No. 10243

いつもお世話になっております。 次の周期では移植を考えているのですが、その前に着床の窓の検査をしたいと考えています。なかなか着床すらしないので、検査をしてみたいと思ったのですが、私のような高齢だとあまり意味はないのでしょうか?

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カテゴリ: 着床前診断・遺伝 着床障害 凍結胚移植

いつもお世話になっております。
次の周期では移植を考えているのですが、その前に着床の窓の検査をしたいと考えています。なかなか着床すらしないので、検査をしてみたいと思ったのですが、私のような高齢だとあまり意味はないのでしょうか?

高橋敬一院長からの回答

40才以上の年齢ですので、妊娠しない主な原因は胚盤胞の染色体異常であると考えられます。したがって、理論的には、胚の染色体を調べる着床前診断(PGT-A)が最もお勧めの検査となります。着床障害の検査の対象者は、主に40歳未満の方とされています。一方、40才以上の方にも、着床障害の原因がない、とは言えません。したがって、とても重要な検査、とは言えないかも知れませんが、ご希望ならば着床の窓の検査をおこなっても良いと思いますよ。ただし、着床障害の検査には、他にCD138 の慢性子宮内膜炎、子宮内フローラ、Th1/Th2の免疫能などの検査もあるのです。次回来院時にご相談頂けますか。