No.13593 YHA
初めまして。長文失礼いたします。
いつも参考にさせていただいております。
特に卵巣機能低下のタグがついた質疑応答は数年分遡って何度も拝読し、大変勉強になりました。
第4子挙児希望です。
31歳、37歳、41歳でタイミング妊娠、正常経腟分娩。
31歳右チョコレート嚢胞指摘あり、第1子妊娠後消失、2024年12月に右2㎝の再発をみとめています。
2024年12月より、1年間のつもりで体外受精を始めました。
AMH 1.26
FSH 8.0
E2 14
精液所見異常なし。
通院先施設では基本的に胚盤胞までの培養は行っていません。
2024.12
AI 5日間、rFSH 150u 6日間にて3個採卵、ふりかけ法で3個受精。1個新鮮胚移植陰性、2個初期胚凍結。
2025.1
自然周期融解胚移植、陰性。
2025.3
ショート法(GnRH点鼻、rFSH 150u 9日間)、6日目に卵胞発育なし、10日目に3個みとめ13日目に3個採卵。
可能なら来週新鮮胚移植予定です。
今月45歳になりますので、採卵周期の新鮮胚移植は続けながらある程度貯胚し、ある程度で採卵をやめて移植のみかな…と思っています。
質問ですが、AMHの値からは4個程度は採卵できて欲しいのですが、なかなか達成できません。文献では、45歳以上で生児を得られる症例は採卵3回までにほとんどが結果を出しており、また採卵数4個以上であったと読みました。
刺激法を工夫したら4個以上取れるようになってくれるのではないかと淡い期待をしています。しかしそもそも、この刺激法で4個未満の時点で可能性はゼロということなのかな…とも思います。
AI、ショート法と試して差がなく、試せる回数・期間も残り少ない中、次の刺激をどのようにするか悩んでおります。
アンタゴニスト法や、ショート法でゴナールFを増量するなど、より強い刺激法を試すべきか、あるいはAIの中刺激で卵巣を疲れされず持続可能性に期待するか…
仕事があり子どももあり、あまり遠方への通院がかないません。DuoStimを行っている施設は近隣にありませんが、PFC-FDは1施設あります。また今月DHEAを購入予定です。ほか葉酸、vit D、ユベラ、シナール、当帰芍薬散、温経湯内服中です。
なかなか難しいことは承知しておりますが、10年後に後悔のないように、残り少ない期間、治療をやり抜きたいと望んでおります。何かできることはありますでしょうか。先生よりアドバイス頂けましたら幸甚に存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
年齢的にはkなり厳しい状態に入っています。何が正解かはこの場ではわからず、一例として挙げます。年齢的には、回数も多くはできないと思いますので当院での方針としては「できるだけたくさんの採卵をする」を採用します。したがって、排卵誘発はためらわずおこないます。PPOS法やアンタゴニスト法、ショート法で、ゴナールFも450単位や600単位を使用することもあります。この場では排卵誘発の方針などの一例にとどまります。悔いのないように頑張ってくださいね。