No. 11199

いつもお世話になっております。これから移植を控えており、次回通院前にこちらで先に質問をさせていただきました。他院で5回良好胚をホルモン補充周期で移植し、化学流産3回、陰性2回という結果です。ホルモン補充周期が合わないのかもしれない、次は自然周期移植でやってみては?と担当医より言われました。そこで質問なのですが自然周期移植でしか妊娠できない方もおられるのですか?そして、もし自然周期移植を行う場合大体の通院回数とそれぞれ生理何日目ごろの通院が必要でしょうか?卵の成長に個人差があるのは重々承知しておりますので、一般論で大丈夫です。

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カテゴリ: 着床前診断・遺伝 着床障害 凍結胚移植

いつもお世話になっております。これから移植を控えており、次回通院前にこちらで先に質問をさせていただきました。他院で5回良好胚をホルモン補充周期で移植し、化学流産3回、陰性2回という結果です。ホルモン補充周期が合わないのかもしれない、次は自然周期移植でやってみては?と担当医より言われました。そこで質問なのですが自然周期移植でしか妊娠できない方もおられるのですか?そして、もし自然周期移植を行う場合大体の通院回数とそれぞれ生理何日目ごろの通院が必要でしょうか?卵の成長に個人差があるのは重々承知しておりますので、一般論で大丈夫です。

高橋敬一院長からの回答

一般的には、ホルモン補充周期と自然周期の妊娠率の差はありません。当クリニックのデータでも妊娠率の差はありません。したがって、生理が順調ならば自然周期で、不順ならばホルモン補充周期で胚移植、としています。自然周期でしか妊娠しない方がいる、とのデータはないと思います。実際に過去に化学流産ではあったものの、妊娠反応はでています。したがってホルモン補充周期がダメではないと思います。今までと違う方法でおこなってみる、意義はありますので「自然周期を試してみる」ことはあり得ます。しかs、ホルモン補充周期より良いと考える明確な医学的な理由は少ないでしょう。自然周期では排卵時期の超音波検査矢ホルモン検査が1~2回、その次は胚移植となります。したがって通常は2~3回の来院となりますので、ホルモン補充と大きく変わるものではないと思いますよ。排卵時期の来院には、生理開始10~12日にまずはおいで頂けますか。なお、ホルモン補充周期でも問題ないと思います。現時点での最も有効な検査は、実際には着床前診断PGT-Aなのだと思います。