No.12944 48552
先生、いつもお世話になっております。
現在、胚盤胞の凍結胚がひとつありますが、グレードがBBであることや年齢から考えて、移植はやめようかとずっと悩んでおりました。でもやはりもう一人授かりたい気持ちがあり、ご相談させていただきたいです。
私は保険適用での移植があと1回しかありません。
年齢や卵巣の状態を鑑みて、今ある凍結胚を移植するのと、この胚は諦めて新たに採卵するのとではどちらがいいと思われますか?
(この場合は保険で採卵が可能ということでよろしいでしょうか?)
もしくは今の胚を残しつつ、自費で採卵するなど……?ご助言いただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
保険では貯卵が認められておりませんので、このような悩みがしばしば発生します。難しい判断ですね。明確な判断基準はなく、その施設、その方の考え方によります。グレードBBは悪い胚ではありません。したがって、この胚を廃棄することは当クリニックでは通常おこなっておりません。BB胚の妊娠率は一般的には40%得られています。今のままで自費で採卵することは可能ですが、その場合の胚移植は、厳密には自費での胚移植になります。直接ご相談にきて頂けますか。