No.10236 あまね
いつも拝見させていただいております。
今周期から体外受精にステップアップすることになり、やっと採卵周期に入りました。
AMH11.5のPCOS、クロミッドで排卵する状態、精子異常は特になし。他は特にこれといった問題なし。
担当の先生には、「精子に異常がなくて、複数個たまごが採れていたら、体外受精でも顕微受精でもどちらでもいいよ。」と言われています。当初は半分ずつにしようかと考えていました。
ですが、排卵できているのになかなか妊娠ができないので、受精障害などがあるのではないかという不安があります。
体外に比べて顕微のほうが受精自体の確率は高まると聞きます。金額が上がりますが、お金だけの問題で済むのなら受精障害であることを見越して全部顕微受精に賭けたほうがいいのではないか?と思っています。
ただでさえ昔の卵子が溜まっているので質が悪く、受精しにくいのではないかと不安です。質はグレードで判断できませんし…。
先生はどうお考えでしょうか?
また、移植のグレードですが、AAよりBBなどの良すぎない方が着床したというような話をよく聞きます。卵子の質とは違いあくまで「見た目」のグレードであることは承知していますが、本当にグレードが良すぎない方が着床率が高いという統計はあるのですか?それともそのような話が目立っていて多く感じるだけでしょうか。
先生のお考えをお聞きできればと思います。よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
一般的には、顕微授精の方が受精率が高いのですが、妊娠率は体外受精の方が3~4%高くなります。したがって、顕微授精か体外受精かは、精子の状態で判断される方が良いでしょう。ご不安ならば、初回は半々という選択肢はあります。AAよりBBの方が妊娠しやすいというデータはみたことがありません。頑張って下さいね。