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院長がお答えします。

No.10303 ゆきんこ

はじめまして。現在他院通院中の多嚢胞性卵巣症候群のものです。初潮より月経周期が計測困難なほどに不順。23歳の時に多嚢胞性卵巣症候群の診断。その後同症候群に伴う1度無月経として低用量ピルで月経を起こしていました。
今年に入り他院にて不妊治療を開始。
AMHは15と高値。男性ホルモンも軽度高値。インスリン抵抗性はなく、潜在性プロラクチンテストも陰性でした。
主人の精液検査は良好でした。
子宮卵管造影にて問題がなかったため、3月からクロミフェンとフェリングを用いたタイミング法を2回試しました。1回目は首席卵胞が育ち排卵もその後は妊娠には至らず、2回目は投与量を増やしても卵胞発育がありませんでした。
このまま首席卵胞を育てるのにお互いヤキモキするのは本意ではないと思い、6月下旬顕微受精に臨みました。刺激法はクロミフェンフェリング併用の低〜中刺激のレルミナを用いたアンタゴニスト法(トリガーはHCG5,000単位、ナファレリン点鼻)。採卵数10個、うち成熟卵9個、顕微にて6個受精も桑実胚程度にて分割が全て停止、移植すら叶いませんでした。軽度OHSSにて初期胚の移植は困難でもありました。
ここで、主治医の言葉に疑念を感じはじめました。あなたは簡単だ、今回はそもそも排卵しなかった周期、体外をすればすぐに妊娠する、当院では85%の人が体外受精1回目で妊娠する、(胚盤胞に至らなかった結果を受けて)今回はそもそも胚盤胞が獲得できなかった周期だ、との言葉があったからです。
個人差もあるかもしれませんが、一度の採卵にて8個も胚盤胞を得られる方がいる中で、「今回はそもそも〜しなかった周期」という言葉を鵜呑みにして良いのか、次の体外受精を検討した時に考え込んでしまうのです。

私自身も高齢である故に卵子の質というところを鑑みると、予測されうる結果だったのかもしれませんが、今回胚盤胞が得られなかった原因についての考察や対策等が不透明でもあります。
ちゃんと寝て、メラトニンを卵子に働かせないと次もいい結果が出ないとそれだけでした。

多嚢胞性卵巣症候群の患者において、胚盤胞を獲得するにあたり助言等いただければ嬉しく思います。また、1周期あたり1〜2個胚盤胞が得られれば良いという現在の主治医の見解はそもそも正しいのでしょうか?
ご教示いただければ幸いです。

高橋敬一院長からの回答

現在、通院している担当医の見解に対して私がコメントする事は適当ではありません。これは担当医としっかりとご相談下さい。一般論として、PCOに対しては、クロミフェンーMHG、レトロゾール-HMG などがおこなわれることはよくあります。PCOでは卵子は沢山とれるのですが質が良くないこともよくあります。当クリニックでは、ビタミンDの測定と投与。総合ビタミン剤(アシストワン)、アスタキサンチン、なども使用することもあります。体重、ホルモン値なども分からないので明確なコメントはできませんので、すべて一般論です。PCOでも卵子が多ければ多いほど妊娠する率は高くなるので、当クリニックではその方針でおこなっています。