No.13151 スカイ
はじめまして。お忙しいところ失礼いたします。いつもこちらの掲示板を拝見し参考にさせて頂いております。
現在では2人目妊活中の32歳です。私の妊活歴ですが以下になります。
1人目は26歳で1回のタイミングで自然妊娠、27歳で出産。妊娠中の経過、出産時経過良好でした。
30歳の時に2人目妊活を始め、9ヶ月かかり自然妊娠するも9W稽留流産となりました。
その後タイミングを取るも妊娠しないので31歳のときに他院受診し低AMH(0.68)が発覚しました。卵巣機能低下疑いで即IVFを勧められてステップアップしました。また現在検査した項目ではAMH以外指摘事項はなく精液所見も問題ありませんでした。D3のFSHは9.4〜14で推移してます。
・治療歴
採卵1回目、中刺激にて5個採卵でき初期胚(8G3)のみ凍結。
採卵2回目、中刺激にて1個採卵できたが受精せず。
採卵3〜5回目は卵子を自分で育てる力をつけた方がいいとの事で、クロミットのみの低刺激に変わり合計4個採卵でき4個受精1個5日目胚盤胞(3BB)凍結、移植も着床すらせず。
現在6回目採卵周期でクロミット服用中です。
・質問
低AMHは第一選択肢として低刺激が基本だとは思いますが、D3のAFCを見ていないので周期によっては中刺激の方が数が取れ良いのではないかと感じました。
低刺激の方が卵子の質が上がり受精率なとが上がるのでしょうか?また中刺激で数取れた方がいいと思うのですが先生の見解はいかがでしょうか?
クリニックにより見解が色々あるとは思いますが、数が取れず中々凍結に至らないので治療が長期化し仕事との両立も難しく気持ちばかり焦ってしまっています。
お忙しいとは思いますがよろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
卵巣機能が低下しているのですね。その場合の排卵誘発方法は、施設により考え方が異なります。当クリニックならば、月経時期に超音波検査をして、小卵胞が1~3個ならば飲み薬による低刺激、4~5個以上あれば中~高刺激の誘発をおこなうことが多いです。人間の体はいつも一定、ではないので、毎周期、状況を見ながら判断しています。低刺激の方が卵子の質が上がる、との認識は、世界的にはあまり認められてはいません。一般論としては、卵子は多ければ多い程、挙児の確率が上がることは世界的な認識になっています。ただし、繰り返しになりますが、施設・医師の考え方や、その際の状況により、方針が異なることはしばしばあるのですね。