No.13746 58848
いつもお世話になっております。
今月生理が来たら、体外受精を始めようと考えています。
恐れ入りますが、排卵誘発方法について質問させてください。
①マイルド法(内服+注射)とPPOS法とで受精卵になる確率に違いはありますか。
②マイルド法(内服+注射)で全く採卵できない割合も教えていただきたいです。
AMHが低いと、採卵数に影響ありますか。
③PPOS法と比較して、マイルド法(内服+注射)を選んだ時のデメリット・リスクについても教えてください。
④マイルド法(内服+注射)の場合、通常、その周期に移植しますか?全胚凍結して来月になりますでしょうか。
初めてで不安があり、色々と質問してしまいすみません。
お忙しいところ大変恐れ入りますが、ご回答いただけますと幸いです。
高橋敬一院長からの回答
マイルド法とPPOS法での受精卵になる確率は同等を考えられます。一般論としては、採卵数が少ない分、マイルド法が採卵できない確率は高くなります。しかしその割合は個人差が大きく、何%とは言えません。AMHは採卵数に影響します。マイルド法のメリットは、卵巣に対してのストレスが少なくなります。デメリットは採卵数が少ない傾向にがあります。マイルド法の場合にはその周期にも移植できる可能性が高くなりますが、胚盤胞の場合には凍結した方が妊娠率が10%程度高くなります。したがって胚盤胞の場合には全胚凍結して次周期の胚移植をお勧めしています。