No.13798 53367/ れい
高橋ウィメンズクリニックで2023年1月に人工受精し、第一子を授かり2023年10月に出産しました。その節はありがとうございました。最後の人工授精をしたあと遠方へ引っ越ししてしまったため、そちらに再び通う事は難しいのですが、現在第二子を希望しており、先生のご意見賜れれば幸いです。
2024年10月より不妊治療再スタート
2024年11月人工授精→✖️
2024年12月人工授精→✖️
体外受精へステップアップ
2025年1月採卵→0
2025年3月採卵→3個取れ、2個胚盤胞で凍結
2025年5月3AC移植→✖️
2025年6月4AB移植→✖️
2回の体外受精では着床すらせずでした。
今通ってる病院では次回からEMA、ERA、ALICEを実施、子宮内膜スクラッチをして、移植。その後また着床しなければPGT-Aを実施してみてはどうかと提案いただきました。
一方このタイミングで転院も検討し始めており、転院先の病院で同様の検査をできるか確認したところ、PGT-Aは実施していないとのことでした。やはり染色体異常があれば着床しませんし、なかなか着床しない自分にとってはPGT-Aで検査することは有効なんじゃないかと思う一方で、胚へのダメージ等リスクも考えるとあまりPGTAに拘らなくても良いのか…。このまま転院せず、治療を続けるか、悩んでおります。先生のPGTAに対する御意見賜れますと幸いです。
宜しくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
PGT-Aの最も意義あるのは、流産の確率を低下させることです。今回は流産はしていないので、その意義としてはあまりありません。PGT-Aで胚がダメージと受けて妊娠率が低下するリスクもあります。PGT-Aでは正常な胚が増加するものではありません。したがって胚盤胞が10個あるならば、時間短縮としては意義はあります。胚盤胞が1~3個ならば、PGT-Aをせずにそのまま移植する方が赤ちゃんを得られる確率が高い可能性もあるのです。したがって、PGT-Aをお勧めするのは、妊娠率が低下する可能性があるが流産をできるだけ少なくしたい場合と、胚盤胞が多数ある場合、と考えればシンプルかもしれませんね。PGT-Aは採卵から自費になります。したがってそのことも考慮が必要です。