掲示板

院長がお答えします。

着床前診断・遺伝

No.9749 tomo

カテゴリ: 着床前診断・遺伝 凍結胚移植

いつも質問に答えてくださり、どうもありがとうございます。

他院にて1年位の間に、採卵を3回しており2回の初期胚移植で着床せず、今回7つ採れたうち1つの胚盤胞ができ凍結してあります。

現病院でPGA-T をやっているとのこただったので、受けたいと相談したところ、年齢制限があり高齢のため対象とならないと言われました。
貴院では私と同じような高齢の方も受けているようですが、年齢制限というものは本当にあるのでしょうか。
今回は胚盤胞1つだけということもあり、そのまま移植するのがいいかとも考えておりますが、やはり流産やダウン症のことがとても気になります。

可能性として現在凍結中の胚盤胞は貴院では検査していただくことはできるのでしょうか?
それとも転院してカウンセリングを受けてからの採卵によって得られた胚盤胞のみに適用されるのでしょうか。
また、今後転院をした場合、胚移植2回の不成功という条件は、胚盤胞ではなく初期胚でも適応になるのでしょうか。

お忙しい中お手数をお掛け致しますが、どうぞよろしくお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

PGT-Aに年齢制限は適応しておらず、2回胚移植して妊娠していないので、PGT-Aの対象になると思います。ただし、検査に10万円程度かかりますし、胚盤胞が1個なので、PGT-Aをせずに胚移植する方が良い、とする考え方もあるのです。凍結胚盤胞の検査も可能ですが、まずはご主人と一緒に、遺伝カウンセリングを受けて頂き、PGT-Aについての説明を受けて頂く必要があります。その上で判断されては如何でしょうか。

No.9745 43322

高槁先生、藤田先生お世話になっております。2016年より前医から不妊治療を2年間、人工受精2回、体外受精3回結果出ず、2018年春よりお世話になっております。
凍結胚も全て移植して頂きましたが結果出ず。年末に受けた検査でAMH0.74、子宮内膜フローラは異常なしでした。DHEAも61でDHEAを服用しましたが肌荒れ副作用強く、服用1か月後生理がかなり遅れたりで、服用見合せています。現在は、仕事を続けながら、漢方薬、アシストワンの服用、スポーツジム、整体通いをし体調管理に努めています。排卵周期を確認に通院しております。 採卵を行うこと、人工受精を行うことも考えていますが、他に調べておく必要のある検査はありますでしょか。人工受精を希望の場合は、いつ頃来院したらよろしいですか。

高橋敬一院長からの回答

妊娠反応がでたこともありましたが、なかなか良い結果が出ずに残念です。一番大きな問題はやはり年齢なのですが、胚盤胞も出来ているので、もう少し頑張っても良いかもしれません。ただし、年齢的には胚盤胞も8割がた染色体異常である可能性があるので、その辺が問題になります。胚盤胞が沢山あれば、着床前診断(PGT-A)をしても良いと思いますが、胚盤胞数が少ない場合には、そのまま移植した方が良いかも知れません。PGT-A以外では、Th1/Th2のバランスをみる免疫機能と、着床能検査のERA検査がありますが、位置づけはPGT-Aよりも低くなります。次回来院時に直接ご相談致しましょう。一度おいで頂けますか。

No.9716 No.9699 奈月

他院通院中で貴院に転院希望です。何度も採卵をして良好胚を移植しましたが、妊娠に至りませんでした。担当医からはERA検査と受精卵の着床前診断を提案されたのですが、現在の病院では着床前診断は行っていません。
貴院で行っていることを知り、貴院でERA検査と着床前診断を希望しています。先生の病院では全染色体の検査は可能でしょうか?全染色体を検査すると妊娠率が上がると聞いたことがあります。
また着床前診断で細胞の一部を取ったり、2度凍結することのリスク
(障害や奇形)はないのでしょうか?

高橋敬一院長からの回答

着床前診断は、現在はすべての染色体の検査をおこなうことになっています。着床前診断のリスクもありえますので、まずはご夫婦二人で遺伝カウンセリングを受ける必要があります。ERA検査も可能です。また、慢性子宮内膜炎、子宮内フローラ、Th1/Th2の免疫バランス、も調べて良いと思いますよ。診察をご希望の場合には、受付への電話で予約をおとり頂けますか。お待ちしております。

No.9712 42287

 高橋先生、藤田先生、いつもお世話になっております。
 先日は藤田先生にEMMA検査をしていただきました。ありがとうございました。その時に、Th1/Th2の結果が出て、13,1と高く、胚移植2日前から、タクロリムス1㎎/日を飲むよう、勧められました。
 私は持病があり、薬を飲んでいるので、2種類の薬を飲むことで、胎児に影響があるのではないか、と不安を感じています。また、副作用で、感染症にかかりやすくなると、薬の添付文書に書かれていて、コロナウイルスにもかかりやすくなるのではないか、と不安です。
 Th1/Th2が13位の方で、タクロリムスを飲まずに着床し、妊娠出産された方はいるのでしょうか。
 1人目のときは採卵1回移植1回目で妊娠出産できたので、2回移植して、着床すらしないのは、T1/Th2が高いためなのでしょうか?
 着床前診断、慢性子宮内膜炎は検査済みで、子宮内膜フローラは結果待ち、ERAは来月行うことになっています。
 できる限りのことをして、後悔のないようにしたいです。
 お忙しいところ大変申し訳ないのですが、先生のご意見をお聞かせいただければ幸いです。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

高橋敬一院長からの回答

年齢的には、着床率は30~40%ぐらいです。したがって3回胚移植して、1回出産されているのは、確率的には平均的なものなのです。今回2回胚移植して妊娠していないのは、おかしな事ではないのですね。現時点で着床障害が強く疑われているのではありません。着床障害は一般的には胚盤胞を3~4回胚移植して妊娠しない場合に疑う、とされています。現時点での、妊娠しない原因として最も疑われるのは胚の染色体異常なのです。一方、前回と異なるのは帝王切開後ですので、子宮内の環境が以前と異なっている可能性があり、今回様々な検査をすることは考え方として成り立ちます。今回採卵後の着床前診断を3個おこない、3個とも正常胚でした。次にTh1/Th2はやや高めであり、なかなか妊娠しない方にはタクロリムスを使用することがあります。しかし、これはまだ世界的に認められているものではありません。現時点ではまだ「試してみる」範疇に入る方法です。コロナ禍でもあり、タクロリムスを使用しない方も多数いらっしゃいます。13程度で妊娠されている方もいます。不安なままでこちらから使用を勧めるような状況ではないのですね。慢性子宮内膜炎は問題なしでした。ERAもおこなっても良いと思います。ただし、現時点ではまだ、強く着床障害を疑う状態ではないのですね。フローラとERAの検査結果を待ってからで良いと思いますが、PGTAで胚の染色体の検査をしてあり、慢性子宮内膜炎もないので、そのまま胚移植をしてもおかしくはないのです。

No.9685 サニー

はじめまして。現在44歳で他院で治療を受けています。今回採卵するか、迷っています。
前夫と42歳のとき体外受精をし、2回採卵、1回新鮮胚移植、3回胚盤胞移植、2回化学流産、2回稽留流産となりました。現在は新しいパートナーと体外受精をしており、今月クロミッド周期で1回目の採卵をし、採卵数3個のうち2個ふりかけで胚盤胞凍結することができました。今、2個ともPGT-A検査をしていただいていて結果待ちです。結果は1月の中旬に出ます。
今週生理が来るので、採卵をするならクリニックに行かなければいけませんが、金銭面で余裕があるわけではないのでどうしたらいいか迷っています。検査の結果を聞いてから判断したいところですが、年齢的に早くできるだけ採卵したほうがいいとも思います。高橋先生でしたら、採卵か結果待ちかどちらを勧めますか。最終判断や責任はわたし達ですが、先生のご意見を参考にさせていただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

高橋敬一院長からの回答

判断は考え方次第です。年齢的には現実的には1年が妊娠へのタイムリミットでしょう。年齢が最も大きな要因です。着床前診断では10個に1個位が正常胚の確率です。したがって胚の数が最も重要です。積極的に考えるならばどんどん採卵した方が良いでしょう。ただし、その差は1ヶ月なので、大きな差とも言えないのですね。クロミッドをとりあえず飲み始めて反応次第で考えるという選択肢もありますよ。

No.9663 キラキラ

いつも拝見させていただいております。
他院に通院中です。2016年に1回目の採卵をして、胚盤胞4つ、初期胚1つを凍結し、1回目の凍結胚移植で出産。その後、凍結胚移植で、2人目を出産しました。現在、3人目を目指して、凍結してあった2個の胚盤胞を連続で移植しましたが、1回目陰性、2回目化学流産になりました。年明けに初期胚(G1-2 7cell)を移植予定です。
年齢的なこともあるので、焦っています。貴重な胚盤胞だったので、移植前いろいろ検査をしてよけばよかったと後悔しています。
移植はホルモン補充で、内膜も11mmと厚くなっています(フローラを整える膣錠とサプリも移植周期飲んでいました)。現在、葉酸とビタミンDは内服しており、柴苓湯という漢方も飲んでいます(ビタミンDと柴苓湯は、陰性判定後から飲み始めました。)。医師には、免疫の問題の可能性もあるから、Th1/Th2と銅と亜鉛の血液検査をして結果待ちです。次回は、初期胚なので胚盤胞に比べると妊娠率は高くないかもしれないのですが、ほかにできることはないでしょうか?ERA検査も現在通っている病院でも実施しているのですが、受けたほうがいいでしょうか?
上記の質問とは別に、これまで生理は、だいたい29日周期で、5日間ほどだったのですが、1回目の陰性判定後、生理が来てすぐにホルモン補充をはじめて、移植前に出血が止まりましたが、終わりかけの生理の状態が10日間続いていました。
今回の化学流産後の生理も9日目ですが終わりかけの生理の状態が続いています。このようなことはあるのでしょうか?
すべて主治医に聞くべきこととは理解しているのですが、先生のご意見もうかがってみたくなり質問した次第です。
お忙しいところ大変申し訳ないのですが、先生のご意見をお聞かせいただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

高橋敬一院長からの回答

2回妊娠されているので、着床障害は疑いにくいと思います。着床しない最も多い原因は胚盤胞の染色体異常です。胚盤胞4つのうち、年齢的には半数が染色体異常の可能性が十分あるのです。今回2人出産されているので、妊娠の確率は決して悪いものではありません。ただし、子宮鏡と慢性子宮内膜炎の検査は受けていますか。経過を見る限りは特別なおかしな状況ではありません。二人生んでいる結果も、受けている検査を見ても担当医はしっかりと治療を行っていると思います。信頼して良いと思いますよ。

No.9549 ちば

高橋先生、初めまして。
他院に通院してもうすぐ1年になります。
今まで、人工受精3回妊娠にいたらず、体外受精は、3回行い妊娠にいたらずです。
35才の時に、前夫との子ですが出産経験があります。
夫は43才。精液検査では特に治療か必要なものはなく、やはり私の年齢が高いのが原因でしょうか。子宮鏡検査は異常なし。現在、葉酸、ビタミンDのサプリを飲んでいます。
貴院への転院を検討しております。40才になるので焦っております。先生のところに通わせていただいたら、まだ希望はありますでしょうか。

高橋敬一院長からの回答

なかなか良い結果が出ずにご不安のことと思います。しかし出産の実績があるので、確かに年齢の問題はありますが基本的には妊娠しやすいはずです。年齢では染色体異常が増えるので、それに対しては着床前診断がありますが、それ以外にも、着床障害の検査として、慢性子宮内膜炎、子宮内フローラ、Th1/Th2)の免疫能のバランス、着床能のERA検査、などもあります。これらを受けていないならば、検査してみてもよいと思いますよ。診察をご希望でしたらば受付にお電話で予約をおとり頂けますか。それではお待ちしております。

No.9533 タキシードサム子

高橋先生、こんにちは。
2017年から他院で治療を行っており、人工授精7回、採卵3回、凍結胚移植を9回行いました。
今年5月に免疫検査を行ったところ、Th1/Th2比が23.4と高数値であったため、6月の移植ではタクロリムス2mgを飲んだところ、判定日(BT14)薄く陽性反応がでましたがその後、陰性となりました。
10月の移植では3mgを飲み挑みましたが、昨日陰性判定を受けました。
AMHは54.2pmol/Lと歳の割には良いので、治療を続ければ可能性はあると思うと医師には言われましたが、果たしてこのまま同じ病院で治療を続けるべきかどうかを悩んでおります。
その他事項) チラーヂンS75を飲んでいます/移植時ラミセルを入れてます
         子宮鏡/子宮内膜症/卵管造影異常なし

この内容だけで判断することは難しいかとは思いますが、高橋先生から見て、私にはまだチャンスがあると思いますか。
Th1/Th2比が23は現病院の先生も初めて見る高さだそうですが、この数値でも妊娠することは可能なのでしょうか
もしそちらに転院した場合、初心から採卵するまでの検査にかかる日数と検査内容はどのようなものがあるのか教えて頂けないでしょうか。

通い慣れた病院から新しい病院に移ることは慣れないことも多く緊張もすることになるとは思いますが、年齢は止まってくれないので、心機一転新しい病院で治療に挑むことは必要なのかもしれないと大変悩んでおります。
ご助言いただければ幸いです。

高橋敬一院長からの回答

なかなか良い結果が出ずにお悩みのことと思います。年齢が大きな比重を持ち、胚の染色体異常の有無が大きな問題です。したがって一つには、着床前診断が候補となります。しかし、これはたくさんの胚盤胞が必要となります。次に、Th1/Th2の値はこの程度はしばしばみられますので、再検査をして対応すれば良いと思います。第3に、通常は胚移植にラミセルなどは必要としません。子宮鏡や卵管造影検査がおこなえているのにラミセルを使用する必要があるか多少疑問です。胚移植の時には出来るだけ刺激を少なくする必要があるでしょう。その他に、慢性子宮内膜炎、子宮内フローラ、着床能検査(ERA)なども問題なかったのでしょうか。検査はほとんどは1ヶ月で済んでしまいます。ご希望ならば受付にお電話頂き、予約をおとり頂けますか。お待ちしております。

No.9521 40806

カテゴリ: 着床前診断・遺伝

お世話になります。
こちらでお世話になり、無事第一子を出産いたしました。
その節はありがとうございました。
出産後、子供がX連鎖性の遺伝子の病気だと分かり私もその保因者でほぼ間違いないと言われております。
現在、貴院でPGT-Aが可能と記載されておりましたがPGT-Mは可能なのでしょうか。
また、X連鎖性の疾患の為男児にのみ発症する病気なのですが、女児の可能性が高い胚盤胞を移植すると言う事は可能なのでしょうか。
ご返答よろしくお願いいたします。

高橋敬一院長からの回答

わかっている異常な染色体の検査はPGT-Mですが、もちろん当クリニックで可能です。ただし、ご両親の染色体の検査は必須になります。実際のPGT-Mでは、原因疾患の遺伝子異常がない胚を移植する事になりますので、男女は関係ないことになります。このあたりの説明には、毎月2回の、土曜日の遺伝カウンセラーによるPCT-A、PGT-Mの説明のカウンセリングをご主人と同時に受ける必要があります。その時にまた質問して確認して頂ければ良いと思います。まずはカウンセリングを受けて頂けますか。カウンセリング予約には、まず医師との診察・確認が必要です。

No.9507 みぃ

先日書かせて頂いた文章が曖昧でしたので、改めて書かせて頂きます。すみません。

他院で体外受精を13回しました。
いずれも良好胚でしたが、一度も着床しませんでした。
3年前「あなた妊娠しないね」と先生に言われ、見放された気持ちになり治療を諦めてしまいました。

2つの病院に通いましたが、なぜ着床しないかの検査はせず、採卵して移植の繰り返しでした。
私もそういう物だと思っていましたが、貴院のHPを拝見したところ、原因を追及し、対策を練って治療されている事を知りました。

私は20代から子宮内膜症で、9年前に自然妊娠で出産。
その時にチョコレート膿疱も無くなりましたが、2人目が出来ず。
不妊治療を始めると10円玉程の筋腫がある、採ればすぐに妊娠できるだろう…との事で手術しました。
卵管に癒着があり、左の卵管も切除しました。
その後も着床しませんでした。
術後半年あけた事もあり、時間ばかりが過ぎていきました。

貴院のHPを拝見し、素人考えですが、慢性子宮内膜症の着床不全なのではないかと思いました。
あの時、貴院に転院していれば…と悔やんでいます。

年齢的に、可能性はゼロに等しい事は承知していますが、再チャレンジしたい気持ちがあります。
先生にお世話になる事は可能でしょうか。

高橋敬一院長からの回答

過去に胚盤胞もたくさん出来ていたようなので、着床障害の検査の、子宮鏡、慢性子宮内膜炎、フローラ、TH1/Th2の免疫機能、着床の窓ERAなどの検査は済んでいたのでしょうか?これらをやっていなければ、検査をしておく対策はあり得ます。一方、46才の年齢を考えると、今後の最も大きな問題は、胚の染色体で、胚盤胞まで出来ても、70%以上の頻度で染色体異常がおこります。したがって、理論的には着床前診断(PGT-A)をお勧めするのですが、1~2この胚盤胞ならば、PGT-Aせずに胚移植しても良いかもしれません。今後、出産まで至る頻度は、1回の採卵あたり1%程度の期待値になります。かなり厳しいデータですが、ご希望なら、治療を急いだ方が良いでしょう。ご希望ならば早めにおいで頂けますか。お待ちしております。出来る事はしてみましょう。

No.9497 No.9490 茜

カテゴリ: 着床前診断・遺伝 着床障害

いつも先生の掲示板を拝見して勉強させて頂いております。

地元のクリニックで体外受精をしましたが、5回移植して全て陰性でした。胚盤胞移植です。
着床前検査を検討しているのですが、以前先生の掲示板で「胚の一部を取るため、胚への悪影響があるため、慎重な判断が必要」と見たのですが、胚への悪影響とはどういう事でしょうか?
例えば染色体の誤診断や、胚の一部を取ったことにより、障碍児が生まれるということでしょうか?

高橋敬一院長からの回答

5回胚移植して陰性ですので、着床前診断の適応になります。しかし、着床前診断は、胚の周辺の細胞を少しちぎり取ってくるものです。したがって、その操作により、本来持っていた着床する能力よりも少し低下する可能性もあるのです。一方、流産率を下げたい方や、無駄な胚移植はしたくない、と考える方には着床前診断は良い方法です。診断としては、判断が難しいモザイクなども時々ありますし、一部を調べているだけなので、全体とは異なる可能性もあります。障害児が増えるとの報告はありません。いずれにしても、遺伝カウンセリングをご夫婦で受けて、理解・同意してからでないと着床前診断の臨床試験には参加出来ないのです。着床前診断以外にも、慢性子宮内膜炎やフローラ、免疫能検査などもあります。まだこれらも受けていないならば受けても良いと思いますよ。

No.9488 38121

カテゴリ: 着床前診断・遺伝 体外受精・顕微授精

いつも大変お世話になっております。今回の採卵の結果、残念ながら凍結胚は取得できませんでした。凍結胚が出来ないのは初めてなので、年齢の影響が急に出てきたように感じております。ですがまだもう少し治療を継続したいと考えております。次回は生理開始後5日以内の受診とご指示頂いております。採卵周期の後なので、今期は移植かお休みかになりますか?卵巣を休ませるのも治療の一環という言葉をこちらの掲示板で見かけました。一回、休ませてあげた方が良いのかな?という思いと、焦る気持ちがあります。そこで、質問ですが、移植や人口受精は卵巣を休ませるということにはならないでしょうか。私の場合今期はどの選択をするのがベターなのかご教示頂きたく書き込みさせて頂きました。厄介な質問で申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

今回胚盤胞が出来ずに残念です。年齢的には胚盤胞になるのは、正常受精卵の4~5個に1個の割合になるので、今回のことはおこり得ることになります。次回は卵巣が疲れていると思いますので、基本的には自然で様子を見ます。しかし卵胞発育があれば人工授精は可能ですよ。人工授精は、卵巣を刺激するのではないので問題はありません。生理開始2週間目頃においで頂けますか。

No.9450 たかまり

カテゴリ: 着床前診断・遺伝 凍結胚移植

こんにちは。他院にて治療している者です。
これまで良好胚盤胞移植4回しましたが一度も着床していません。
着床不全検査は、高橋先生が推奨されているものは全て網羅しておりますが、いずれも異常はありません。
これまで全てホルモン補充周期で移植してきたので、主治医には、「次は自然周期を試してみようか?」と提案されています。
ホルモン補充周期と自然周期は妊娠率に違いはないといいますが、変えてみる意義はあるのでしょうか?自分のホルモンにあまり自信がないため、ためらっています。
貴院では、ホルモン補充周期だと全然着床しないが自然周期に変えたら妊娠した!という方もいらっしゃいますか?
まだ解明されていない決定的な違いが何かあるのでしょうか?

高橋敬一院長からの回答

一般論としては、自然周期とホルモン補充周期の妊娠率に差はありません。ホルモン補充周期だと全然着床しないが自然周期に変えたら妊娠した、方は、たまたま妊娠される方はいるかも知れませんが、そのような方が実際にどのような方かは分からないのです。どのような検査や治療を受けているかは分かりませんが、考え方としては、妊娠しない最も関係するのは胚の染色体ですので、第一に、着床前診断PGT-Aでしょう。

No.9423 No.9411  みかん

地元のクリニックで不妊治療をしましたが、産科と併設されているクリニックで不妊治療専門ではないため、不妊治療には消極的な感じでした。
年齢のこともあり、不妊治療専門クリニックに転院をしたいと考えています。
先生の掲示板で「35歳を過ぎると急速に妊娠率が低下する」と見たのですが、やはり35歳を過ぎると妊娠は厳しいでしょうか?

体外受精と合わせて先生のクリニックで着床前診断をして、少しでも妊娠の確率を上げたいと思っています。
少しネットで見た情報なのですが、着床前診断を行った方が「胎盤になる部分の一部を取って検査するため、妊娠後胎盤の位置が悪く帝王切開での出産になった」と書いていたのですが、着床前診断を行ったことが原因で帝王切開になるのでしょうか?

高橋敬一院長からの回答

35才を過ぎると妊娠は厳しい、わけではありませんが、二人目も考えているならば、まずは一人目は急いだ方が良いでしょう。着床前診断は、2回以上妊娠しない場合や、2回連続した流産の方しか、現在の日本では受けられません。また35才の、まだ体外受精を1回も受けていない方に、着床前診断は必要ではありませんよ。着床前診断でお子様の数が増えるのではなく、「流産の確率が下がる」ものなのです。また、着床前診断と帝王切開は全く関係ありません。いまは着床前診断は考える段階ではありません。まずは標準的な(つまり最も効率的で、有効性の高い)治療法をしっかりと進める方が良いでしょう。当クリニックでの診察をご希望ならば、受付への電話で初診予約をおとり頂けますか。それではお待ちしております。

No.9421 鮭

カテゴリ: 着床前診断・遺伝 着床障害 凍結胚移植

高橋先生こんにちは。
私は他院で治療を行っております。
これまで3回、胚盤胞移植をしてきましたが一度も着床していません。(①6日目5BB→②5日目4AB→③5日目4AB※排卵障害があるため、全てホルモン補充周期です。)
胚盤胞はあと3つあります。
着床不全の検査はほとんど済んでいると思います。
ビタミンD/銅亜鉛検査、子宮鏡検査、CD138、TRIO検査、th1/Th2、子宮収縮、不育症血液検査も行いましたが全て異常なしでした。
夫婦染色体と着床前診断は行っておりませんが、今後も行わない予定でいます。
私の場合、卵の質の問題しか考えられないのでしょうか?他にもまだ原因が考えられますか?
まだ年齢も高くはないので、全てが卵のせいだとは思えないのですが…。
また、自然周期移植にも興味がありますが視床下部性の排卵障害がある場合はやはり難しいでしょうか?
妊娠するために出来ることを試したいと思っています。先生の見解をお聞かせ頂けませんでしょうか?

高橋敬一院長からの回答

排卵障害がある場合の、自然周期での胚移植は困難だと思います。また、自然周期とホルモン補充周期の妊娠率に差はありません。したがって、排卵も不順な状態で自然周期でおこなうメリットはほとんどないでしょう。着床の検査としては、あとは着床能の検査(着床の窓)の検査があり得ます。ただし、依然として、妊娠しない最も可能性が高いのは胚の染色体異常です。5日目と6日目の胚がある場合には、5日目の胚を優先的に戻しては如何でしょうか。

No.9407 46087

お世話になっております。
先月胚移植を行いましたが化学流産となり、現在生理を待っている状態です。1回稽留流産、2回化学流産となり、今後また妊娠し無事に出産出来るのか不安でいっぱいです。
初期胚が残っており移植を考えておりましたが、少しでも若いうちに採卵した方が良いのでは?と思うようになり、今周期採卵が可能であればして頂きたいと思っています。その場合いつ頃来院すれば良いでしょうか。

高橋敬一院長からの回答

妊娠反応はでるものの継続せずに残念です。最近は、出来るだけ若いうちにたくさんの胚を保存する方も増えてきました。その方針は十分成り立ちます。また、妊娠が継続しない原因は、胚の染色体の問題が大きいと考えられています。理論的には、これに対しては、着床前診断で、胚盤胞の染色体の検査をおこなうことになります。ただし、そのためにはたくさんの胚盤胞が必要で、その点からも再度の採卵はあり得るのです。実際に着床前診断を受けるかどうかは別にして、採卵する方向で考えるのはあり、です。採卵をご希望でしたらば、生理開始3日いないにおいで頂けますか。

No.9377 あき

カテゴリ: 着床前診断・遺伝 習慣流産・不育症

こんにちは。
他院通院中ですが高橋先生のご意見伺いたく失礼します。

25歳から不妊治療を開始、27歳から体外受精を行っています。
移植①4AA→BT11hcg400、枯死卵
移植②4AB→BT11hcg140、微弱心拍確認後稽留流産
ここで不育検査を受け、均衡型転座がわかりました。
その他不育因子は今の所ありません。
その後PGT-Aを受け、
移植③正常胚陰性
子宮内膜炎検査で陽性、治療。
移植④正常胚4AB→BT10hcg47
心拍確認と胎芽の成長は問題ありませんでしたが胎嚢の育ちが悪く(2w分くらい小さい)、稽留流産となりました。

次回移植で正常胚が終わりなので、治療終了を考えています。なので移植前にできる事はやろうと思うのですが何かありますでしょうか?
再度内膜炎検査は受けようと考えています。
やっていない検査といえばトリオ検査、銅亜鉛、子宮収縮検査、血流検査あたりです。
トリオ検査をした方が良いでしょうか?着床はしている(hcgはあんまりですが…)ので悩んでいます。ラクトバチルスに関してだけは膣錠にて対策済みです。

PGT-Aを凍結胚で行っているので再凍結融解のダメージもあるかもしれませんが、胎芽は順調に育っても胎嚢の成長が悪い、という場合何か対策はあるのでしょうか?
血流改善のための低容量アスピリンは有効でしょうか?

お忙しい中申し訳ありませんが、ご意見いただけると幸いです。

高橋敬一院長からの回答

十分な検査と対策はすでに受けていると思います。トリオ検査、子宮収縮、血流検査、は関係ないと思いますよ。銅、亜鉛も特別関係しているとは思えませんが、受けてもおいても良いでしょう。アスピリンも積極的な意味は少ないですが、デメリットはないので、使用しても良いと思います。抜けているような検査はありませんよ。今の医師を信頼して治療を受けて良いと思います。ただし、記載がないので確認ですが、子宮鏡や子宮卵管造影検査は受けて、問題ないのですね。

No.9343 カツオ

カテゴリ: 着床前診断・遺伝 体外受精・顕微授精

都内の病院にて 顕微受精を行っています。
流産が2回あり 遺伝カウンセリングを受けPGTーAを行っています。
低刺激のみの対応のため、採卵できても1-2個程度。今まで6個の胚盤胞をチェックしてもらいましたが全て移植不可でした。
AMI 1.06 生理3日目FSH9ー12
採卵数を増やすことで、移植可能な卵子が採れる可能性が少しでも…上がる事はありますか?   年齢もありますが、できることがあるなら転院も検討したいです。

高橋敬一院長からの回答

年齢的には、70%程度は染色体異常の胚になると思います。したがって、出来るだけ多くの胚を得られるようにした方が、正常胚を得る可能性は高くなります。方針として、高刺激をしてたくさんの卵子を採卵する方針は適当な方針だと思いますよ。当クリニックの受診をご希望ならば、受付にお電話頂き予約を取って頂けますか。お待ちしています。

No.9330 No.9317 由里子

カテゴリ: 着床前診断・遺伝 着床障害

高橋先生ブログと掲示板をいつも拝見させて頂いております。

体外受精でなかなか結果が出ない為、転院を考えています。
合わせてERA検査と着床前診断を行いたいのですが、先生の病院で着床前診断を行われているということですが、21トリソミーの精度は100%でしょうか?100%でない場合、精度は何%ぐらいでしょうか?
羊水検査の方が制度が高いのでしょうか?
羊水検査は稀に流産することがあると聞き、事前に着床前診断で
トリソミーの不安を払拭できればと思っています。

高橋敬一院長からの回答

着床前診断は、胚盤胞の一部分をとって検査しますが、それが全体を見ているわけではないので、基本的に診断の精度は100%ではないのです。モザイクなどもあり、21トリソミーの診断精度をお話しすることは難しいのです。ただし、すべての細胞が21トリソミーならば、理論上は100%診断可能です。一方、そもそも検査できないことも2%程度あります。精度としては羊水検査の方が高いでしょう。このように複雑なこともあるので、着床前診断には、お二人そろっての遺伝カウンセリングが必要になります。羊水検査の前には、NIPTという母体採血で、100%に近い確率での推測が可能です。これらも遺伝カウンセリングで説明されますよ。

No.9265 はっしー

カテゴリ: 着床前診断・遺伝 習慣流産・不育症

初めまして。私は他院にて不妊治療中で、結婚後5年近くなりますが、初期流産3回、化学流産3回と流産を繰り返しています。
2回目の流産後調査をした結果、私のループス抗体異常が判明し、本格的な不妊治療を続けていましたが、3回目の流産をきっかけに念のために夫婦の染色体を検査したところ、夫に均衡転座型の染色体異常が見つかりました。
通っている医院では着床前診断を受けられませんが、貴院では受けられることを拝見し、転院を検討しております。
着床前診断によって流産回数が少なくなれば良いですが、成功率は何もしない場合と変わらないというような情報もあり、どうすべきか悩んでおります。ご意見いただけますと幸いです。宜しくお願いいたします。

高橋敬一院長からの回答

ご夫婦に均衡型転座があった場合には、胚に染色体異常がおこりやすくなります。したがって流産予防として、着床前診断で染色体を分析するメリットはあります。ただし、遺伝カウンセリングをお二人で受けて、その内容をしっかりと理解して頂く必要があります。ご希望ならば、まずは来院して、遺伝カウンセリングを受けて頂けますか。