No.13667 AK
こんにちは。
いつもご丁寧な回答をしておられ、大変勉強になります。ぜひ、質問させていただきたく、ご連絡いたしました。
私は、第2子不妊で不妊治療中です。AMHが0.05で、これまで3回採卵しても、空砲→変性卵2個→空砲となっており、なかなかうまくいきません。卵胞がなかなか大きくならず、小さいまま排卵しているようだといわれています。そこで、質問です。
①続けて空砲になるということは、卵が生成されていないということなのでしょうか。卵胞はできているのに、空砲になるとは、もう治療を続けても意味がないのでしょうか。
②3回の採卵は、低刺激→ショート法→低刺激でした。ショート法では変性卵はとれましたが、刺激が強すぎたのではないかと思っています。今後、先生ならどのようなり治療をされますか?ショート法の後は、卵巣に負担がかかり、次は空砲になったという可能性もあるのでしょうか。
③藁をもすがるおもいで、アシストワンを購入しました。プラス、DHEAも処方されています。併用しても問題ないでしょうか?DHEAは25mgを1粒か2粒どれだけ服用してもよいのでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
卵巣機能がかなり低く、なかなか良い卵子が得られないのですね。卵胞1個当たりの採卵できる確率はおよそ8割程度です。2回空砲でも、その後に複数個採卵できる例も当クリニックでもあります。AMHは0.05であり、0.01未満ではありません。対策を考えて挑戦を続けてみてください。当クリニックでは、高濃度のマルチビタミンのアシストワンをお勧めしています。それ以外には、たんぱく質の積極採取と血流改善の運動・筋トレを推奨しています。考え方の問題ですが、ショート法では採卵できています。決して悪い方法とは言えません。しかし当クリニックならば、基本はマイルド法で、小卵胞が多数あるときにはPPOS法を採用することが多いです。良い反応が得られそうな場合にはショート法もあり得ますよ。アシストワンの購入ありがとうございます。1日3法飲んでください。DHEAは50㎎の2粒でいかがでしょうか。卵子の改善のためには、メラトニンを併用することも選択肢だと思いますよ。