No. 11390

はじめまして。他院にて、体外受精をしています。 2021年11月に自然妊娠後、心拍確認できず稽留流産となりました。 その後、2022年5月に卵管造影検査を受け、両側の卵管水腫(ごく軽度)との診断。 2022年7月に1回目の採卵(アンタゴニスト法)をし、8月に移植をしましたが、5BCグレードの胚盤胞は着床せず陰性の判定となりました。 採卵7個に対し、4個受精、1個凍結に至りました。 今回着床もしていないようなのですが、ごく軽度の卵管水腫であってもまずは腹腔鏡手術を受ける方が良いでしょうか?

No.11390 ぼう

カテゴリ: 卵管因子 凍結胚移植

はじめまして。他院にて、体外受精をしています。
2021年11月に自然妊娠後、心拍確認できず稽留流産となりました。
その後、2022年5月に卵管造影検査を受け、両側の卵管水腫(ごく軽度)との診断。
2022年7月に1回目の採卵(アンタゴニスト法)をし、8月に移植をしましたが、5BCグレードの胚盤胞は着床せず陰性の判定となりました。
採卵7個に対し、4個受精、1個凍結に至りました。
今回着床もしていないようなのですが、ごく軽度の卵管水腫であってもまずは腹腔鏡手術を受ける方が良いでしょうか?

高橋敬一院長からの回答

超音波検査で分かるような卵管水腫は重症と判断されます。重症な卵管水腫は妊娠率が1/2~1/3に低下します。したがって、重症な場合には対処する必要があります。卵管水腫の内容液を吸引する一時的な方法や、腹腔鏡による卵管切除などの手術などがあり得ます。軽度の卵管水腫は、自然妊娠も考慮して、卵管形成術をおこなう事はありうる選択肢になります。