No.13088 57821
いつもお世話になっております。
昨日、卵管造影検査及び子宮鏡検査を行った者です。
その場で質問すればよかったのですが頭が回らず、大変申し訳ございませんがこの場で質問させてください。
卵管造影検査の結果、腹腔内で造影剤が拡散していない(左側)と言われました。
これは癒着しているということでしょうか。
自然妊娠を希望しているのですが、治療をした方がいいということはありますか?
また、排卵誘発剤の処方はどうするかと聞かれたのですが、その場で判断できず、とりあえず処方なしで自分でタイミングを取ってみてくださいと言われております。
3年程前にAMH検査を受けた際に値が高かったため、排卵がうまくできていない可能性もあると思うのですが、その場合は排卵誘発剤を服用した方が妊娠率が上がるということはありますか?
服用した方がいいということであれば、薬だけもらいに行くことも可能なのでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
子宮卵管造影検査は影絵での判断になります。したがって開通していることはわかりますが、癒着の判定の精度は高くないのです。カルテでは、左の造影剤の残存があるようですので、左の卵管の癒着の疑いはあります。しかし開通はしており、妊娠する可能性はあります。明確な癒着の判断は困難であり、「癒着の疑いはありますが、開通はしている」ので、両側の排卵での妊娠の可能性はあると判断されます。タイミング法をご希望ならばこのままでタイミングを見てもよいと思いますよ。これ以上の精度を求める場合には、腹腔鏡手術による直接の腹腔内の観察が必要となるのですね。いまは排卵誘発剤を使用して、しっかりと排卵させることが治療方針になると思います。薬を取りに来ていただければ処方いたしますよ。