No. 11766

この度よろしくお願いします。 今から9ヶ月前、6ヶ月前に自然妊娠し、1ヶ月前にタイミング法で妊娠しましたが、それぞれ、7週、7週、今回9週で稽留流産となりました。2回目の流産後に不育症の検査として染色体検査以外を行い全て異常ありませんでしたが、3回連続して流産しており、今後の治療をご相談したいです。おそらく胎児の染色体異常の可能性が高いと思っております。現在通院中の病院ではPGT-Aは行えませんが、検討したほうがいいでしょうか?検査にはメリット、デメリットがあること、年齢的にそれほど胚盤胞を数多く取らないのではないか?、これまで妊娠はできており確率の問題なのでこのまま今のクリニックで診ていくか?迷っております。何卒ご教授をどうかよろしくお願いします。

No.11766 ぷりん

この度よろしくお願いします。
今から9ヶ月前、6ヶ月前に自然妊娠し、1ヶ月前にタイミング法で妊娠しましたが、それぞれ、7週、7週、今回9週で稽留流産となりました。2回目の流産後に不育症の検査として染色体検査以外を行い全て異常ありませんでしたが、3回連続して流産しており、今後の治療をご相談したいです。おそらく胎児の染色体異常の可能性が高いと思っております。現在通院中の病院ではPGT-Aは行えませんが、検討したほうがいいでしょうか?検査にはメリット、デメリットがあること、年齢的にそれほど胚盤胞を数多く取らないのではないか?、これまで妊娠はできており確率の問題なのでこのまま今のクリニックで診ていくか?迷っております。何卒ご教授をどうかよろしくお願いします。

高橋敬一院長からの回答

一般論としては、初期流産の7~8割が胎児の染色体異常です。3回連続した場合でも、その次の妊娠では50%程度は妊娠が継続する確率になります。一方、年齢的には半分程度以上の確率で流産がおこる年齢です。実際の対策としては、念のためにお二人の染色体の検査も受けておいた方が良いでしょう。それ以外の不育症の検査が問題ないとしての方針は、、、、まず、今のままで妊娠に突き進む方針はあり得ます。一方、流産を少しでも少なくする事を重視するならばPGT-A の方針は理論的には正しい選択です。ただし、PGT-Aでは正常な胚がD増えるものではないので、最終的に赤ちゃんを得られる可能性が高くなるかどうかは微妙なのです。あくまで、流産率を下げることを重視した場合の方法です。流産の可能性にこだわらず、お子さんを得られる可能性をあげるならば、そのまま妊娠に向かったり、PGT-Aを受けずに体外受精/胚移植をおこなう方が良いのかもしれません。この点はPGT-Aのメリットとデメリットを直接カウンセリングを受けて判断する必要があるのです。