No.13540 春希
はじめまして。
不妊治療で悩んでいたところ、こちらの掲示板を見つけて、参考にさせていただいております。お忙しいところ大変恐縮ですが、アドバイスをいただけますと幸いです。
妊娠希望の地方在住の39歳です。
晩婚で、すぐに行動しなければと思い、昨秋、夫と共にホルモン検査、子宮卵管造影検査、ヒューナーテスト、精液検査等、一通りの検査を受けました。AMHは3.03でした。
検査の結果、潜在性甲状腺機能低下が分かり、チラーヂンを服用、TSHは2.5以下になりました。
これまで、卵胞発育に23日程かかり、12月からレトロゾールを服薬をしております。
12月は超音波で排卵確認し、その5日後のホルモン検査でプロゲステロンが5と低く、プロベラを服薬、初めて妊娠検査陽性となりましたが、化学妊娠で終わってしまいました。
1月は、卵胞25ミリになっても排卵せず、HCG注射を打っての排卵となりました。
排卵後のホルモン検査はなく、高温期は8日のみで生理が来てしまいました。
2月は、卵胞28ミリになっても排卵せず、1月同様に注射を打ち、排卵から3日後のホルモン検査でプロゲステロン11.14でプラベラの処方はなく、様子を見ていましたが、高温期が9日で終わり、生理がきてしまいました。
年齢的に、次回は人工授精をする予定にし、またレトロゾールを服薬することにしています。
ですが、プロベラを服用した周期以外、いつも高温期が短く、AMHは3.03だったものの、年齢的に卵子の質が悪く、妊娠は厳しいのかなと思ってしまいます。
卵子の質が良ければ、黄体機能不全は起こりえないと書いてあるサイトもあり、高温期が短いということは、卵子の質が悪いということで、たとえプロベラを服薬しても妊娠は難しいのでしょうか。
また、2月のように排卵後のホルモン検査でプロゲステロンの数値に問題がないと言われた場合でも、高温期が短いことはあるのでしょうか。
長文となり、申し訳ございません。
遠方で通院が難しく、掲示板でご助言をいただけましたらありがたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
皆さん、黄体機能不全がとても大きな不妊症の原因と考える方が多いのですが、黄体機能不全は不妊症ではあまり重要ではないのです。高温期の状態や黄体ホルモンの値は最近ではあまり重要ではないとされています。今回の事も、様々考えても結論は出ず、不妊治療は進みません。
年齢が最も問題です。黄体ホルモンの補充は一般不妊治療としてはあまり役には立ちません。排卵誘発剤の使用のほうが有用です。また年齢を考えるとすぐに体外受精を開始することをお勧めいたします。保険制度としても、6回の体外受精の権利は、40歳前の開始、になっております。