No.10939 48031
お世話になっております。
採卵も無事終わり、何とか卵が確保できて安堵しております。
今周期ではエラ検査を予定しておりますが、次周期では自然周期で戻せそうなら自然周期で、無理そうならキャンセルしてエラ検査結果を待ち、次々周期にホルモン補充で移植を考えております。
移植は2個移植を考えておりますが、AA胚を不良胚と合わせて2個移植すると逆に妊娠率を低下させる、という話を聞きました。
これについては見解が病院ごとに異なるようで、(私の年齢では)悪い影響はない、としている病院もあるようです。
私どもとしては、初めにAA胚とCC胚を合わせて移植するのを考えているところですが、これで良いのだろうか?という迷いもあります。
そこで先生の見解をお聞かせ願えないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
次周期で自然周期の胚移植を目指すことは可能です。しかし、ERPeaの検査をおこなうので、自然周期を選ぶ理由が不明確となります。基本的には、当クリニックでは胚盤胞の2個移植は、結論を急ぐという理由以外の医学的な理由はあまりないと考えています。2個移植は、1回の妊娠率は上がりますが、チャンスが2回が1回になるので、全体としての赤ちゃんを得られる可能性が上がるともいえません。したがって、AAとCCを合わせるのが良いかどうかという事はあまり問題ではないのです。実際に施設や医師によって意見は分かれていますね。基本は胚盤胞移植は1個移で良いと考えています。他の方法の併用もお考えのようなので、次回直接ご相談頂けますか。