No.13330 はま
高橋先生
初めまして。いつも掲示板を拝見し、参考にさせていただいています。ありがとうございます。
お忙しいところ恐縮ですが質問させてください。
私30歳、夫31歳(男性不妊あり)
29歳の時に全て顕微授精で胚盤胞12個(4ab×4、4ba×2、3ab×2、4BB×5)を凍結しています。
同時期に子宮フローラ検査でラクトバチルス0%が発覚し、一周期治療をして100%になりました。
これまでに2回ホルモン補充周期で移植しており、seet法、AHA、ヒアルロン酸ありで、①移植時5AB→hcg20化学流産②移植時5AB→陰性 という結果でした。
ビタミンD、亜鉛・銅、移植周期のホルモン値、内膜厚は全て正常範囲で、投薬忘れやミスはありません。
子宮鏡検査も異常なしです。
主治医からは、一度着床しているのでやり方は合っている、正常胚に当たるまで移植していくしかないとお話がありました。
ですがこの年齢や条件では2回目までで妊娠されている方が多い印象で、自分は本当に確率負けなのか、他に何か原因があるのではないかととても不安に思っています。
同じ条件での移植を繰り返していく以外に検討できる選択肢は何かありますでしょうか。
また、一度着床していれば「自然周期でなければ妊娠できない」というパターンではないと考えて良いのでしょうか。
2回目の移植では内膜コンパクションがなく、移植直前まで育ち続けてしまった(19mm)ことも気になっています。
これは着床しなかった理由になり得るのでしょうか。もしなり得る場合、対策はあるのでしょうか。
沢山質問してしまい申し訳ありません。
何卒よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
一般的には3回良好な胚盤胞を移植しても妊娠しない場合には、着床障害を考えての検査をおこないます。今回はまだ2回ですので、単に確率の問題である可能性も少なくはありません。担当医の言うように、妊娠反応は出たようなので、そのまま継続する方針もおかしくはありませんよ。もし念のために着床障害の検査をおこなうならば、子宮鏡検査と慢性子宮内膜炎(CD138) と、卵管水腫の有無(HSG?)はいかがでしょうか?内膜コンパクションが妊娠にどう関係するかはまだ明確ではなく、対策もはっきりしません。現時点では気にしないでよいと思います。