No.11679 ほし
子宮腺筋症と妊娠継続についてご教授いただきたく書き込ませていただきます。
他院でPGTA後妊娠、現在8wです
10年前6年前に自然妊娠のち出産
(ここでは子宮の異常なし)
2年前に2度染色体異常で流産
流産のうちの1回は14wで胎児水腫染色体異常でした
この時から子宮の壁はやや厚めだなと自分では思っていました
その後不妊治療を行なっている際に
腺筋症の指摘を受けました
月経痛 全くなし
経血量 年齢とともに減少傾向
子宮後屈(第一子出産前から)
CA-125 8
MRI 読影
腺筋症所見あり(びまん型)
子宮後屈 後膣円蓋の挙上
厚さの記載はないがそれほど厚くないとのことでした
質問
腺筋症であると感染や頸管無力症などの後期流産が10〜30%という報告や
12週以降の流死産が10%という記載がありますが
・リスクは腺筋症の重症度、大きさや壁の厚さや臨床症状に依存するのでしょうか?
それとも内膜組織が子宮筋層内に存在すること自体がリスクなのでしょうか?
・後膣円蓋挙上は妊娠経過で早産リスクや感染リスクなど何か悪影響になりますでしょうか?
お忙しい中大変恐縮ですが
腺筋症と妊娠継続リスクをご教授いただけますと幸いです。
高橋敬一院長からの回答
子宮腺筋症は、確かに流産のリスクは高くなりますが、それは腺筋症の程度に大きく依存します。したがって、単に腺筋症というだけではリスクは厳密には分からないのです。後膣円蓋挙上は、流早産のリスクとは全く関係ありませんよ。したがって、現在妊娠8週でもありますし、今後おこなえるものは特段ありません。注意深く見守っていくことになります。ご不安とは思いますが、赤ちゃんの力をを信じて早産予防の注意を払って頂けますか。