No.12797 GON
はじめまして。
たくさんの方への質問を拝見させて頂き、とても参考にさせて頂きました。
私は、2人目不妊に悩んでいます。
2021年2月に体外受精のシート法にて1人目を出産しました。多嚢胞と夫の精索静脈瘤があり、ステップアップしました。
夫の海外転勤もあり、2023年6月から2人目の妊活を始めました。保険適用内で3回胚盤胞、4ba.4ab.4abを移植しましたが全て陰性でした。
その後慢性子宮内膜炎の検査をして陽性になり、治療しました。
2週間の投薬の後、陰性になったため、今回保険適用外で、G-CSF子宮内注入法にて4abの胚盤胞を移植しました。
BT11にフライング検査をして、陰性でした。
判定日まではお薬飲みますが、BT11の後に陽性判定が出たりすることもまだありますか?
また、次の治療について2個移植を考えるのはどう思いますか?
着床の窓の検査はしていませんが、必要でしょうか?
たくさんすみません。
よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
尿検査での妊娠判定は、その感度にばらつきがあります。尿検査陰性でも実際には妊娠していることもあります。2個移植は、妊娠率は1.5倍程度に上昇しますが、チャンスは2回が1回になります。また双胎妊娠になると、リスクは5倍になります。2個移植で、その周期の妊娠率は上がりますが、最終的にお子さんを得られる確率が上がるのではないのですね。したがって、医療提供側から積極的にお勧めするものではありません。着床の窓の検査も無駄ではありませんが、子宮鏡やフローラ検査も受けてはいかがでしょうか。