No.12621 他院通院中
はじめまして。
いつも掲示板を拝見しております。
現在、不妊治療中で、採卵後のCD138検査で陽性となり、抗生剤服用中の状態です。
これから迎える移植に関して質問がございます。
これまでの採卵歴は以下の通りです。
PCOSがあり、刺激法はどちらもPPOS法です。
・採卵1回目
採卵数26個(成熟卵19個)で、ふりかけ15個、顕微4個の結果、ふりかけは全滅で受精障害と診断されました。顕微のうち、胚盤胞になったのは6日目4BBのため、再度採卵することになりました。
・採卵2回目
採卵数11個(成熟卵7個)で全て顕微授精の結果、7個受精し、5個凍結することができました。4AA×1 4AB×4
精子選別のためzymotを使用、また、カルシウムイオノフォアも使用しました。
ここでお聞きしたいのは、凍結できた胚盤胞の染色体正常率についてです。
一般的には50%と言われていますが、受精障害がある場合も、胚盤胞になれば染色体正常率は変わらないと理解してよろしいでしょうか。
なお、精子のDFI値は20%で、比較的高い数値でした。
zymotで正常な精子を選別できているため、授精がうまく行ったのだと思っておりますが、肝心の胚盤胞が正常かどうか不安でたまりません。
見解をいただきたくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
一般論としては、受精障害があっても、胚盤胞になれば染色体の正常率は変わらないと考えて良いですよ。ただし、これはあくまで一般論です。実際にはその個人の差もあるので、1個1個の正常・異常がわかるものではないのですね。PGT-Aを受けていないので、これは皆さん同じものなのです。胚盤胞になったらば、大切に1個1個、胚をもどしてあげて下さいね。