No.12303 なお
初めまして。
掲示板、いつも拝見しております。
私は現在35歳で、今年36歳になります。3年前から不妊治療開始し、人工授精は3回陰性、自然妊娠し、7週の心拍確認後に稽留流産し手術。体外受精にステップアップし、9個の卵がとれ、内6つが凍結できました。自然周期で5AA移植し陰性、ホルモン補充で5AA移植し陽性。9週で心拍確認後に稽留流産となり手術しました。術後は約2ヶ月出血が続きました。術後の出血や2回の流産経験から➀不育症検査➁子宮鏡検査➂EMMA検査実施しました。➀➁は特に異常なく、➂では慢性子宮内膜症は否定されましたが、子宮の菌がウルトラローの結果にて、自身でラクトバチルスの膣剤を使用しています。➁➂の検査の後に抗生剤を使用した影響かカンジダになってしまいました。婦人科で膣剤を入れてもらい、塗り薬を処方されておりますが、なかなか改善しません。痒みがぶり返す感覚があり、3週連続で病院に受診して膣剤を入れてもらっています。主治医からはカンジダと移植成績は関係ないとの説明があり、今週期移植予定です。生理がきたら22日目に移植します。ただ、カンジダが治らない=子宮環境が悪いと思うと移植してもうまく行かないのではないかと不安です。保険でできる移植も残り3回なのですがあくまで主治医はスケジュールは変えないとの判断でした。カンジダがここまで長引いている背景からこのまま移植した場合、着床に影響はありますでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
主治医の判断がでているので、それに対して私が評価することは適当ではありません。主治医との再度の相談が必要です。一般論として、カンジダがなかなか治らないのは、顕微鏡の検査でも治っていないと言うことでしょうか。顕微鏡の検査をしないで単にかゆみだけで判断はしていませんね?次に、腸内細菌と膣内細菌への対処として、1)ラクトバチルスを経口でも使用する、2)ラクトフェリンを膣内と経口でも併用する、などがあります。また、基本的に妊娠はしています。EMMA検査は本来、着床不全の検査としておこなわれているものです。今回おこなった理由がこの場では不明確であり、その評価は更に不明確になります。対策として、1)かゆみが本当にカンジダによるものなのか?再確認する、2)ラクトバチルスは、経口と膣内に使用していれば、それ以上は現時点では追求する必要ない、と言うところで如何でしょうか。