No. 12968

初めてご相談させていただきます。 第一子を37歳時に体外受精4BAにて授かり、2023年4月から第二子妊活を始めました。 37歳の時に凍結している胚や初期胚が4つあり  4AB・5BB・初期胚2つ 1回目 4ABにて陽性・心拍確認できず稽留流産 2回目 5BB 陰性 3回目 初期胚2つ 陰性 その後、39歳で採卵、凍結できた4ABと5BBを2個移植しましたが、陰性でした。AMHは1.01 3回目時点で子宮内フローラを調べたところ15%、2ヵ月サプリを服用し68%になり、移植前には膣剤としても使用。子宮鏡検査もし、問題ない状態で4回目移植をしたので、残り保険回数も考えますと不安になっております。 1回目陽性は出ていますが「着床不全」には当たりますでしょうか? また、ERA検査もした方がよいか迷っております。 凍結胚はなくなったので、採卵からになります…(今までショート法にて採卵行っています) よろしくお願いいたします。

No.12968 さあこ

初めてご相談させていただきます。
第一子を37歳時に体外受精4BAにて授かり、2023年4月から第二子妊活を始めました。
37歳の時に凍結している胚や初期胚が4つあり 
4AB・5BB・初期胚2つ
1回目 4ABにて陽性・心拍確認できず稽留流産
2回目 5BB 陰性
3回目 初期胚2つ 陰性
その後、39歳で採卵、凍結できた4ABと5BBを2個移植しましたが、陰性でした。AMHは1.01
3回目時点で子宮内フローラを調べたところ15%、2ヵ月サプリを服用し68%になり、移植前には膣剤としても使用。子宮鏡検査もし、問題ない状態で4回目移植をしたので、残り保険回数も考えますと不安になっております。
1回目陽性は出ていますが「着床不全」には当たりますでしょうか?
また、ERA検査もした方がよいか迷っております。
凍結胚はなくなったので、採卵からになります…(今までショート法にて採卵行っています)
よろしくお願いいたします。

高橋敬一院長からの回答

年齢的には、胚の染色体異常有無が最も妊娠に関係します。しかし着床前診断はまだ保険とは併用できないので、それを抜きにした議論となります。着床不全の定義は、一般的には良好胚を3回移植しても妊娠しない、ことが多く用いられます。今回は初期胚2個も入っているのですが、着床不全に準じての検査をしてもよいと思います。その検査としては子宮内フローラをおこない治療しています。ほかには、慢性子宮内膜炎(CD138) も検査としてしばしば行われます。ERA検査もおこなわれますが、最近ではERA検査の意義がぐらついているので、おこなう必要があるかどうかは微妙で、施設の考え方によると思います。