No.13296 ねぎ
初めまして。他院通院中の31歳です。
貴重な内容でいつも参考にさせて頂いております。
お忙しい中大変恐縮ですが、質問させてください。
これまでの治療歴として
・卵管造影でやや狭窄ぎみ(特に左)
・AIH4回陰性
・採卵1回目は新鮮胚移植1回、凍結胚移植2回(うち1回は2個もどし)→陰性
・その後子宮鏡検査を受けたところ、CD138陽性慢性子宮内膜炎の診断で抗生剤を2週間服用。内服後の再検査なし
・採卵2回目は新鮮胚移植1回→陰性
グレードは悪くない〜良好胚と聞いています。
・精液検査で精子無力症
現在4個の凍結胚があり、その前に慢性子宮内膜炎治療後の子宮鏡再検査予定です。保険適応の移植回数の上限が見えてきており主治医に相談したところ、AIHへのステップダウンを視野にも入れて、子宮鏡検査時にFTを提案されました。
また、フローラ検査など先進医療はあまり勧めない方針のようで未検査です。
良好胚でもなかなか着床しないためこのまま凍結胚移植を進めるか、FTをしAIHを再度試してみるかなどご意見頂けますと幸いです。
よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
移植胚や凍結胚は、初期胚か胚盤胞かが不明で、グレードもやや漠然としていますので、一般論になります。CD138は、治癒の検査は必要でしょう。可能ならばフローラ検査も受けておく方が良いでしょう。保険適応の回数を考えて、胚移植を延期する理由は何かあるのでしょうか?子宮内膜の状態が悪くなければ、胚移植を継続して良いと思いますよ。並行してFTカテーテルはおこなってもよいと思います。治療を並行して行うこと自体は悪くはありませんよ。