No.11658 yuka
お忙しい所申し訳ありません。
私は約1年ほど前から本格的に不妊治療を開始し、タイミング法、人工授精(6回)を経て、体外受精に取り組んでいます。
先日、凍結胚移植をしましたが、移植時の激痛&当日〜翌々日まで生理並みの出血があり、トラウマとなってしまいました。
原因としては、「子宮頸管のカーブが強く、頸部を器具で引っ張ったため、強い痛みと出血が起こった」と担当医より説明がありました。
子宮頸管のカーブは生まれつきのもののようで、治すことはできないそうです。
卵管造影や人工授精の際も器具を使用した様ですが、痛みはありましたが生理痛レベルでまだ耐えられるものでした。
出血量も付着程度でした。
強い痛みや生理並みの出血が、受精卵そのものや着床に悪影響を与えているのではないかと心配です。
子宮頸管のカーブが強い場合は、やはり器具で引っ張らないと胚移植はできないのでしょうか?
カテーテルの種類変更や、直前の鎮痛剤や麻酔薬使用など、苦痛を少しでも和らげる方法はあるのでしょうか。
教えていただけると嬉しいです。
高橋敬一院長からの回答
胚移植の際にはできるだけストレスがかからない様にすることは重要です。したがって当クリニックでは、膀胱に尿をためて、超音波検査でよく観察しながらおこなっています。また、尿をためることは子宮の傾きの角度を和らげる効果もあります。しかし、それでも子宮頚管部の角度が強い場合には、確かに器具を使用する必要が希にあり、当クリニックでも500件に1度ぐらいの確率で使用する事があります。ただし、それで角度が分かれば、2回目からは使用する必要も更に少なくなります。前もって、試験的な胚移植の予行演習をしている施設もあります。様々な方法があると思いますが、使用カテーテルの種類、胚移植の方法にもよりますで、実際には担当医との十分な相談が必要と思いますよ。