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院長がお答えします。

No.10742 エナ

カテゴリ: 子宮内膜症 手術 体外受精・顕微授精

こんにちは。はじめまして。
私はこれまで2019年から採卵4回、移植4回しました。10月に、残っていた1個の受精卵で4回目の移植しましたが11月に化学流産してしまいました。また子宮内膜症があり、チョコレート嚢胞が左右にあります。5㎝と7㎝です。今月、採卵するにしても、嚢胞を貫通しないと取れない場所にあると言われ、また骨盤内膜炎がおきるリスクがあったため、キャンセルしました。5月に採卵した際に針が子宮内膜症の部分にかすり、激痛で腹膜炎を起こし入院した事があったからです。最近、大学病院の婦人科では、チョコレート嚢胞を取る手術したら採卵はしやすくなるけれど、卵巣機能が低下する可能性があり、最悪採卵できなくなる可能性もある。手術したらいいかは五分五分だと言われました。今凍結している卵がないため、先に採卵をしたいと思っています。手術をするかしないかは自分で決めてくださいと医師から言われました。内膜症による下腹部の痛みは常にあります。先生はどのようにお考えでしょうか。お忙しい中申し訳ありませんが、アドバイスをよろしくお願いします。

高橋敬一院長からの回答

これは直接診察しているのではないので、私がコメントするのは適当とは言えません。基本は担当医との十分な相談が必要でしょう。一般論として記載致します。かなり難しい状況ですので、どの方法をとるにしてもリスクがあり、全てうまくいくような方法があればすでに担当医もお話ししていると思います。したがってDの方法もリスクをとった選択肢になりそうです。選択肢1)痛みがひどく、今のままで採卵ができないならば、卵巣機能の低下を覚悟して手術をおこなう。選択肢2)チョコレート嚢腫を吸引して一時的に嚢腫を小さくして、その後排卵誘発して採卵を目指す。チョコレート嚢腫はすぐに再発する可能性が高いと思います。選択肢3)子宮内膜症の薬を使用しつつ、チョコレート嚢腫を吸引してアルコール固定などをして、嚢腫が小さく落ちついてから排卵誘発を開始して採卵する。卵巣機能が低下している場合には、反応するかどうかはやってみないと分かりません。
以上のような方法があると思います。なかなか難しい状況とは思いますが、よく相談されて見て下さい。