますし、12週前の流産なので胎児の方に異常があったのだろうと思うのですが、薬の飲み忘れによる流産ではないかと思ってしまい。他の先生のご意見もお聞きしたいと思い書き込みをいたしました。お忙しいとは思いますがご意見お聞かせください。
高橋敬一院長からの回答
今回は流産となりとても残念です。しかし、PGT-Aで正常胚であっても、1/3は妊娠せず、10%程度は流産します。流産の原因は残念ながら不明です。1日の薬剤の未使用は流産とは関係ないと思いますよ。担当医の説明は正しいと思います。今回は残念ですが、信頼のおける担当医と思いますので、ご自身を責めずにまた頑張ってくださいね。
初めまして。いつも掲示板参考にさせて頂いてます。
不妊治療を始めて2年目になります。
他医院で体外受精をしていて11月に初めての凍結胚移植で4AAを移植したのですが着床しませんでした。
ホルモン補充周期でd12に内膜8ミリ以上でhcg注射を病院でしてもらい、その2日後からルトラール服用でd19に移植でした。
注射を打ってから7日後の移植という事だったのですが今回陰性だったのは着床の窓の関係でしょうか?
次もまた同じなのでまた着床しなかったらどうしようと不安です。
お忙しいところ恐縮ですが、高橋先生の意見を頂けると幸いです。
何卒よろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
妊娠するかどうかの最も大きな因子は、胚の染色体異常の有無です。現在は保険での着床前診断はほとんどできないので、今回は初回の胚移植であったようなので、現状では1個ずつ移植することになります。胚移植の方法は各施設で多少異なりますので、実際には通院している医師に確認するほうが適当だと思いますよ。もし良い胚を3回移植しても妊娠しない場合には、着床不全の検査として、慢性子宮内膜炎、子宮内フローラ、着床の窓の検査を考慮することになると思います。
いつもセミナーや掲示板を見させていただき、参考にさせていただいております。
不妊治療を初めて3年半になりますが、なかなかいい結果に繋がらず、先生にアドバイスをいただきたく書き込みさせていただきました。
43歳の時に胚盤胞を17個凍結しました。2個移植を2回行ったのですが、着床、胎嚢確認はできてもそれ以上先に進めません。移植の順番ですが、1回目は、見た目の評価1番目のものと10番目のもの、2回目は2番目のものと11番目のものといった組み合わせで移植を行なっています。年齢的にも双子になる可能性は低いと考えられるため、評価の良いものから移植するのはありでしょうか?
またPGTAを勧められたのですが、胚盤胞の個数、年齢から考えてやってみた方がいいのでしょうか?長期的なリスクについて検証ができていないと伺ったのでその点が心配でなかなか踏み切れません。その点はいかがでしょうか。
お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
43歳で胚盤胞17個凍結は素晴らしいですね。ただし年齢的には平均的に10個に1個ぐらいが正常染色体の胚となります。したがって、平均的には17個中1~2個が正常胚と推測されます。評価の良いものから胚移植する考え方は成り立ちます。PGTAは考え方次第です。PGTAで正常な胚が増えるわけではないので、そのまま2個ずつの移植はあり得ます。PGTAの意義は、結論が早く出るので、もし妊娠しなければ次の採卵に早く進める、という意義になります。