No.1190 もんちゃん
内容的に前のご質問の方と内容が重複しているかもしれませんが、教えてください。
凍結胚盤胞についての質問になります。
ICM付近にダメージがある胚盤胞や、TEに空砲が2個あり割球残が1個の胚盤胞などは、胎児や胎盤に異常がある可能性は多少上がるのでしょうか?妊娠率が気になるというよりは、異常がある可能性について心配を持っています。
凍結できるということは、現代の医学上では問題ないとされていて、異常がない場合もあるからという観点から移植できるとされているかとは思うのですが、ダメージのない胚盤胞に比べると異常のある確率は上がるのでしょうか?
お忙しところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
ICM付近にダメージがある場合に、奇形児が増えるというようなデータは私はみたことがありません。妊娠率が下がるとのデータはあると思います。実際には、異常があれば妊娠しにくくなり、妊娠しても流産になるので、異常児が生まれることはほとんどないと思います。ただし、問題ないとするデータもみたことがありません。奇形児自体がすくなので、胚盤胞の形態と奇形児の関係を明確にすることは非常に難しいことなのです。