No.13701 はる
はじめまして。先生のご丁寧な返信を見て、相談させていただきたいと思い、書き込みを致しました。お忙しいところ申し訳ありませんが、お答え頂けたら非常に嬉しいです。
1年ほど前から生理時便意を催した時に肛門痛があり、3ヶ月ほど前から生理でない時にも便意があると肛門が痛むようになりました。先週婦人科を受診し、子宮内膜症(左卵巣チョコレート嚢胞2.5cm)と診断を受けました。妊娠希望があるため、ピルではなく桂枝茯苓丸を処方いただき来月再診予定です。
私は来年度の出産を目指しており、子宮内膜症と診断される前は今年の8月ごろから妊活を始めようと考えていましたが、今年の8月まで待たずにすぐに妊活を開始した方が良いのでしょうか。
また、左卵巣にチョコレート嚢胞が見つかったのですが、右卵巣から排卵する月は妊娠率の低下はないのでしょうか。
高橋敬一院長からの回答
2.5㎝のチョコレート嚢腫は大きくはありません。したがって手術の適応ではありません。8月と現在の5月はさほど差はありません。妊活を初めてすぐに妊娠する保証はないので、妊活をすぐに開始してもよいと思います。もし開始を伸ばすならば、ピルの使用をお勧めいたします。チョコレート嚢腫以外にも内膜症病変がある可能性もあるので、反対側の右卵巣からの排卵でも妊娠率が低下する可能性はあります。