No. 11378

不育症の検査で抗リン脂質抗体症候群と診断されました。 抗β2GP1 lgM 基準値17.5U/ml以下のところ 結果13.8U/mlで 移植後に飲むバイアスピリンを処方されました。 PGT-Aを視野に入れているのですが 抗リン脂質抗体症候群の方は受けられないという他院のHPを目にしてしまいました。 年齢も高いので治療に焦っており不安で… お言葉いただけましたら幸いです。

No.11378 らん

不育症の検査で抗リン脂質抗体症候群と診断されました。

抗β2GP1 lgM
基準値17.5U/ml以下のところ
結果13.8U/mlで
移植後に飲むバイアスピリンを処方されました。

PGT-Aを視野に入れているのですが
抗リン脂質抗体症候群の方は受けられないという他院のHPを目にしてしまいました。
年齢も高いので治療に焦っており不安で…
お言葉いただけましたら幸いです。

高橋敬一院長からの回答

抗リン脂質抗体症候群の診断基準はありますが、検査基準が曖昧なものがしばしばあります。今回の検査では結果だけを見るならば陰性であり、厳密には抗リン脂質抗体症候群ではありません。なぜ抗リン脂質抗体症候群の診断かは、再度担当医に確認してみては如何でしょうか。別の理由があるかもしれません。ただし、この検査自体が正確かどうかは不明確であり、やや高めなので、バイアスピリンを飲むことはあります。したがって、この検査結果からだけならばPGT-Aは受けることは可能です。一方、バイアスピリンは保険診療での体外受精では処方できませんので、PGT-Aを自費でおこなうならばバイアスピリンも使用して良いと思います。