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院長がお答えします。

No.10977 みぐもん

36歳で結婚し、タイミング、人工授精で陰性が続いたため、2021.1〜体外受精にステップアップしました。
22歳で子宮内腹膜炎の既往があり、リスクが高いとの事で、卵管造影検査は未実施ですが、卵管水腫があるのではと不安です。
※感染症の原因は検査しましたがクラミジア等の感染元となる菌は見つかりませんでした。
現在まで性感染症の既往もありません。
これまでに5回の胚移植(全て胚移植移植、2個移植も含め7つの胚を移植)しましたが、全て陰性でした。 
ホルモン補充周期、自然周期でも陰性でした。
途中ERA、EMMA、ALICEを実施、着床の窓は適切、慢性子宮内膜炎は陰性、ラクトパチルスがかなり少ないとの結果でした。
亜鉛銅検査はやや胴が優勢、甲状腺の異常や精子抗体等はなく、免疫については全て正常値で、AMHは6.1です。
ビタミンDは適正値、子宮鏡検査は問題なし。
ラクトフェリンの服用や胚移植時にインバグなども併用しましたが子宮内の環境は改善しないようです。
骨盤内腹膜炎の既往がある場合は、やはり卵管造影検査はリスクでしょうか。
主治医に相談すればMRIなど別の方法で卵管水腫について検査することは可能でしょうか。
また、別の視点で何か私にできることはありますでしょうか。
ご多忙の中恐れ入りますが、ご意見頂けますと幸いです。
よろしくお願いします。

高橋敬一院長からの回答

着床に関係する重症の卵管水腫は、通常は超音波検査でも確認できる程度のものです。もししっかりと超音波検査をしても見あたらないようならば、着床に悪影響を及ぼすほどの卵管水腫の可能性は少ないと思います。ご心配ならばMRI検査をおこなっても良いと思います。必ずしも子宮卵管造影検査ができないとは思いません。ご不安ならば、抗生剤の点滴としっかりと内服薬もとることでおこなえると思います。ただし、前述したように重症の卵管水腫の可能性は高くはなさそうです。着床についての検査はほとんど問題なく、あえて言えばラクトバチルスを増やすように内服薬や膣剤を使用した方が良いでしょう。年齢を考えると、着床前診断(PGT-A)が最も必要な検査だと思います。